若菜ちゃんだけじゃない! 『AKIBA LOST』のヒロインはみんなクセつよなんだよなぁ!?
ここまで、若菜ちゃんの魅力をガッツリとお伝えしてきました。ここからもひたすら若菜ちゃんの話をしたいところなのですが、記事として『AKIBA LOST』がどんなゲームなのかも最低限お伝えしておく必要がありますので、そちらの話もさせていただきましょう。
さきほども軽くお伝えしましたが、本作は群像劇となっており、若菜ちゃんに負けず劣らずのクセつよで魅力的なキャラクターが登場します。
物語の主軸となる「アキバの神隠し」事件の真相を探るためにも、彼らとの交流は必要不可欠。若菜ちゃん推しとしても、彼女の親友の行方については、喉から手が出るほど知りたい!
ということで、若菜ちゃんとともに本作の物語を動かしていく、メインキャラクターたちを紹介していきましょう。
上昇志向のグイグイ地下アイドル・長門ここね
アイドルグループ「ベイビー☆マカロン」に所属するここねちゃん。上昇志向は高いものの、なかなか仕事に恵まれないという悲しき地下アイドルです。
ですが、彼女のプロ意識は見上げたもの。可愛さを武器にあざとく営業スマイルを振りまく様子も、自分の夢と未来を真剣に考えているからこそ。
「理想のアイドル像」に真摯に向き合い、ファンの事を考え、夢をかなえるために自分を磨くここねちゃんは、いつでも完璧なスマイルでライブに出演するのです。えらすぎる!
キラキラにも努力が必要なんだよ!! と分からせてくれるところがグッと胸に来ます。
若菜ちゃんとは違う方向でメンタルの強さを見せつけてくれる彼女。
同い年のヒロインたちを“女子会”に誘い、仲良くキャッキャするかと思いきや「コラボしなーい?」と抜け目なく仕事の話を始めるんですよね! めっちゃガッツクやん!
若菜ちゃんは意外と仕事で忙しく、それがここねちゃんからすると「羨ましい」と感じる面があるようです。微妙にライバル視されてる気がするな?
バディ:祝部武蔵(アイドルプロデューサー)
彼女の相棒は熟年のアイドルプロデューサー・祝部氏です。空回りが多く、パワフルで身振り手振りも大げさ。大言壮語でいまいち頼りないんだよなぁ。
アイドルとプロデューサーで二人三脚するはずが、頼りない祝部Pにここねちゃんも「大丈夫かなこの人」と不安感マシマシ状態。だからここねちゃんとしては余計に「自分が何とかせねば」と考えちゃうんだろうな……と、なんだか身につまされるような気持ちになってしまいます。
特に祝部氏は「ザギンでシースー」のようなキテレツ業界用語&ナウな死語を織り交ぜて喋るので、ここねちゃんとしては「何言ってるのかさっぱりわからん」状態になること多し。
や、やめてくれオジサン、若者にチョベリグとかいうんじゃないーッ!
この「今と昔」が食い違う部分も悲しいけど笑っちゃうところ。オジサン側の人間としては胸が痛い!
