あなたは「麻雀（マージャン）」をどれくらい知っているだろうか。
よく知り、よく遊んでいる人もいれば、まったく知らない人もいるだろう。
筆者は、その中間にあたる。「麻雀ゲームをちょっと触ったり、麻雀漫画を読んだりしたことはあり、雰囲気だけちょっとわかる」くらいの人間だ。
持っている麻雀知識は、「同じ柄で数字が同じやつか連続する牌を集めたらいいんでしょ」「ポンとかチーとかあるんでしょ」「負けたら服を脱ぐんでしょ」「血液を賭けて戦うんでしょ」くらい。これくらいの人は多いと思う。最後のふたつは偏った知識の可能性があるが。
ここで、麻雀に詳しい人はもちろんだが、筆者のような「雰囲気だけちょっとわかる勢」や、「まったく知らない勢」にたいへんおすすめの麻雀ゲームがあるので紹介させてほしい。
『麻雀一番街』という、基本無料のオンライン麻雀ゲームだ。スマートフォンでもPCでも遊べる。
なぜおすすめかと言うと、
こうだから！
そして、
こうだから！
これはいったいなんのゲームなんだ？ これが本当に麻雀ゲーム紹介記事の導入なのか？
※この記事は『麻雀一番街』の魅力をもっと知ってもらいたいLANCELOT TECH LTDさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
魅力その1：バリエーションとギャップがありすぎる魅力的なキャラクターたち。多い！かわいい！えっ、コラボキャラもそんなにいるの！？
本作にはさまざまな魅力があるが、もっともわかりやすい面を取り上げると「美少女がたくさん登場して戦う麻雀ゲーム」ということである。
特に、メインヒロインがかわいいので、まずはそれを紹介しよう。
こちら。最初から使用可能であり、ストーリーでも真っ先に出てきてキャプテン（プレイヤー）と親しくなる、一色 清美（いっしき せいび）だ。
ひとことで言えば、「ポジティブ＆アクティブな麻雀初心者」。麻雀に詳しくない筆者のようなプレイヤーにとっては、もっとも感情移入しやすいキャラだ。
つねに元気で明るく、裏表のないわかりやすい性格。素直すぎて気持ちが顔にすぐ出るので駆け引きには弱いが、持ち前の人柄と積極性のおかげで対戦機会には恵まれており、今後の成長が期待される。
かわいい。ご飯いっぱい食べてくれそう。筆者は元気で明るい子にご飯をいっぱい食べさせることが世界平和の次に好きである。
清美をはじめ、本作はかわいい美少女が盛りだくさんなのだが、じつはしっかりしたストーリーがある。
舞台は、麻雀が盛んな新興都市「天和市」。プロ麻雀リーグがあり、多くの学校にも麻雀部がある。
何年かぶりに天和市に帰ってきた主人公は、すっかり麻雀弱小校になってしまった母校・雀ヶ丘学園で、麻雀初心者でありながら誰よりも麻雀を楽しむ一色 清美、そしてかつての後輩だった犬飼 陽菜（いぬかい ひな）と出会い……
という感じ。
というわけで、後輩＆幼馴染枠の犬飼 陽菜というキャラもいるぞ！
主人公の「あー……面倒なやつから電話が来た」というセリフから、陽菜が主人公のことを慕っていそうなことや、なんだかんだで仲がよさそうなことがうかがえる。
後輩キャラだし、「犬飼」だし、おそらくご主人大好きな小型犬のような……
……！？
大型犬すぎない！？
「せ～んぱ～い！」って言いながら駆け寄ってきていい見た目じゃないだろ！ 破壊力がありすぎる！
そしてなんと、陽菜はいま雀ヶ丘学園の理事長を務めているらしい。さらに、元麻雀部なだけのことはあり、麻雀の腕も確かなようだ。
すなわち、陽菜は「主人公大好きな後輩 兼 学園の敏腕理事長 兼 凄腕雀士」の眼鏡グラマラス大型犬である。要素が多すぎて犬どころか「癖」のケルベロスになっている。
本作のプレイアブルキャラクターの数は、じつに60人以上。
メインヒロインの清美や「癖」のケルベロスである陽菜はもちろんのこと、ほかにも多種多様で魅力的なキャラがいる。
