4月24日、OpenAIは、推論や自律的なコーディング能力を大幅に引き上げた新モデル「GPT-5.5」および「GPT-5.5 Pro」を発表した。ChatGPTおよびCodexの有料プランへ向けて提供を開始している。
本モデルは、従来のものより直感的に扱えるほか、指示されたタスクを完遂するためにAI自身が複数のツールを使い分ける能力に長けているという。
事務作業やデータ分析などのデスクワークにおいては、情報の調査から表計算、資料作成までを一連の作業として実行可能だ。画面上の情報をもとにクリックや入力を行い、アプリケーション間を移動しながら作業を進めていく自律性も備えている。

ホワイトカラー業務の適性を測る評価「GDPval」では84.9%を記録し、実際のPC環境を操作する「OSWorld-Verified」においても競合他社の最新モデルと並ぶ水準を示した。

AIエージェントによるソフトウェア開発の分野でも進化を遂げており、自律的なコーディングやデバッグを進める能力が強化された。コマンドライン上の複雑な作業を評価する「Terminal-Bench 2.0」では82.7%を記録している。

科学・技術研究の分野においても、単なる質疑応答にとどまらず、仮説の検証から結果の解釈、次の実験の提案までの一連のプロセスを粘り強く支援する。数学における新たな証明の発見に関与するなど、専門的な知見が必要な領域での活用も始まっている。
APIでの提供も近日中に予定されており、料金は100万入力トークンあたり5ドル、100万出力トークンあたり30ドルに設定されている。
Introducing GPT-5.5
— OpenAI (@OpenAI) April 23, 2026
A new class of intelligence for real work and powering agents, built to understand complex goals, use tools, check its work, and carry more tasks through to completion. It marks a new way of getting computer work done.
Now available in ChatGPT and Codex. pic.twitter.com/rPLTk99ZH5
