『NTE: Neverness to Everness(以下、『NTE』)』という素晴らしいゲームの話をさせてほしい。
なにが素晴らしいかというと、「かわいい女の子と様々なシチュエーションでデートを楽しめる」という点だ。
もちろん本作には、異能を使ったバトルや都市型オープンワールドの探索といった遊び要素が山ほどある。だが、手を繋いでの街の散策、映画館、ドライブ、ビーチバレー、そしてお家デートなど盛りだくさんのデート要素をみて、筆者は確信している。
本作の本質は、“デート”なのではないかと(※個人の見解です)。

そんな色んな女の子とデートしまくれる本作に登場する女の子は、日ごとに増えまくっている。9月末ごろには、占い師のお姉さん「クロバネ(声:能登麻美子さん)」がプレイアブルキャラクターとして期間限定ピックアップに実装された。
もちろん、彼女も絆を深めればデートのお相手となってくれる。
『NTE』といえば女性キャラクターの絆レベルが上昇した際に開放される専用衣装が目玉のひとつだが、クロバネさんはちょっぴり人見知りで、アニメと映画が好きな奥ゆかしい人物なのだという。要は、「内気なお姉さん」ということだ。
きっと、開放される衣装も奥ゆかしい、おしとやかなものだろう。
そうに違いない。
えっ
どっっっ
なにこの、倫理ガバガバぴっちりニット
本来、「ノースリーブ」とは肩口を涼やかに彩る軽快な意匠を指す言葉のはずだ。しかし、眼前に立つ彼女のそれは次元が違う。肩、背中、あろうことか柔らかな腹部までもを惜しげもなく月光のもとに晒している。機能性の追求か?否。晒されているのは人体の急所たる柔らかい肌ばかりであり、あまりにも無防備すぎる。ならば防寒か?論外。秋風が肌を刺すこの季節に、己の美学とフェティシズムにのみ殉じたとしか思えぬコーディネートだ。では、純粋なるオシャレか?然り……息を呑むほどに美しいのは認めよう。だが、一介のプレイヤーである私の視神経と理性には、刺激が強すぎるというものだ。何より恐ろしく、そして私の心を打ってやまないのは、全身の布面積をギリギリまで削ぎ落としておきながら、当の本人が一抹の羞恥も見せず、酷く澄ました顔で佇んでいるという温度差である。内気なお姉さんなのに。ああ、なのに── 人見知りで奥ゆかしいクロバネさんともあろうお方が、なぜ?なぜんで、ギャル雑誌モデル級の短パンと倫理ガバガバのニットをチョイスしたのか?
さて、クロバネさんはゲーム序盤からヘテロシティの「魔女の家」にいた占い師だ。黒を基調にした魔女風の衣装をまとう人物である。
アニメと映画オタク、人前にでるときは「クロウタドリ(カラス)」の姿で主人公の肩に乗りたいと言うほどに内気で、わりと人見知りなお姉さんだ。なのに、絆を深めると積極的な服装で登場する。このギャップ、たまんないですね。
本稿では、そんなクロバネさんとのデートコースを筆者が実際に回った記録をお届けしたい。
文/Tsushimahiro
編集/anymo
※この記事は『NTE: Neverness to Everness』の魅力をもっと知ってもらいたいHotta Studioさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
映画を観にきたのに、クロバネさんしか見えない
アニメ映画のペアチケットを購入し、わくわくしながら館内に入る。デートをとおして、すこしずつクロバネさんのことがわかりそうでドキドキしてくる。
さて、ここで問題があるとしたら、筆者が映画にぜんぜん集中できなかったことだ。
暗い館内。隣の席に倫理ガン無視ノースリーブお姉さんが鎮座しているのだから、仕方がない。
クロバネさんしか見えねぇよ。
画面では常に何かが起きているようなのだが、こちらの視線は横に固定されている。そんな筆者に対し、彼女は微笑みながらこう言った。
「見逃したシーンは、後で教えてさしあげますわ」
ああ、余裕。余裕かな。こちらが映画を観ていないことなど、完全に見抜かれている。
それでいて、咎めない。むしろフォローしてくれる。
内気で人見知りとは言いつつも、相手のことをわかったうえで一枚上手を行く。彼女の底知れない魅力の一端で、さっそくブン殴られた気分だ。

遊園地でデートを満喫。気球で見下ろし、トロッコで叫び、観覧車で夜景
デートといえば、やはり遊園地は外せない。まさに夢。たとえ隣にいるのが、太陽の下を歩かせるのは忍びない倫理ガバガバぴっちりニットお姉さんだとしてもだ。
