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『サイレントヒル』『サイレン』『グラビティデイズ』を手がけた外山圭一郎氏が新スタジオ「Bokeh Game Studio」(ボーカゲームスタジオ)の設立を発表

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 『SILENT HILL』『SIREN』『GRAVITY DAZE』などを手がけた外山圭一郎氏が新しいスタジオ「Bokeh Game Studio」(ボーカゲームスタジオ)を8月13日に設立していたことを発表した。

 外山氏のほかに『SIREN』のキャラクターデザインや『人喰いの大鷲トリコ』のプロデューサーである佐藤一信氏、『SIREN』や『GRAVITY DAZE』のリードゲームデザイナーを務めた大倉純也氏が在籍している。

 Bokehとはカメラの撮影技術である日本語の「ボケ(ぼかし)」を起源とした英語であり、世界共通の言葉なのだという。一方で実際の発音は国を問わず人により様々な発音が存在するという独特な単語だ。
 日本から発信する新たな作品を、世界の人々にそれぞれの感性で楽しんでもらいたいという想いを込めて新スタジオをBokeh Game Studioと名付けた。

『サイレントヒル』『サイレン』『グラビティデイズ』を手がけた外山圭一郎氏が新スタジオ「Bokeh Game Studio」(ボーカゲームスタジオ)の設立を発表_001

 Bokeh Game Studioの開発するタイトルやプラットフォームは今のところ不明だが、コンシューマー・PC でのソフトウェア、コンテンツの企画および開発を業務としている。同社はプラットフォームを問わず、さまざまなチャレンジを展開していくとコメントを寄せている。

 リリース全文は以下のとおり。

新会社Bokeh Game Studio設立のお知らせ

この度、『SILENT HILL』『SIREN』『GRAVITY DAZE』など、数々のゲームを制作したクリエイター・外山圭一郎が新たなゲーム制作スタジオ「Bokeh Game Studio」(ボーカ ゲームスタジオ)を 2020年8月13日に設立したことをお知らせいたします。

Bokeh Game Studioの「Bokeh」はカメラの撮影技術である日本語の「ボケ(ぼかし)」を起源とした英語であり、世界共通の言葉となっています。ただし、その実際の発音は国を問わず人により様々な発音が存在するという独特な単語でもあります。

「Bokeh」を画像検索すると、焦点とぼかしのテクニックを活かした素晴らしい写真が数多くヒットします。日本の表現手法がいまや世界共通のものとなり、あらゆる国や地域で思い思いに楽しまれているのです。新会社の名称も同様に、日本から発信する新たな作品を、世界の人々にそれぞれの感性で楽しんでもらいたいという想いを込めて名付けました。

プラットフォームを問わず、様々なチャレンジを展開していくBokeh Game Studioの今後にご期待ください。

【会社概要】

会社名:株式会社 Bokeh Game Studio
設立:2020 年 8 月 13 日
役員構成:代表取締役 CEO/クリエイター 外山 圭一郎取締役社長 COO/プロデューサー 佐藤 一信取締役 CTO/ゲ
ームディレクター 大倉 純也
Facebook: https://www.facebook.com/BokehGameStudio/
Twitter:@BokehGameStudio(https://twitter.com/BokehGameStudio
事業内容:コンシューマー・PC でのソフトウェア、コンテンツの企画および開発

【スタッフ代表作】

外山 圭一郎 -Keiichiro Toyama-・ディレクション作品

『SILENTHILL』(1999/PlayStation®)
『SIREN』(2003/PlayStation®2)
『SIREN2』(2006/PlayStation®2)
『SIREN: New Translation』(2008/PlayStation®3)
『GRAVITY DAZE』(2012/PlayStation®Vita)
『GRAVITY DAZE』※HD Remastered(2015/PlayStation®4)
『GRAVITY DAZE 2』(2017/PlayStation®4)

佐藤 一信 -Kazunobu Sato-

・リードキャラクターデザイン作品
『SIREN』(2003/PlayStation®2)『SIREN2』(2006/PlayStation®2)
・ゲームシステムディレクション作品
『SIREN: New Translation』(2008/PlayStation®3)
・リードゲームデザイン作品
『パペッティア』(2013/PlayStation®3)
・プロデュース作品
『人喰いの大鷲トリコ』(2016/PlayStation®4)

大倉 純也 -Junya Okura-・リードゲームデザイン作品

『SIREN』(2003/PlayStation®2)
『SIREN2』(2006/PlayStation®2)
『SIREN: New Translation』(2008/PlayStation®3)
『GRAVITY DAZE』(2012/PlayStation®Vita)
『GRAVITY DAZE』※HD Remastered(2015/PlayStation®4)
『GRAVITY DAZE 2』(2017/PlayStation®4)

代表メッセージ

長きにわたり在籍していた株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントから離れ、独立とともに新たな制作スタジオを設立いたしました。私自身の内面を顧みますと、業界に足を踏み入れたころから何も変わるところがなく、オリジナルアイデアを元にしたゲームをユーザーの皆様に楽しんでいただきたい。そして、そのゲーム作りそのものを自ら楽しんでいきたい。それが全てです。お陰様でこれまで、たくさんのタイトルを世に送り出すことができました。しかしながら、近年のゲームエンタテインメント業界は世界規模で加速度的に成長し、激動の変化が続いております。その渦中で自らの思いを継続していくために自身にも大きな変化が必要である、という考えが日に日に強くなり、独立という決断に至りました。

今回は志を同じくする仲間に恵まれ、自らのアイデアを形にする、実行力のある制作スタジオとして新たなスタートを迎えられることになりました。初回作品の制作には既に取り掛かってはおりますが、まだお時間をいただかねばならず申し訳ありません。発売に至る日を楽しみにお待ちいただけると幸いです。

代表取締役 CEO/クリエイター 外山 圭一郎

ライター/古嶋誉幸

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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