任天堂は、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に『マインクラフト』のスティーブ、アレックス、エンダーマン、ゾンビが参戦することが発表された。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では追加ファイターのシーズンパスであるお得パック第2弾が販売されており、全6体が配信される。今回発表された4人の『マインクラフト』ファイターは、6月に発表された『ARMS』の「ミェンミェン」に続くふたり目の枠の追加ファイターとなる。
参戦トレーラーのあとには、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の生みの親である桜井政博氏が登場。桜井氏は今回の『マインクラフト』の参戦の経緯を説明し、新ファイターは桜井氏の好みなどで決めているわけではなく、任天堂から相談を持ちかけられることが多く、今回も任天堂から相談を受けたことがきっかけだと説明した。
グラフィックやモーションは比較的に簡単な部類、サウンドもほかのファイター並み、しかし『マインクラフト』のキャラクターで駆け引きを成立させなければならないと伝え、バランス調整は未知の領域だと説明した。
ステージにブロックを置く要素をどうするのか、『マインクラフト』における天気や植物などの生態系を地域を指す「バイオーム」をどうするのか、こういった『マインクラフト』の要素をまとめるのは難しく、プログラマーが大変だという。しかしなんとか完成の目処がたったため、今回の発表となった。
いままでのファイターとはまったく異なる要素があるので、今回も桜井氏みずからキャラクターの使い方を説明する機会があるとのことで、10月3日に放送される年に一度のマインクラフトの祭典「Minecraft Live」の直前の時間である23:30から「スティーブ/アレックスのつかいかた」として、放送をするとのこと。見逃さないようにしよう。
ライター/福山幸司