Ver.1.4で追加された新エリア「プカランド」は、遊園地デートの夢を叶えてくれる遊園地エリアだ。さっそく、クロバネさんと一緒に向かってみる。
まず、歩いているだけで楽しい。
園内には観覧車やメリーゴーラウンドの灯りが並び、そのあいだをクロバネさんと手をつないで歩く。道行く人々も、それぞれ遊園地を楽しんでいるようだ。この楽しげなムードだけで、ひとつのアトラクションを楽しんでいるようなものだ。
とはいえ、目玉のアトラクションに乗らないのはもったいない。
ここは、どでかい気球「スカイバルーン」を選択する。クロバネさんと一緒に、遊園地全体を見下ろせるアトラクションだ。
最初にこれに乗っておくと、園内の全景が頭に入ってそのあとの動線が決めやすいし、デートの段取りとしても正しいはずだ(多分)。

結論から言うと、気球からの眺めは最高だった。
映画館と同じく景色はほとんど見ていないのだが、とにかく最高だった。
あらためて見ても、この背中のデザインは何を考えているのか。
何を見て、聞いて、感じて、考えて、何を研究したらここに至るのだろうか。
開発陣に、聞いてみたい。『NTE』の絆ファッションの「流儀」を。
そして夜は、もちろん観覧車。ゴンドラがゆっくりのぼっていき、プカランドの灯りが足元に広がっていく。遠くで花火が上がる。
ふと隣を見ると、クロバネさんがこちらを見つめていた。しっとりとした眼差しで。
映画館では、横顔に、気球では後姿に。デート中はいつだって、彼女の姿ばかり見ていた。
それなのに、いま筆者はつい夜景のほうを見てしまっている。
彼女の熱っぽい視線に、耐えられなかったのだ。
そんな視線、本当にずるい、ずるいよ……!!
おうちデート編。奇跡のふくらはぎ、江戸時代との邂逅
なんと『NTE』では、お家に女の子を招いて「お家デート」を楽しむこともできる。
「おうち時間」という名称にはなっているものの、要するに「クロバネさんが自室に来る」という神イベントだ。ああ、絆レベルを上げて本当に良かった。生きてて良かった。
映画や遊園地でお疲れだと思うので、まずはクロバネさんに休んでもらった。
控えめにいって、天使の寝顔である。
このおうちデートで発生する「居眠り」シーンでは、ぜひ彼女の「ふくらはぎ」に刮目いただきたい。彼女の「ふくらはぎ」には現代の叡智が凝縮されているからだ。
前方に広がります、床に投げ出されたふくらはぎ付近にご注目ください。接地面の圧力を受けた肉が僅かにたわみ、外側に位置する腓骨(ひこつ)近くのお肉が「ぷりっ」と押し出されているのがわかるでしょうか。自分の足の膝の外側を触って確かめてみてください。足を曲げると、腓骨(ひこつ)付近が動くのがおわかりいただけますでしょうか。その、「たわみ」を再現してしまっているのが、『NTE』ということなんです。
生きた肉体の生々しさがそこにはある。確実に──いる。開発陣のなかに、膝回り、そしてふくらはぎへの異常な執着を持つものがいる。
さらに、私の息の根を止めに来たのが「うなじ」だ。
かつての江戸時代、髪を結い上げた女性の後ろ姿から覗く「うなじ」に男たちが次々と狂わされ、時代を揺るがすほどのムーブメントが巻き起こったという。江戸の男たちの気持ち、今なら痛いほど……いや、死ぬほどに理解できる。
それから、クロバネさんが行えるアクションのなかで気になったのは「バランスボール」だ。
な……
なんちゅうことしてくれたんや……
床にごろりと横たわり、巨大な球体の上に脚を預けるというその姿勢。バランスボールで体幹を鍛えているだけ。そのはずなのに、なんでこんなに破壊力があるんでしょうかね。
色香がカンストした格好をしているというのに、無邪気に足をパタパタと動かすクロバネさん。ひとしきりストレッチしたあと、クロバネさんはソファで読書を楽しみはじめた。
今さらだけど、これってお家デートかな。
ただひたすら筆者が凝視しているだけなのでは?
部屋のなかで、クロバネさんが静かに読書に没頭している。絵画のように美しいその姿を舐め回すように眺めながら、私はふとその事実に気がついてしまった。クロバネさんを家に招いたのはいいものの、さっきから私は彼女のふくらはぎの筋肉と骨を分析したり、無防備なうなじを凝視したりしているだけなのだ。
これではデートというより、ただの「定点観測カメラ」では?