たとえば……
エラ。映画スターで、謎のペット「ドラコ丸」を連れている。
得意ジャンルはカンフーアクションで、「ジャック・リー」という往年の名優に憧れているらしい。鍛え上げられた胸筋、腹筋、そして太ももが光る。ずっと見ていたい。
メニヤ。プロフィールによると、ご覧の通りアパレル店員なのだが、じつはその正体は深瀬財団という組織のスパイらしい。
……なにもご覧の通りではないだろ！ こんな主張の強いアパレル店員がいてたまるか！ 胸と太ももに自信がないと着られない服すぎる！ アパレル店員かスパイかと聞かれたらスパイ1択すぎる！ アパレル店員かスパイか痴女かと聞かれたら痴女1択すぎる！
筆者の個人的なイチオシ、チェヒョリン。職業はバーテンダー。
あまりにも身体がむちむちすぎる。シェーカーを振ると「シャカシャカ」より先に「ムチムチ」が聞こえてきそうなほどむちむちすぎる。むちむちすぎて胸と太ももの谷間が麻雀並みに奥深い。麻雀の擬人化か？
そしてお腹の赤い紋章はなんなんだと問いたい。赤ドラか？ やっぱり麻雀の擬人化じゃん！
ちなみに、これらの立ち絵はLive2Dによって動いたり揺れたりする。
さらに、対局時には「和了（あがり）」演出もある。たとえばチェヒョリンだと、
こんな感じ。
カクテルをグラスで差し出し、シェーカーに残った数滴をなぜか胸元に垂らしながらアガる。飲ませろ！ グラスじゃないほうを飲ませろ！
さらに、コラボキャラが豊富にいるのも本作の特徴のひとつ。
たとえば、2025年12月12日から（期間は2026年1月10日まで）は、アニメ『五等分の花嫁』とのコラボが開催される。一花、二乃、三玖、四葉、五月ら「中野五姉妹」がゲーム内に登場。
今回のコラボにあわせて撮り下ろしボイスも多数収録。ツモ時アガリ時など、五つ子たちのさまざまな反応を楽しめる。
アニメ同様、五つ子たちを演じるのは、花澤香菜さん（一花）、竹達彩奈さん（二乃）、伊藤美来さん（三玖）、佐倉綾音さん（四葉）、水瀬いのり（五月）さんたち。中野家五姉妹の魅力を存分に満喫できるコラボになっている。
魅力その2：目のやり場に困る「着せ替え」の数々。麻雀とは対戦相手の心をかき乱してこそ！
麻雀とは人と人の勝負であり、頭脳と精神力の戦いである。知識や技量はもちろんのこと、自身はヒートアップせずに相手の心だけをかき乱す心理戦も重要になる。
これすなわち……魅力的な衣装をまとうべしということ！ 肌を露出することにより、自身にこもる熱を逃がしつつ、相手の視覚と思考を奪うことこそ勝利への近道！
つまり、
こう！
こう！
そして、
こう！
なんだこのゲームは、とお思いになるかもしれないが、これもまた麻雀に勝つための戦略のひとつ。仮にあなたがこの3人に囲まれて対局することになったら、絶対に平常心ではいられないはずだ。そして、平常心でなくなった者から負けていくのが麻雀だ。
つまり、このゲームにおいて「着せ替え」を買うことは決していやらしいことではない！ むしろ麻雀を極めようとする純粋な攻略なのだ！
後ろ手に縛られ、どう見ても麻雀が打てない状態であっても！
後ろ手どころか全身が縛られて身動きが取れない状態であっても！
もはや雀卓を完全に離れて薔薇風呂に入り始めても！
これらはすべて麻雀に勝つための純粋な攻略！ どんな着せ替えを買っても「相手をかき乱して勝つためだから」の言い訳が通るゲーム、それが麻雀一番街！
ちなみに、陽菜の薔薇風呂着せ替え「真夜中ビューバス」は和了演出でお風呂から上がる。
えっ、「アガる」ってそういう意味！？ 天才か！？ もっとやって！ もっとアガるところ見せて！
なお、本作には「ロビーカスタマイズ」機能もあり、入手したキャラクターを自由に配置できる。2人同時表示もでき、着せ替え、拡大縮小、背景やBGMの変更も可能。