おっとり系ゲーミング巫女・神保千尋
幼い頃のある体験により、秋葉原という街に救われたと信じる千尋さん。アキバへ恩返しするべく巫女のバイトを選び、日々神に感謝をかかしません。
巫女の仕事が好きだなんて、実に古風な……と感じさせてくる一方で、実はゲームが大得意という側面も持っています。しかも掛け持ちでデバッガーのバイトまでしてる! 巫女の衣装からデバッガーにチェンジして、コントローラーを操る姿は堂に入ったもの。
神秘的なイメージとのギャップに驚きつつ、「ゲームできるんじゃん!」と親近感が一気に湧くんですよね。シューティングゲームを楽々とこなす様子とか、強者感があってカッコイイです。
本稿の序盤で紹介した、ゲーム開発者主催の食事会では、現場で唯一「好きなもの」の話で若菜ちゃんと盛り上がれたという、オタク仲間的なポジションにいてくれるのも、千尋さんの魅力です。
バディ:香麦玲礼(ギャル)
彼女と同じく、巫女バイトの後輩・玲礼(れれ)。通称・れれぴは、見た目からもわかるようにゴリゴリの陽キャ……かと思いきや、意外とゲームも楽しむ系。ギャルらしい圧と行動力で、いつも元気に千尋さんをブン回すタイプ。
陽キャメンタルで迫ってくるれれぴに、最初は見てるこっちがビクビクしちゃいます。後輩の無邪気なごり押しに内心焦る千尋さんの心境に、激しく同意してしまう。
人付き合いが苦手な部分、オタクにもあるからね……すごくよくわかる。
ですが思った以上にれれぴの「先輩へのリスペクト」が高く、慣れるとクセになってきます。「なあんだ先輩想いのいい子じゃん」と気づくと、圧の強さも可愛く思えてくるから不思議。「圧つよっ」「かわいい」「圧つよっ」を繰り返すのが面白い。
ポロリ訛り女子のゲーム配信者・倉橋佑季美
「シロサワゲームズ」の2Dデザイナーとして勤務しつつ、実はゲーム配信者として二足の草鞋を履く佑季美ちゃん。興が乗ると徹夜で配信しちゃうらしい。
佑季美ちゃんは憧れのゲーム会社勤め、さらにゲーム配信までしてるという、個人的に羨ましさの極地みたいなところがあるんですよ……理想超人か? 髪のインナーカラー&ネコミミヘッドセットも良く似合っていて、アニメキャラみたいな雰囲気がキュート。
地方出身者ゆえ、高ぶると東北訛りが出ちゃうところも。おいおい訛り女子かよぉ~そんなん配信中にポロリされたらギュッときちゃうじゃん! 属性が多い!
主人公の新城と共に、事件のことで考え込みがちな佑季美ちゃん。せめて心を許せる友達とか出来ればいいのに……そう、若菜ちゃんとかね!(推しを押し付けていくスタイル)
バディ:藤林弾貴(配信者)
彼女には同じく配信者の「はじけしゃしょー」こと弾貴君が師匠として補佐します。
なんと登録者数500万人超! 名前通りにハジケた性格をしており、かなりクセつよ。今更ですが、このゲームのキャラクターはクセつよな人しか出てきません。
シリアスに悩む佑季美ちゃんを慰めたり、アドバイスしたりと優しい先輩。
最初、弾貴君が彼女の部屋にお邪魔した時は、「ゆきみん」という呼びかけの馴れ馴れしさに「おっとぉ、こやつ佑季美ちゃんを狙っておられるか?」と疑いの目でみちゃいました。
しかし鉄道用語を多用しながらひたすらハジケまくる彼のキテレツさに、疑惑は氷解。あーこれはただの変な先輩ですわ(様子がおかしいキャラだと逆に安心すること、ありますよね)。
登場&退場時のポーズが、アクが強くて毎回笑ってしまう。これが人気配信者のパワーか……。
ドカ食いグルメライター・黒須萌
アキバの『食』専門ライター。丸眼鏡と大きなキャスケットで愛嬌あふれるイメージ。
グルメライターらしく? 結構な大食漢。街を走り回るからお腹がすくのかも?
コミカルな雰囲気を醸し出している萌さんですが、その容姿に似合わぬゴツい四輪駆動車を乗り回します! こういうフィジカル強めな女性なのもギャップを感じてGJ。「ライターは足で稼ぐ」ってことですね、わかる!
さらに、モリモリ食べているところは非常に幸せそうで、見ているとこっちもお腹がすいてくるのです。ニコニコ顔でもっとお食べ……となる。ゲームのメシテロ大好きなんでねぇ!
若菜ちゃんと萌さんはなかなか出会えないのですが、物語が進むと会う機会があります。その時の萌さんは頼もしいお姉さんのような雰囲気で、若菜ちゃんを優しく見守ってくれるような慈愛を感じましたね……尊い。
バディ:西郷大空(探偵)
そんな活動的な彼女のバディは、探偵の西郷氏。ニヒルぶったコミカルな男性で、見た目は渋いが言動が芝居がかってて胡乱。都市伝説や陰謀論も大好きとか。
萌さんの仕事仲間ではありますが、あまり一緒に行動してくれない西郷氏。「実は口先だけです」感がするぞ~? 意味深な台詞でハードボイルドを気取りつつ、そっと出してくれるのはコーヒーではなく日本茶。なんで?
