任天堂は『オリとくらやみの森』の「Definitive Edition」である『Ori and the Blind Forest: Definitive Edition』をNintendo Switchにてリリースすると発表した。日本国内では9月28日に配信予定となっている。
美しいグラフィックと、壮大なBGM。そして、歯ごたえのあるアクション。
— Indie World(インディーワールド) (@IndieWorldJP) August 19, 2019
『Ori and the Blind Forest: Definitive Edition』は、日本時間では9月28日配信です。 #IndieWorld pic.twitter.com/RrG3VdDkYU
『オリとくらやみの森』は2015年にPCとXbox Oneにてリリースされた、探索型の2D横スクロールアクションゲーム。プレイヤーは小さな白き精霊「オリ」となって、自身が住まうニブルの森に襲いかかる驚異に立ち向かうことになる。手に入れた経験値や新スキルで探索範囲を広げていく、いわゆる「メトロイドヴァニア」スタイルの作品だ。
映像を見れば手書きのごとく精細なビジュアルと重厚なアニメーションがひと目でわかる本作だが、アクションゲーム、メトロイドヴァニアとしての完成度が高いのも特徴。プレイヤーを唸らせるギミックやパズルが盛り込まれており、そこに心を踊らせるような演出が加わる。本作はその完成度から非常に高い評価を得て多数のアワードを受賞し、開発のMoon Studiosの出世作となった。
なお今回配信が決定した「Definitive Edition」は2016年にリリースされたもので、通常版の本編に加え、主人公の家族のような存在「ナル」の過去が明かされる新しい2つのワールドが追加。新能力「ダッシュ」や「ライトバースト」、さらには複数の難易度モードなどが登場している。
同様にPCとXbox Oneでのみ配信されていた『Cuphead』に続き、Nintendo Switchでの配信が決定した『オリとくらやみの森』。評判を聞いていたがこれまで遊ぶことができなかったというプレイヤーには、この機会にぜひプレイしてもらいたい。また、現在開発中の続編である『Ori and the Will of the Wisps』も同様にNintendo Switchで登場するのか、今後の情報に期待したいところだ。
文/ishigenn