2024年秋、約2万人のハンターが渋谷の街を歩き、その総距離が“地球7周分”に達したことでも話題を呼んだ『モンスターハンターNow』のリアルイベントが、カプコン創業の地・大阪に帰ってくる。
スコープリー・エクスプロアは、約2年ぶりとなるリアルイベント「モンスターハンターNowカーニバル 2026:大阪」を、11月14日と15日の2日間、大阪市のなんばエリアで開催する。チケットは9月3日午前9時より先着順で販売開始。
これに先立ち9月1日には、大阪にあるカプコン研究開発第2ビルでメディア向け発表会が実施されたのでレポートしよう。
「モンスターハンターNowカーニバル」は、2024年10月に東京・渋谷で初開催された、『モンスターハンターNow』としては初の大型リアルイベントだ。2日間で約2万人のハンターが参加し、その総歩行距離は地球7周分に相当したという。
第2回となる今回は舞台を大阪に移し、本作が掲げる「Get out and hunt together!(共に外へ出て狩りをしよう!)」というテーマをより色濃く体験できるイベントになる予定だ。

同イベントが目指すのは、単にゲームをプレイするだけの場ではない。大阪の街を歩き、現地に集まったハンター同士が交流し、イベント後も続く関係を築く──そんな体験を生み出すために、特別なゲーム内コンテンツなども用意される。
会場となるなんばエリアのうち、なんばパークス、心斎橋BIGSTEP、御堂筋といった指定エリアには、フォトスポットをはじめとするリアルイベントならではの体験が用意されている。
チケットは9月3日午前9時よりイベントサイトにて、抽選ではなく先着順で販売される。9月9日午後11時59分までの1週間は早期割引が適用され、1日券は3500円、2日券は4000円。通常価格はそれぞれ4000円と5000円だ。
イベントのさらなる詳細は、9月2日20時から放送される公式YouTube番組『Nowナビ』と、9月3日に公開されるイベント公式サイトで明らかにされる予定となっている。
また本イベントに先駆けて、11月7日と8日には、大阪の官民連携プロジェクト「御堂筋チャレンジ2026」への出展も決定。こちらではWeb体験版をクリアするとステッカーがもらえるほか、サンバイザーなどのノベルティも配布される予定だ。
デジタルのゲームだからこそ、リアルで集まる意味がある
発表会の冒頭に登壇したのは、スコープリー・エクスプロア 日本統括プレジデントの河合敬一氏。河合氏は今回の「モンスターハンターNowカーニバル 2026:大阪」について、大阪という土地の活気と、プレイヤー同士の交流の重要性を強調した。
河合氏いわく、『モンスターハンターNow』の特徴は、モンスターを狩るという共通の楽しみを入り口に、ハンターたちが訪れたことのない場所へ足を運び、新たな仲間と出会う──ゲームが現実世界の新たな体験へとつながっていく点にある。だからこそ、リアルイベントはその魅力を最も発揮できる場なのだという。

続いて登壇した『モンスターハンター』シリーズプロデューサーで、カプコン取締役専務執行役員最高製品責任者(CPO)の辻本良三氏は、カプコン創業の地である大阪で「モンスターハンターNowカーニバル」が開催されることを歓迎。
スコープリー・エクスプロアとともに、『モンスターハンターNow』の魅力を多くの人に届けるべく、カプコンとしても協力していきたいと語った。
ゲームは本来デジタルなメディアであり、なおかつ『モンスターハンターNow』は仲間との協力プレイを楽しむ作品でもある。だからこそリアルの場にハンターが集まることには大きな意味があり、そこで交流が深まればコミュニティはさらに盛り上がっていく──辻本氏はそんな期待を口にした。
「予定しているモンスターは喜んでもらえる」──気になる“サプライズ”の行方
河合氏と辻本氏の挨拶のあとには質疑応答が、発表会終了後には両者への囲み取材が行われた。ここからは、その内容をあわせて紹介したい。
『モンスターハンターNow』は今月でサービス開始から3周年を迎えるが、この3年の間には、運営体制がナイアンティックからスコープリー・エクスプロアへと移行する大きな変化があった。昨年リアルイベントが開催されなかったのは、この体制をしっかりと整えるためだったという。
辻本氏は前回のイベントに、どちらかといえばひとりのプレイヤーとして参加しており、ハンターたちがどんな遊び方をしているのかを現地で直接聞くことができたと振り返る。今回はカプコンもイベントの企画に加わって全面的に協力しているほか、大阪のCAPCOM STOREでも何か仕掛けたいと考えているそうだ。
前回のイベントといえば、リオレイア希少種(金レイア)とリオレウス希少種(銀レウス)の“金銀夫婦”が初登場したことも大きな話題となった。となれば、今回も何か用意されているのか気になるところだ。
これについて河合氏は「具体的に何かわかってしまうとサプライズにならないので、全体の体験として素晴らしいものになるように考えております」とコメント。すると、すかさず辻本氏が「でも、ぶっちゃけ今考えているというか、予定しているモンスターは喜んでもらえると思います」と、期待をあおるひと言を付け加えた。
なお前回は、素材がなかなかドロップしないという声も聞かれたが、河合氏は現在もイベント内容を鋭意デザイン中だとしたうえで、期待を裏切らないものにしたいと語っている。
「小っちゃい頃からの夢でした~!」かつみ♥さゆりの登場で、発表会は“お笑いライブ”に
ここまで比較的堅いムードで進んでいた発表会だが、スペシャルゲストとして人気夫婦漫才師・かつみ♥さゆりさんが登壇すると、会場の空気は一変。さながらお笑いライブのような盛り上がりを見せた。
「僕たちもいろいろなところでおしゃべりしますけども、この『モンスターハンターNow』の発表会でおしゃべりすることが、小っちゃい頃からの夢でした~!」。おなじみのセリフで記者たちの笑いを取ると、そこから怒濤のトークが繰り広げられた。
ふたりが身にまとっていたのは、カプコンカラーを意識したかなり派手な衣装。かつみさんは、発表会が盛り上がって熱くなることを見越して、衣装の背中部分を大胆にカットしてきたとアピールしていた。

トークの中では、さゆりさんがかつてパルコの地下で営んでいたラーメン店を、わずか2ヵ月で畳んだという話も飛び出した。あまりの期間の短さに「POPUPだったんですか?」と聞かれた際には「アップアップやったんです」と返したそうで、これまた会場は大きな笑いに包まれた。このあと、ふたりを交えたフォトセッションが行われ、発表会は幕を閉じた。
2年ぶりのリアルイベント復活を心待ちにしていたハンターは多いはずだ。繰り返しになるが、チケットは抽選ではなく先着順。確実に参加したい人は、早期割引が適用される9月9日までに押さえておくことをおすすめしたい。







