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『返校』の開発元が手がける“弾き”が大事な『SEKIRO』風2Dアクション『九日 Nine Sols』クラウドファンディングを実施中。正式発売は「遅くとも2023年第2四半期」

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 ホラーゲーム『返校 Detention』の開発元として知られるRed Candle Gamesは、フロム・ソフトウェアの『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』から影響を受けて開発中の2Dアクションゲーム『九日 Nine Sols』について、ブラッシュアップのための開発費用やフィードバックを募るクラウドファンディングプロジェクトの開始発表した。期間は5月9日(月)まで。300万台湾ドル(1260万円)を目標額に設定しており、執筆時点ではおよそ545万円の出資を集めている。

 出資は2000セット限定で提供している早割プランの450台湾ドル(1890円)を最低額としており、特典にはゲーム本編のダウンロード版やPC・スマートフォンのオリジナル壁紙、Red Candle Games公式Discordサーバー内での専用ロール付与が付属する。早割プランの終了後は同じ内容のプランが600台湾ドル(2520円)されるほか、上位プランではサウンドトラックやアートブック、クレジットへの記載、フィギュアなども用意されている。

『隻狼』風2Dアクション『Nine Sols』クラウドファンディングを開催_001

 『九日 Nine Sols』は、道教をもとに東洋の古代神話や西洋のサイバーパンク要素をあわせた“タオ(道教)パンク”の世界設定で描かれる作品である。発表によると、本作では9人の支配者をはじめとする異星人によって建造されたシェルター「新崑崙(ニューコンロン)」を舞台に、長い眠りから目覚めた英雄「イー」の復讐劇が展開されるという。

 本作は敵ごとのリズムにあわせて攻撃をかわし、反撃に繋げる「弾き」を中心とした戦闘も特徴のひとつとなっている。弾きで貯めた“気”のエネルギーを敵の体内へ送り込んで大ダメージを与える「呪符ダッシュ・気功爆破」のほか、探索と戦闘に役立つダッシュや2段ジャンプ、かぎ縄、壁つかまりなども搭載。遠距離の選択肢として弓も使えるようだ。

 上記のほか、本作は日本の漫画からインスピレーションを受けた漫画風のカットシーンに加えて、現代の電子音楽と東洋の伝統音楽を融合させた音楽などの演出にも力を入れているという。対応プラットフォームは発表の時点で確定していないが、現状ではPC(Windows、macOS)およびNintendo Switch、PS4での発売を予定しているようだ。

 作品は遅くとも2023年第2四半期までの発売を目指して開発を進めているようなので、さらなるクオリティアップに興味があれば出資を検討してみてはいかがだろうか。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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