語彙がミリタリー用語に偏っているのも、単純に「なんかカッコいいプロ感」を出そうとしてるからに違いないぞ。多分萌さんも同じように思ってますよ絶対!(ド偏見)
安定の「変なヤツ」なので安心して見ていられます。このゲームに慣れてきたぞ。
ツンデレ妹メイド店長・新城葵
主人公・新城大輝の妹であり、秋葉原でメイドカフェの店長として働いている葵ちゃん。渋々『AKIBA LOST』メンバーに加わり、兄への厳しい態度を崩さないまま接します。
末妹ゆえに兄とはしばらく疎遠だったこともあり、「ツンデレ気質な妹」を体現する葵ちゃん。彼女にとって兄は「妹のこと忘れて仕事ばっかりしてる!」と見えていたので仕方ないです(わかる)。
葵ちゃんにとってメイドという仕事は、消えた家族を忘れないためでもあり、彼女が生きていることを信じたいからこそ続けたい。そんな気持ちを兄へぶつける様子が胸を打つ……!
兄の新城氏が葵ちゃんと話し合い、ゲームへかける心情を打ち明けるところは名場面だと思いますね! 葵ちゃんもやっと新城の気持ちをわかってゲームに参加してくれた(デレ)ので一安心。それでもなお残る不意打ちのツンはめちゃくちゃ可愛い。もっとツンをくれ!
シックなメイド衣装も、落ち着いた華やかさが似合っていてたまらんです。
ですがこの素敵なメイドルック、意外と見る機会が少ないのです。
……なぜかと言うと、彼女は冒頭で失踪してしまうから!! なんてこったーーッ!

しかし、失踪するからといって物語からいなくなるわけではないのが、群像劇のいいところ。そう、この葵ちゃんルートは、一人だけの脱出ゲームが始まる異色なルートとなっています。
バディもおらず孤軍奮闘するしかないので、非常に緊張感のあるプレイが楽しめるのです!
彼女の孤独な脱出劇を救えるのはプレイヤーだけだーっ!
色んな謎解きギミックもあるので、他ルートとはガラッと違う味わいが面白い。
悩めるゲームクリエイター・新城大輝
最後に紹介するのは、このゲームの主人公ポジションとなるゲームクリエイター・新城氏。もう若くもない体にムチ打ちながら、失踪事件の謎を解こうとアキバ中を駆け回ります。
そのゲーム制作者らしからぬイケメンっぷり(失礼)に、「こんなシュッとした主人公なら絶対イチャコラなルートがあるでしょ……」と思っていたのですが、なんとメイン6人の女性キャラクターとの恋愛要素はまったくなかった。これはすごい。
むしろ友人・高澤との激重感情のほうが目立つんだよな(※個人の感想です)。
彼の「ゲームクリエイター」としての立場は、6人の美少女たちに対してもブレません。
ゲームを作るという行為に「妹のため」「友人との約束」「自分の人生」と色々なものが付随するため、おいそれと放り出せない。こんな状態で「イチャイチャする」なんて浮ついた事ができるわけがない。そう思うと、かなりハードボイルドなイケメンですね。
しかし、いくら失踪事件の真相が気になるとはいえ、我らが若菜ちゃんまで容疑者として疑うのはギルティ! 許されませんよ!
バディ:高澤雅彦(ゲームプロデューサー)
そんな新城と二人で「シロサワゲームズ」を立ち上げた戦友ともいえる高澤氏。ゲーム制作に悩み、焦る新城を、公私ともに支える大事な親友。
悩む新城氏と駆けつけた高澤氏がビルの屋上に並び、ゲーム制作を続けるかどうかで語り合うシーン。彼らのこれまでの積み重ねを感じつつも、譲れないもののために衝突する様子は、どちらの気持ちも分かるからこそしんどい。それでも新城氏に「『AKIBA LOST』、成功させよう」と言い切れる高澤氏、親友だよなあ…と目頭が熱くなります。
これらの、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちがグルグルと物語を動かし、怒涛の展開を見せていくのが本作『AKIBA LOST』の面白さ。本稿ではひたすら若菜ちゃんメインで語ってますが(ネタバレ回避のためにも……な!)、プレイする際にはぜひ各キャラの動向に注目してくださいね!