これでいつでも好きな雀士を好きな衣装で見放題！ やったね！ ここで魅力的な姿を見慣れておき、対局中に出てきたときに自分の心がかき乱されないようにしておこう！ これも麻雀に勝つための純粋な攻略！
魅力その3：麻雀初心者に対するガイド＆チュートリアルが超充実！
麻雀ゲームらしからぬ画像と文章が続いてしまったが、魅力的なキャラクターたちのおかげで、モチベーションが上がってきた！ 初心者だが、やってみるぞ！ 麻雀！
本作の麻雀は、遊べるモードやルールが非常に豊富。
大きく言うと、ランクマッチにあたる「段位戦」、特殊なルールでカジュアルに遊べる「娯楽戦」、友人などを呼んで遊べる「個室戦」がある。その中で、段位戦は「四人麻雀」「三人麻雀」に分かれていたり、娯楽戦は「怒涛の戦」「決闘十七歩」「16張」「清一色の試練」などがあったり、個室戦はオープンリーチや各種ローカルルールの有無を細かく設定できたりする。
筆者は初心者なので細かいところまでは理解が追いつかないが、この充実ぶりがすごいことはなんとなくわかる。そして「決闘十七歩」はハッキリわかる。これ、『賭博堕天録カイジ』の「17歩」……！ 僥倖……！ 『アカギ 』『天』とのコラボ実績があるからこその圧倒的再現……！
そして、充実しているのはモードやルールだけではない。
昨今は、多くの麻雀ゲームが新規層を取り込むべくガイドやチュートリアルを充実させているが、本作のそれはかなりすごい。実際に体験して感動した内容を紹介する。
まず、ゲーム開始時に、自分の麻雀に対する理解度を「新人です！」「少し知っている！」「上級者です！」から選べる。これに応じて、チュートリアルの量が変わる。
いまいち自信がないので、「新人です！」を選んだ。
メインヒロインの清美が麻雀初心者なので、清美と一緒に学ぶ形で、丁寧なチュートリアルが行われていく。
この時点で「わかりやすいなぁ」と感心したのだが、まあ正直、これくらいだったらほかの麻雀ゲームにもあるだろう。
本当にすごいのはここから。毎日少しずつ麻雀を楽しく学べる、「麻雀学院」の存在だ！
「麻雀学院」は、メインメニューの左側につねに表示されていて、いつでもアクセスできる。
ここには、クイズ形式で麻雀の基本を学べる「自主修行」や、AIとの模擬戦ができる「練習場」などがある。
個人的に、特に役立っているのが「自主修行」。
これのおかげで、あいまいだった麻雀の用語やルールの理解がものすごい勢いで進んでおり、とても楽しい。
自主修行の内容は、たとえばこんな感じ。
人とのコミュニケーションが顔と名前を一致させるのが第一歩であるように、麻雀は牌の絵柄と名前を一致させるのが第一歩なわけだが、これをランダムに出題されるクイズによって学ぶことができる。
正直、この手のものは教科書的に一覧で見せられても覚えられないのだが、これはゲームっぽくやれるし、正解すると1問ずつホメてくれるので、「学んでいる」という感覚なく学べる。
慣れてくると、こういう「和了訓練」の問題も。
もともと、麻雀の基本的な和了の形として「4メンツ1雀頭」という言葉は知っていたし、なんとなくわかっているつもりだったのだが、こうやって問題を出されると意外と時間がかかる。なかには「アガリ牌になる牌をすべて選んでください」という複数回答問題もあり、間違えてしまうことも多々。
ただ、間違えてしまっても特にペナルティはなく、むしろプレイすればするほど報酬がもらえるし次の訓練も解放されるので、やればやるほどお得。この手の初心者ガイド的なモードにちゃんと報酬があるのは、初心者視点で言うとかなりうれしい！
さらに、実際の対局（対人戦）をやり始めたあとも、親切な部分がある。
たとえば、筆者は初めての対局で『振聴（フリテン）』になり、「フリテンって、なんだったっけ？ 聞いたことはあるけど……」と困惑していた。すると……
対局後にすかさず、「フリテンになっていましたね！ フリテン解除について確認してみますか？（1分ほど）」と、用語説明への誘導が出てきたのだ！
