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直木賞作家・小川哲によるベストセラー小説『君のクイズ』が2026年に実写映画化決定。伊坂幸太郎氏や佐久間宣行氏も絶賛した”ゼロ文字正答”の謎に迫るミステリー

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ワーナーブラザースジャパン合同会社は10月21日、直木賞作家・小川哲によるベストセラー小説『君のクイズ』を実写映画化する発表した。監督を務めるのは『ハケンアニメ!』『沈黙の艦隊』を手掛ける吉野耕平。情報公開にあわせて特報映像やファーストルックビジュアル、原作者と監督によるコメントなども公開された。

原作『君のクイズ』は、直木賞作家・小川哲によるミステリー小説。賞金1000万円を賭けて戦う生放送クイズ番組“Q‐1グランプリ”の決勝戦、主人公・三島と争う対戦者・本庄絆は1文字も問題文が読まれてない中で早押しをして正解、優勝を果たした。なぜ彼は正答できたのか、三島は真相を解明しようと彼について調べ始める。

“クイズ”という日常的なゲームを題材にしながらも、想像を超える緻密かつスリリングな展開で評価された本作は、その後、第76回日本推理作家協会賞も受賞。記事執筆時点で26万部を超えるベストセラーとなっている。

映画の公開は2026年を予定。キャスト、スタッフ、公開日などは依然としてベールに包まれたままとなっている。

【原作者 小川 哲コメント】
「早押しクイズ」って、問題も文章だし解答も文章だし、実はとても小説と相性がいいのではないか――
という仮説から始まった作品が、こうして映像化されることになって、原作者としても非常にワクワクしております。
クイズと小説は相性がいいとはいえ、文章に移し替えることでいくつかの要素を表現しきれないのもまた事実です。解答者の表情や息遣い、ボタンを押したあとの緊張感、体の動きや細かな仕草、そしてピンポンの音。
吉野監督の手によって、原作で伝えきれなかったクイズの魅力がみなさまの元へ届けられることを、今からとても楽しみにしております。

【監督 吉野 耕平コメント】
クイズという宇宙を、言葉だけで極上のエンターテインメント小説に変換してしまった唯一無二の作品『君のクイズ』。そのあまりの面白さに、気がつけば読んだ直後に映像化への挑戦を決めてしまっていました。今思えば、もう少し立ち止まって考えてからでも良かったのかもしれません。果たしてこの小説の面白さを音と映像に再変換できるのか…?その映画化という史上最大の難問に挑むことになってしまいましたので。いくつかの幸運と無数の出会いに支えられてたどり着いた、映画『君のクイズ』。自分たちなりの一つの解答を世に送り出せる日が今から楽しみです。



以下、プレスリリースの全文を掲載しています


エンタメの常識を覆す令和最大の【Q】が、劇場で明かされる
映画 君のクイズ
各界が絶賛した小川哲のベストセラー小説『君のクイズ』が
『ハケンアニメ!』『沈黙の艦隊』シリーズの吉野耕平で実写映画化!
26年に映画公開決定!超特報映像&ファーストルック解禁!

『ゲームの王国』で第31回山本周五郎賞、『地図と拳」で第168回直木賞を受賞した作家・小川哲が、2022年に発表した小説『君のクイズ』
“クイズ”という日常的なゲームを題材にしながらも、想像を超える緻密かつスリリングな展開で、各界から絶賛を浴びた本作は、その後、第76回日本推理作家協会賞も受賞。作家・伊坂幸太郎は「面白すぎる!!こんなに興奮する謎に出会ったのは久しぶりで、ミステリーとしても最高」と発表直後から賞賛し、また、テレビプロデューサーの佐久間宣行は「一度本を開いたら、もう終わり」と本作帯へコメントを寄せるなど、10月21日現在、26万部を超えるベストセラーとなっている。
人間の脳はいかにして“答え”にたどり着くのか。たった一問のクイズが導く、驚愕の“真実”と“人生”。クイズという枠を超えた、知的エンターテインメントの傑作が、ついに映画という“舞台”に姿を変え、2026年全国公開が決定した!

物語の始まりは、賞金1000万円を賭けて戦う生放送クイズ番組“Q‐1グランプリ”。世間が注目する1対1の早押しクイズ決勝戦、その最終問題で事件は起こる。張り詰めた空気の中、主人公・三島と争う対戦者・本庄絆は1文字も問題文が読まれてない中で早押しをしてなんと正解に導いてしまう。

どんなクイズであれ、問題文が0文字の状態で答えることは
不可能なはず――なぜ、彼は正解できたのか?
観るものすべてが“クイズの参加者”となる、令和最大のQが、いま劇場で明かされる

直木賞作家・小川哲によるベストセラー小説『君のクイズ』が2026年に実写映画化決定。伊坂幸太郎氏や佐久間宣行氏も絶賛した一作_001

監督を務めるのは、『ハケンアニメ!』や、現在公開中の『沈黙の艦隊~北極海大海戦~』を手掛ける吉野耕平。『沈黙の艦隊』シリーズ全体の演出も担っている。
このたび解禁となった超特報とファーストルック映像は、本作のまさに根幹を成す謎―「クイズ番組の優勝者は、なぜ問題を一文字も聞かずに正解できたのか?」を提示するコンセプチュアルな内容となっている。映り込む男の背中、突如押されるボタン。さまざまなシーンがフラッシュで映し出される中、“これは全国民へのクイズ”というメッセージが浮かび上がる。観るものすべてが“クイズの参加者”となる体感型映画『君のクイズ』。キャスト、スタッフ、公開日などは依然としてベールに包まれたまま。
今後の情報解禁に、ぜひご注目いただきたい。

【原作者 小川 哲コメント】
「早押しクイズ」って、問題も文章だし解答も文章だし、実はとても小説と相性がいいのではないか――
という仮説から始まった作品が、こうして映像化されることになって、原作者としても非常にワクワクしております。
クイズと小説は相性がいいとはいえ、文章に移し替えることでいくつかの要素を表現しきれないのもまた事実です。解答者の表情や息遣い、ボタンを押したあとの緊張感、体の動きや細かな仕草、そしてピンポンの音。
吉野監督の手によって、原作で伝えきれなかったクイズの魅力がみなさまの元へ届けられることを、今からとても楽しみにしております。

【監督 吉野 耕平コメント】
クイズという宇宙を、言葉だけで極上のエンターテインメント小説に変換してしまった唯一無二の作品『君のクイズ』。そのあまりの面白さに、気がつけば読んだ直後に映像化への挑戦を決めてしまっていました。今思えば、もう少し立ち止まって考えてからでも良かったのかもしれません。果たしてこの小説の面白さを音と映像に再変換できるのか…?その映画化という史上最大の難問に挑むことになってしまいましたので。いくつかの幸運と無数の出会いに支えられてたどり着いた、映画『君のクイズ』。自分たちなりの一つの解答を世に送り出せる日が今から楽しみです。

【作品情報】
◇原作:小川哲『君のクイズ』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
◇監督:吉野耕平
◇配給:ワーナー・ブラザース映画
◇公式サイト:yourownquiz-movie.jp
◇公式X:yourownquiz_movie
◇©表記:©2026 映画『君のクイズ』製作委員会

2026年?月 全国ロードショー

 

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