そうは思いつつも目を離せずクロバネさんを見つめていると、彼女がふとページをめくる手を止め、こちらへ顔を向けて声をかけてきた。
その瞬間、私のなかのパズルがカチリとはまった。
ああ、理解(わか)った。
これ「同棲」だ。
同じ空間にいて、それぞれが別のことをしていても全く不自然じゃない、この空気感。そして、ふと思い出したように交わされる言葉の温かさ。「同棲」だ。
生活の一部として彼女がそこにいる。『NTE』はデートシミュレーションでありながら、「同棲生活シミュレーター」でもあったということだ。
ありがとう、『NTE』。私はこれから、この部屋で彼女と一緒に生きていきます。
重厚な“魔女裁判”イベントストーリーも楽しめる
さて、ここまでがっつりデート&同棲の話しかしてこなかったが、クロバネさんには専用のストーリーも用意されている。
主人公たちは謎に満ちた「セントアルボ村」へ招かれ、魔女狩りが行われていることを知る。なんとこの村、住民が人狼形式で処刑されるという、ヤバすぎる因習がある。
作中で「マシュー・ホプキンス」の名が出てくるところから察するに、17世紀のイングランドに実在した自称「魔女狩り将軍」が元ネタとなっているエピソードであることがうかがえる。昨今では某世界救う系ゲームにも登場していたので、記憶にあたらしい。
『NTE』の世界では、彼がかつてこの村を焼き滅ぼした、という設定で語られている。ミステリー・人狼・魔女狩り、それらの事件をどのように解決に導くのか。クロバネさんとの旅路を、ぜひ楽しんでいただきたい。
『God knows…』のカバーも歌う話題のギター姉さん「明音凛(声:長谷川育美さん)」も実装
クロバネさんとのデートを満喫したところで、Ver.1.4にはもうひとり主役がいることを忘れてはいけない。
それが、後半アップデートの10月21日にプレイアブルキャラクーとして実装されるギター少女「明音凛(声:長谷川育美さん)」である。ユーザーからは「アカ姉」の愛称で親しまれているキャラクターだ。
そんな彼女がボーカルを務める作中のバンド「ネコトリ!!!!」が、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の劇中歌である『God knows…』のカバーを披露し、話題を呼んだ。
アカ姉の特徴として挙げられるのが、シティ散策中に「持ち歩いているギターをいつでも鳴らせる」というものだ。街中で彼女のライブを聴きながら歩くという、あらたなデートコースが増えるわけだ。
【God knows…(NTEカバーVer.)スペシャルムービー】
— NTE 公式 (@NTE_JP) October 15, 2026
God knows…(NTEカバーVer.)スペシャルムービー公開!とある伝説のバンドの物語は続いていく!
*God knows…(NTEカバーVer.)が10月21日より『NTE』Ver.1.4に実装!
God knows…(NTEカバーVer.)
作詞:畑 亜貴
作曲:神前 暁… pic.twitter.com/FlTqgszdRM
しかも、「アカ姉」はクロバネさんと戦闘面での相性が非常に良いとのこと。
クロバネさんはアカ姉に浸染強化を付与できるので、メインアタッカーとしての最適な編成ビルドは「明音凛+クロバネ+ハソール+光異能キャラ」となりそう。ハソールでクリティカルダメージを上げつつ、延滞時間を延長することができる。
ちなみに、クロバネさんを持っていなくとも、潯、早霧、ハニア、ダフォディール、リンコ、イロヒなどの汎用サポート・サブアタッカーとも相性がよさそうだ。
魔女の次は、元ハンターのギタリスト。デート相手に困らない『NTE』で、プレイヤーの理性がまたひとつ試されることになる。
映画館で隣を見ていた。遊園地で隣を歩いてもらった。家で寄り添っていた。ついでに魔女裁判で、彼女の過去を知る。
これだけのデートシチュエーションが、本アップデートには詰まっている。
『NTE』は異能バトルのゲームでもオープンワールドのゲームでもあるが、少なくとも筆者にとっては、好きな女の子とデートを楽しみ同棲できるゲームだった。
クロバネさんにつづき、街中で演奏できるバンド系女子の凛ちゃんまできたら、俺はいったいどうなってしまうんだ。
これ以上、俺を狂わせないでくれ。







































