Googleは、11月19日にサービス開始となるクラウドゲーミングプラットフォーム「Google Stadia」の海外ローンチタイトルと、2019年内に追加されるタイトルを発表した。
https://twitter.com/GoogleStadia/status/1193936855688830977
ローンチタイトルとなるのは、以下の12タイトルだ。
・『アサシンクリード オデッセイ』
・『Destiny 2』
・『GYLT』
・『Just Dance 2020』
・『Kine』
・『Mortal Kombat 11』
・『レッド・デッド・リデンプション2』
・『Thumper リズム・バイオレンスゲーム』
・『トゥームレイダー』
・『ライズ・オブ・トゥームレイダー』
・『シャドウ・オブ・トゥームレイダー』
・『サムライスピリッツ』
11月5日に発売したばかりのPC版『レッド・デッド・リデンプション2』や『Just Dance 2020』が含まれている。『トゥームレイダー』シリーズの新三部作がすべて収録されているので、本シリーズをプレイしていないのであれば一気に遊んでしまうこともできるだろう。
Google Stadiaの独占タイトルとしては『GYLT』という、女の子サリーを操作するステルス・ホラーゲームが存在する。消息を絶った姉妹を探すために、プレイヤーはモンスターが徘徊する屋敷を探索することになる。不気味というよりも、寂寥感を感じさつつ可愛らしくデフォルメされたグラフィックが特徴だ。開発しているのは『RiME』で知られるTequila Worksで、本作もパズルを解きながら物語を進めていくゲームになると予想される。
We want to share something never-seen-before with you today…
— GYLT 👁️ Available now on Nintendo Switch (@TequilaWorks) October 3, 2019
Here's @GyltTheGame key art!
Coming soon to Google #Stadia pic.twitter.com/HHDMv05ZrZ
さらに2019年内、11月と12月下旬に追加されるタイトルとして以下の14タイトルが発表されている。
・『進撃の巨人2 -Final Battle – 』
・『ボーダーランズ3』
・『Darksiders Genesis』
・『ドラゴンボール ゼノバース2』
・『ファーミングシミュレーター19』
・『ファイナルファンタジーXV』
・『Football Manager 2020』
・『ゴーストリコン ブレイクポイント』
・『GRID』
・『メトロ エクソダス』
・『NBA 2K20』
・『RAGE 2』
・『トライアルズライジング』
・『Wolfenstein: Youngblood』
ローンチでは日本発のIP『サムライスピリッツ』のみだったが、『進撃の巨人2 -Final Battle – 』、『ドラゴンボール ゼノバース2』、『ファイナルファンタジーXV』とが顔をそろえている。残念ながら目玉といえる『Baldur’s Gate III』をプレイできるのは、もう少し先になりそうだ。
既報ではあるが、Google Stadiaは2020年に発売する『DOOM:Eternal』、『ウォッチドッグス レギオン』、『Gods & Monsters』、『Cyberpunk 2077』の対応が発表されている。こういったゲームをPCで遊ぶにはハイスペックな環境が必要だが、クラウドゲーミングサービスであるGoogle Stadiaならば、容易に遊ぶことができそうだ。
なお、今回のGoogle Stadiaのサービス開始となる対象地域に日本は含まれていない。2020年からサービス対象地域を拡大する予定になっており、日本の上陸が具体的にいつになるのか気になるところだ。まずは最初にサービス開始となる14カ国で、Google Stadiaがどのような評価を受けるのか注目といえそうだ。
ライター/福山幸司