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『GTA6』の音楽アルバムが11月19日に発売バイスシティやレオニダ州のエネルギーを凝縮した34曲を収録。カトパコ、PinkPantheress、Fred again..、Etienne de Crécy参加の楽曲「Sexy Magic」が先行リリース

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Rockstar Gamesは9月17日、『グランド・セフト・オートVI』(以下、GTA6)の楽曲を収録した公式アルバム「Grand Theft Auto VI: The Album」を11月19日に発売すると発表した。海外向けの公式サイトではすでに予約を開始しており、日本への発送にも対応しているようだ。

このアルバムでは、ジャンルを超越したアーティストの面々からなる34曲のオリジナルトラックを収録。ゲームの舞台となるバイスシティやレオニダ州の熱狂的なエネルギーを凝縮した楽曲が集まっているという。

『GTA6』は、11月19日にPS5、Xbox Series X|Sでの発売を予定している『グランド・セフト・オート』シリーズの最新作だ。

8月28日にはゲームの詳細を伝える映像が公開され、戦闘シーンやストーリー、さらにプロレスや銀行強盗といったゲーム内で遊べるアクティビティの模様も判明している。

またこの映像はNetflixで先行して独占配信されたのち、YouTubeでも公開。記事執筆時点では、YouTube版だけで2700万回以上の再生数を記録している。

あわせて9月17日に先行リリースとして「Sexy Magic (Grand Theft Auto VI: The Album)」が配信開始された。同楽曲には、CA7RIEL & Paco Amoroso、PinkPantheress、Fred again..、Etienne de Crécyが参加している。アーティストについてはそれぞれ記事末尾に紹介を記載しているので、あわせてチェックしてほしい。

Paco Amorosoの掠れたスペイン語のカウント「Uno, Dos, Tres, Cuatro!」から始まる本楽曲は、まさに現代のバイスシティでのドライブにピッタリな、享楽の中に夕暮れ時のようなさみしさや未練が漂うダンストラック。

リリックでカステジャーノ(アルゼンチン訛りのスペイン語)と英語を行き来する本楽曲は、キューバ系・中南米系の住民が多いマイアミをモデルとしたバイスシティならではの楽曲だろう。また、男女ボーカルの享楽的なサウンドはジェイソンとルシアのボニー&クライド的な関係性とも響きあう。

これ以外にも、各所に『GTA6』らしさが散りばめられている。「Got a couple five stars on my team, please(私のチームには★5がついてる)」は手配度を彷彿とさせるほか、女性主人公としてルシアが登場する本作らしく「Could you dance with a girl like me?(私みたいな女の子と踊ってみる?)」などPinkPantheressのボーカルは女性視点で描かれる。

『GTA』といえば、車やドライブは欠かせない要素のひとつ。本楽曲でも「if you really wanna Drive in an automatic ‘Cause it feels like sexy magic(もし君が本気で、オートマに任せて走りたいなら だってそれはまるでセクシー・マジックみたいだから)」と、「オートマ」と身を委ねることを掛け合わせたようにセクシーに歌い上げられる。『GTA』のサウンドトラックだからこそ、“automatic”は自動小銃との掛詞とも読めるだろう。

また、Paco Amorosoのパート「Se terminó el veneno(あの毒から抜け出せた)」の“veneno”はランボルギーニのハイパーカー「ランボルギーニ・ヴェネーノ」と掛け合わせているのかもしれない。ファンの間で無類の乗り物好きとして知られるPaco Amorosoらしいリリックだ。

Ca7riel & Paco Amoroso

アルゼンチン出身のポップデュオ。実験的トラップ/ヒップホップ/エレクトロニック/ポップを横断するサウンドが特徴。Ca7rielとPaco Amorosoは6歳のときに出会った幼馴染で、苗字(Guerreiro と Guerriero)が似ていたため教師に「ふたりは兄弟なの?」と勘違いされ、初対面にも関わらず口裏をあわせて頷いたといういたずらっ子のような運命をきっかけに、現在のキャリアまで繋がる絆を手に入れた。

2024年10月に出演したTiny Desk Concertにてオーガニックでスキルフルなサウンドと鮮烈でセクシーなキャラクターで5500万回を超える再生を記録、2025年のフジロックにも出演した。

