世界最大級のRTA【※】イベントを運営するGames Done Quickは、日本時間6月27日(月)から7月4日(木)までの開催を予定している「Summer Games Done Quick 2022(SGDQ)」について、アメリカ・ミネソタ州ブルーミントンのホテルにてオフラインで開催すると発表した。出場者向けのゲーム登録は日本時間3月22日(火)にスタートするほか、同日にはKN95/N95規格のマスク着用義務やワクチン接種証明などの新型コロナウイルス感染症に対する対策の方針も発表される。
※【※】RTA:“リアルタイムアタック(Real Time Attack)”の頭文字を取った略称で、海外では「スピードラン」と呼ばれる。ゲーム全編、あるいは指定した目標がクリアされるまでの速度を競うゲームの遊び方。人間のプレイヤーが実機やエミュレーターなどで実際にゲームをプレイし、その実時間を競う。
なお、会場はソーシャルディスタンスを確保するため定員を制限。サイドイベントのエリアも出展なしあるいは規模を縮小した状態で実施される。出場については数量を限定してリモート参加の応募も受け付けているほか、日本時間4月19日(火)からは参加者の登録およびホテル予約の受付も予定されている。
国境なき医師団への寄付を目的に開かれる「Summer Games Done Quick」は、7日間にわたってさまざまなゲームのRTAが披露されるイベントである。例年であればオフラインで8月に開催されるイベントだが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて2020年と2021年は完全なオンラインイベントとして実施していた。
本イベントの公式YouTubeチャンネルでは、4億円に近い寄付を獲得した「Awesome Games Done Quick 2022」の140タイトルを超えるアーカイブ映像も公開されているので、興味があればかいつまんでチェックしておくとよいだろう。