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サイバーエージェントが「ニトロプラス」を買収。ニトロプラスのコンテンツのプロデュースを支援し、IPの発展・新規創出を加速させることを目指す。ニトロプラスの社名および組織は現体制を維持

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サイバーエージェントはニトロプラスの株式を取得し、連結子会社とすることを決議したと発表した。

株式譲渡の実行日は2024年7月1日を予定している。

ニトロプラスは、『沙耶の唄』、『斬魔大聖デモンベイン』、『STEINS;GATE』、『君と彼女と彼女の恋。』、『刀剣乱舞』などゲーム・アニメ・小説・イラストなど幅広いジャンルでコンテンツ制作を手掛けている会社。

サイバーエージェントは、、メディアミックス戦略を中心とした IP(知的財産)ビジネスは成長市場と見据え、IPビジネスにおいて世界展開を目指すニトロプラスとの親和性の高さから、サイバーエージェントグループへの参画に至ったとした。

今後はニトロプラスの社名および組織は現体制を維持し、現・代表取締役および「刀剣乱舞」プロデューサーである小坂孝志(小坂崇氣)氏が継続して社長を務める。また副社長の虚淵玄氏も欠けることはないと強調している。

ニトロプラスは、サイバーエージェントとの資本協力を図ることでニ組織力を強化し、コンテンツ制作により一層注力できる体制を整えることが可能とし、「アイデアレベルで止まっていた企画を実現させたり、リソース不足で途中で諦めていたクリエイティブの品質を向上させたりと、これまで抱えていた課題を解決し、様々な目的を成し遂げることができると確信しております」と豊富を述べている。

またサイバーエージェントのオウンドメディア「CyberAgent Way」では、、サイバーエージェント代表取締役の藤田晋氏とニトロプラス代表取締役の小坂崇氣氏による社長対談インタビューが公開されている。

ニトロプラスの創業から、今回のM&Aの背景、さらに今後の挑戦していきたいことなどが語られているので一読してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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