なんと、実際の対局内容に応じて都度ガイドを出してくれる！ 超親切！ これならさっき経験したばかりのことだから、それが起きやすい状況とともにすぐ覚えられる！
正直、麻雀は細かいルールがめちゃくちゃ多いので、初心者が一度にすべてを覚えることは不可能だ。
本作はそれをわかったうえで、「クイズ形式＆報酬つき」や「実戦直後にその内容に合わせて」の学びを提供してくれるので、ものすごくありがたい。
魅力その4： 自分の動きをAIが分析・比較してくれる「AI牌譜解析」がすごい
本作のウリのひとつであり、おそらく筆者のような初心者のみならず、麻雀をやりこんでいる人からも評価が高いであろうシステムがある。
それが、AIが自分のプレイを細かく分析・比較してくれる「AI牌譜解析」だ！
前提として、本作ではプレイヤーの対局内容は基本的にすべて記録・保存されている。
「AI牌譜解析」を使えば、AIがその記録を分析・比較し、評価してくれるというわけだ。
実際にやってみよう。初対局をAI牌譜解析にかけてみた。
画面左側を見ると、AI評価は星2つと出ている。やはり4位になってしまっただけあって、評価は高くない。
そして、重要なのがその下。「総合AI一致率」は60.0%、「一致手」は51/85、「疑問手」は34/85と表示されている。
これはつまり、自分が打った全85手に関して「AIが打っていたらどうしていたか」というもの。この場合、AIでも同じ選択をしていたのが51手あり、AIなら違う選択をしていたのが34手あったということだ。
す、すごい……！ 初心者の対局をそんなに1手1手見てくれるなんて……！
そして、それをリプレイ映像で実際に確認することもできる！ 「ここであなたはこの牌を切りましたが、AIだったらこれを切っていました」みたいなことがぜんぶわかる！
これがとてつもなく勉強になる。AIの判断を見ることで、「そうか、こっちを切ってしまうと待てる牌の種類が……」とか「たしかに捨て牌を見ると確率的には……」とかいう気づきが得られるからだ。
しかも、自分がついさっきやったばかりの対局の話なので、「意味がわからない」「覚えていない」みたいなことが絶対にない。現実では、初心者の牌譜を上級者が一手一手「自分だったらこうしてたよ」と親切に解説してくれることはほぼないわけだが、AIならそれができてしまうのだ！ めちゃくちゃ寄り添ってくれる！ ありがとうAI先輩！
これを繰り返すことで、実戦ベースの知識やセオリーが着実に身についていく。
かわいくて、わかりやすくて、ついに麻雀を覚えられそう！
本作は、まず入口およびモチベーションの源泉としての「かわいさ」があり、そのうえで「クイズ形式の学習」「実戦内容に合わせた座学」「AI牌譜解析」などによる、ユーザーのレベルや実力に寄り添った「わかりやすさ」がある。
この「かわいさ」×「わかりやすさ」こそが、今回プレイしてもっとも強く感じた本作の魅力！
いままで麻雀ゲームは何作か触ったことがあるものの、けっきょくずっと「なんか数字が連続するやつか同じやつをそろえればいいんでしょ」くらいのふわふわ理解から抜け出せずにいたのだが、今回ついに抜け出せてしまった。
まだ細かいルールや特殊な役はこれからだが、基本の理解は一気に進んだ。
少しずつだが、「段位戦」という本気の対人戦でも和了を作れるようになってきた。
ここからどんどん勝っていくぞ！ 勝利のための努力は怠らない！
そう、すべては勝利のため！
これは純粋に勝利のために買っているのであって、決していやらしい目的ではない！
『麻雀一番街』は、iOS、Android、Steamなどでプレイ可能！ さあ、いまこそ麻雀を始めよう！
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