Tiny Desk Concert後のインポスター症候群を歌うEP『PAPOTA』を経て、新アルバム『TOP OF THE HILLS』の発売を目前に控えたタイミングで突如、活動休止を発表。その後2026年3月には狂乱の1年間の内省を詰め込んだアルバム『FREE SPIRITS』をリリース、King Gnuのメンバー伊勢喜遊と新井和輝とともに「FIRST TAKE」にも出演している。2026年10月には東京・大阪の2都市で単独公演を予定している。

なお、Fred again..とのコラボレーションは、2025年の「Beto’s Horns」、Fred again..のアルバム『USB002』の「Piccolo」、そして先述の『FREE SPIRITS』収録の「Lo Quiero Ya!」に次いで4曲目となる。Fred again..はCa7riel & Paco Amorosoを「なにをするかわからない。ポケモンみたい」、Ca7riel & Paco AmorosoはFred again..を「超オタクで、音楽を作るデカいパソコンをたくさん持ってる」とそれぞれ好意的に評しているようだ。

PinkPantheress

イギリスのシンガー・プロデューサー。2021年にTikTokでブレイクして以降、洗練されたポップ志向とDIY的な実験性のあいだを巧みに行き来する。ドラムンベースやガラージの香りを漂わせた2分に満たない楽曲、ベッドルームでボーカルを録音していたことに起因する囁き声のような歌声が特徴で、彼女特有の中毒性を持っている。

また、赤チェックを基調としたファッションと茶髪のロングヘアというアイコニックなスタイルも魅力のひとつで、ミームにも度々素材として使われる。Y2K/2000年代初頭のUKガラージを現代の質感で甦らせる音楽的な感性と、スリックで同時代的なビジュアルにどこか野暮ったい懐かしさを忍ばせるさじ加減の妙が、PinkPantheressを唯一の存在にしている。

Fred again..

イギリスのプロデューサー/シンガー/DJ。先述のCa7riel & Paco AmorosoとはTwitchの配信をしながら新曲を作り上げたり、おそらく手動で承認しているInstagramの「鍵垢」を持っていたりと、アティチュードや楽曲制作に私的な体温を持ち込むことが唯一無二の特徴。「Actual Life」シリーズは、見知らぬ誰かや彼の友人の声の断片が、多幸感あふれるハウスのグルーヴの上でそのまま歌になっていく“共同制作の日記”のような手法でつくられた。

また、彼はリリース形態の実験性の高さでもたびたび話題となる。直近では2025年10月から毎週金曜に新曲を落とす連作企画「USB002」を、10都市を巡るツアー、そして年明けのニューヨーク・ロンドンでのレジデンシーと連動させて展開。その後ツアー終了後に108時間(=約4日半)という脅威の長さで、2025年10月3日から2026年2月27日までの全21公演、そのすべてのセットを丸ごと収めた動画を投稿。

その後さらに「USB002」にまつわる写真・動画・スローモーション映像・ポスターなどの素材をDropboxで無料公開。Boris Acketによる大型ファブリック・インスタレーションのイメージなども含むこのフォルダ群は単なるファン向け素材集ではなく、クリエイティブチームがUSB002を作るのに実際に使っていた「作業中のDropboxファイルそのもの」とのことだ。

Etienne de Crécy

フランスのDJ/プロデューサー。1969年生まれで、今回の4組のなかでは唯一のベテラン枠。ディスコやファンクのレコードをサンプリングし、フィルターで音を揺らしながらハウスに仕立てる1990年代の「フレンチ・ハウス」を築いた立役者のひとりで、この並びにおける源流に位置する存在といえるだろう。

2000年の『Tempovision』では、当時としては珍しい3DCGのミュージックビデオを弟ジョフロワ・ド・クレシーが手がけ話題になった。ライブでは、巨大なキューブ状のLEDステージを組み光と音を同期させる「Beats’N’Cubes」の演出が印象的だ。近年は歌モノやエレクトロポップへも作風を広げ、2018年の『B.E.D』や、多彩なゲストを迎えた2025年の『Warm Up』で、ベテランらしい円熟を見せている。

編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera
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3D酔いに全敗の神奈川生まれ99’s。好きなゲームは『ベヨネッタ』『ロリポップチェーンソー』『RUINER』。好きな酔い止めはアネロンニスキャップとNAVAMET。
Twitter:@d0ntcry4nym0re

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