4月28日、ArenaNetはオンラインRPG『Guild Wars Reforged(ギルドウォーズ リフォージド)』のモバイル版を今夏にリリースすることを発表した。
初代『Guild Wars』の21周年を記念して、記事執筆時点ではGoogle PlayストアにてAndroid版の事前登録が開始されている。近日中にApple App Storeでの事前登録も開始される予定だ。
本作は、2025年12月にPCやSteam Deck向けにリリースされた同名タイトルを、モバイル向けにタッチ操作やUIを最適化したオンラインゲームだ。 モバイル版プレイヤーはPCやSteam Deck版と同じゲームサーバーを共有するため、プラットフォームの垣根を越えてフレンドやギルドメンバーと遊ぶことができる。
また、既存のArenaNetアカウントを持つプレイヤーは、モバイル端末からログインするだけで進行状況を共有でき、追加費用や広告、制限なしでプレイ可能だ。
モバイル版からの新規プレイヤーは、「広告付きクライアント」としてゲームの一部を無料でダウンロードできる。この無料プレイ枠では、最初のキャンペーンである「Prophecies(プロフェシーズ)」の全体にアクセスできる。

本作は、2005年にリリースされ世界的な大ヒットを記録したオンラインRPG『Guild Wars』を、現代の環境に合わせて最適化・再構築したタイトルだ。
街や拠点でほかのプレイヤーと交流やパーティ結成を行い、戦闘エリアには自分のパーティ(またはNPCの傭兵)のみで挑む「CORPG」【※】という仕様を採用している。
プレイヤーは数百種類のスキルから8つだけを選んで戦いに挑み、トレーディングカードゲームのデッキ構築のような戦略性の高いバトルシステムが特徴となっている。
※「Competitive/Cooperative Online Role-Playing Game」の略称
オンライン上のゲーム世界で育成したキャラクターを使い、他のプレイヤーと協力・対戦するスタイルのRPG。MMORPGのような大規模な共有空間ではなく、プレイヤー同士がパーティーを組んで探索するインスタンスエリアがゲームの基本単位となっている点が特徴となる。

本作の舞台となるのは、魔法と剣が存在するファンタジー世界「ティリア(Tyria)」だ。かつて人間たちの王国「アスカロン」を魔法で壊滅状態に追いやった猫科の獣人種族「チャール(Charr)」をはじめ、鳥人のような「テング(Tengu)」、誇り高き「ケンタウロス」などが敵対勢力やNPCとして登場し、重厚な戦乱の歴史が描かれる。
初代『Guild Wars』はArenaNetが開発を担当、NCSoftがパブリッシャーを務めたオンラインゲームシリーズで、月額課金制が主流だったオンラインゲーム業界において、「パッケージ(キャンペーン)買い切り制で月額無料」というビジネスモデルを提示し、欧米を中心に爆発的な人気を誇った。
初代『Guild Wars』は日本ではエヌ・シー・ジャパンによって2006年から2015年まで運営されていた。が、『Guild Wars Reforged』においても日本語のインターフェースに対応している。

なお、2012年には続編の『Guild Wars 2』がサービス開始。前作のインスタンス(MO)型から広大でシームレスな「オープンワールドMMORPG」へと進化を遂げ、人間だけでなく、前作で強敵だった「チャール」や、天才的な頭脳を持つ小柄な「アスラ」、雪国に住む屈強な巨人族「ノルン」、植物から生まれた「シルヴァリ」の計5種族からプレイアブルキャラクターが選択できるようになった。
オンラインゲームながら、時間経過やプレイヤーの行動で物語が変化する仕様が好評を博し、現在も拡張パックがリリースされ続けているMMOのひとつである。
Guild Wars Reforged hits mobile devices this summer with a new, mobile‑optimized UI and controls. Preregister to get notified at launch. Already playing with an ArenaNet account? You'll be able to log in on mobile and play cross‑platform. https://t.co/pWZbZuT6KE pic.twitter.com/x03QNFo4mf
— Guild Wars (@GuildWars) April 28, 2026
『Guild Wars Reforged』のモバイル版は今夏にリリースされる予定。すでにPC(Steam)とSteam Deck向けには配信中だ。公式サイトより、各取り扱いサイトも閲覧できる。
