マイクロソフトが、ゲーム部門の1900人をレイオフしたと、海外メディアThe Verge、IGNなどが独自に入手した内部資料により報じている。
Microsoft lays off 1,900 Activision Blizzard and Xbox employees https://t.co/gC96ZoQulD
— The Verge (@verge) January 25, 2024
報道によると、今回のマイクロソフトのゲーム部門の人員削減は、マイクロソフトのゲーム部門の全体である2万2000人のうちの8%に相当し、主にActivision Blizzardから解雇されている。またXbox Game Studios、ZeniMaz Mediaの従業員も影響を受けていると報道されている。
解雇の中心となっているActivision Blizzardは、『ディアブロ』、『World of Warcraft』、『オーバーウォッチ』シリーズなどのタイトルを持つ大手スタジオで、マイクロソフトは昨年10月に687億ドルで買収したばかり。約4か月目にして人員削減に踏み切った形だ。
またこれに伴いActivision Blizzard傘下のBlizzard Entertainmentのプレジデントであるマイク・イバラ氏と、デザイン部門トップのアレン・アドハム氏も退社することが決定したようで、マイクロソフトは来週にもBlizzard Entertainmentの社長を指名する方針と報道されている。
I want to thank everyone who is impacted today for their meaningful contributions to their teams, to Blizzard, and to players’ lives. It’s an incredibly hard day and my energy and support will be focused on all those amazing individuals impacted – this is in no way a reflection…
— Mike Ybarra (@Qwik) January 25, 2024
マイク・イバラ氏は自身のXアカウントで、Blizzard Entertainmentのファンに向けてメッセージを発信しており、「今日がBlizzard での最後の日であることもお知らせしたいと思います」、「Blizzard の素晴らしいチームの皆さん、ありがとう。皆さんに対する私の気持ちを言葉で言い表すことはできません」とポストして伝えた。