韓国に拠点を置くGrowing Seedsのゲームブランド「MazM」は10月2日、チェコの作家フランツ・カフカの人生と、彼が執筆した短編小説「変身」を基に制作されたゲーム『カフカの変身』を配信したことを報じた。
プラットフォームはiOS、Androidで、各種ストアにて無料でダウンロードすることが出来る。配信にあわせてプロモーションビデオも公開されている。
これまで『ジキル&ハイド』や『オペラ座の怪人』など世界的著名文学をベースとしたゲームをスマホ向けにリリースし、数百万ダウンロードもされてきた「MazM」による新作『カフカの変身』は、同スタジオの強みである叙情的で悲しいストーリーと強烈な演出が施されているという作品だ。
本作のゲームジャンルは短い長さの映像コンテンツを意味する「ショートフォーム」を組み込んだ「ショートフォームストーリー」という、新しい形式のビジュアルノベルになっている。
ゲーム内ではカフカが「変身」を執筆した1912年の秋を舞台に、作家としての生活と、青年・サラリーマン・長男の役割を同時に求められるカフカの内面を照らし出し、「変身」を書いた理由を考察し、その意味を再解釈していくことになるようだ。
制作にはかなりの力が入っているようで、カフカが執筆した「変身」をはじめ、「城」や「訴訟」などの作品、さらには日記や手紙なども参考にして制作しているという。
プラットフォームはiOS、Androidで、各種ストアにて無料でダウンロードすることが出来る。スマホでお手軽にサスペンスな雰囲気を楽しみたい人はダウンロードしてみてはいかがだろうか。
以下、プレスリリース全文。
事前登録者数10万人以上!MazMが新作ショートフォームストーリーゲーム「カフカの変身」をGoogle PlayとApp Storeで本日10月2日(水)にリリース
株式会社Growing Seeds (本社:韓国、代表取締役:Kim Hyo Taek)のゲームブランド「MazM」は、 Google Play、App Storeでプレイできる新作ショートフォームストーリー「カフカの変身」を本日10月2日(水)にリリースいたしました。
MazMはこれまで600万ダウンロードを超えた「ジキル&ハイド」や、「オペラ座の怪人」など世界的著名文学をベースとしたゲームをリリースしてきました。今回リリースした「カフカの変身」はチェコの作家フランツ・カフカの人生と彼の代表的な短編小説「変身」をベースにしています。
事前登録者数は10万人を超え、すでに注目を集めている本作品。MazMの強みである叙情的で悲しいストーリーと強烈な演出をぜひお楽しみください。
「カフカの変身」について
「カフカの変身」は、チェコの作家フランツ・カフカの人生と彼の代表的な短編小説「変身」をベースにした感性的なショートフォームストーリーゲームです。
ゲームは、カフカが「変身」を執筆した1912年の秋を舞台に、作家としての生活と、青年・サラリーマン・長男の役割を同時に求められる人間カフカの内面を照らし出します。これにより、カフカが「変身」を書いた理由を考察し、その意味を再解釈します。
ゲームはフランツ・カフカの文学世界と彼の主な著作をもとに制作され、特に「変身」と「宣告」は、フランツ・カフカが生涯に渡って父親のせいで受けた苦しみと密接な関係があります。
「カフカの変身」はこの二つの作品を中心に、作家としての自分と父親の期待が衝突する状況を主要な題材として扱います。現代人にも共感できる、自分が取るに足らない存在だと感じたり、そのような扱いを受けたりする状況で、カフカがどのような選択をし、どのような物語を書いていったのか、ゲーム内でご覧ください。
このゲームは、簡単なタッチ操作とショートフォームの映像のように素早く短い呼吸で楽しめる感動的なコンテンツを提供します。フランツ・カフカの日常と内面を探求し、彼の文章と短編小説を叙情的で悲しい感性で体験することができます。ゲームを通じて接したカフカの作品は、実際に触れてみるとさらに面白く感じることでしょう。
「変身」と「宣告」だけでなく、「城」、「訴訟」などの長編と短編、日記や手紙なども参考にしました。
発売日:2024年10月2日
ジャンル:ショートフォームストーリー
配信プラットフォーム:Google Play、App Store
ストアページ:
https://apps.apple.com/app/kafkas-metamorphosis/id6593663748
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mazm.kafka
ゲームトレーラー:
2024年11月末にはMazM初のホラー/オカルト作品をリリース予定
「カフカの変身」に続き、MazMは初のホラー/オカルト作品となるエドガー・アラン・ポー(Edgar AllanPoe)の代表的な短編「黒い猫」と「アッシャー家の没落」のストーリーを再解釈した新作を2024年11月末にリリースすることも発表致しました。詳細は続報をお待ちください。
MazMについて
MazMは、すでに知られている優れた古典文学作品をゲームを通じて紹介するプロジェクトで、簡単なプレイで楽しみながら、ストーリーの魅力と深い感動を与えるゲームを作ることを目指しています。
MazMの目標は、魅力的な物語を通して様々な人々と彼らの人生を豊かにさせることです。
運営会社 株式会社Growing Seeds
住所 502, 11-41, Simin-daero 327beongil, Dongan-gu, Anyang-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea
公式サイト www.storymazm.com
代表者名 Kim Hyo Taek
公式X(旧Twitter) https://x.com/MazM_jp
公式YouTube https://www.youtube.com/@StoryMazM
公式Instagram https://www.instagram.com/project_mazm/
公式Facebook https://www.facebook.com/storymazmen
公式Discord https://discord.com/invite/DUajvmePWf
お問い合わせ storymazm@gmail.com
会社沿革
2013年 会社設立
2016年「イエローブリックス」リリース
2017年「ジキル&ハイド」リリース
2018年「オペラ座の怪人」発売
2020年「ペチカ」発売
2022年「ダイクリーチャー」、「ハイド&シーク」リリース
タイトル受賞歴
2016年8月 :「イエローブリックス」 – 今月の優秀ゲーム’善良なゲーム’受賞
2018年4月:「ジキル&ハイド」 – グーグルプレイインディーゲームフェスティバル TOP3 受賞
2018年5月:「ジキル&ハイド」 – 今月の優秀ゲーム「インディーゲーム」受賞
2018年5月:「ジキル&ハイド」 – Made with Unity「インディーゲーム賞」受賞
2018年9月:「オペラ座の怪人」 – BIC Fest ‘Excellence in Narrative’ 受賞2020年9月:「ペチカ」 – BIC Fest ‘Excellence in Social Impact’ 受賞
2020年10月:「ペチカ」 – 今月の優秀ゲーム ‘機能性ゲーム’ 受賞
2020年11月:「ペチカ」 – 大韓民国ゲーム大賞「グッドゲーム賞」受賞
2022年9月:「ダイクリーチャー」 – BIC Fest 2022 BIGEM Award 受賞
2022年9月:「ハイドアンドシーク」 – BIGSリリース部門最優秀賞受賞
主な今までの実績
ジキル&ハイド:600万ダウンロード(24年8月時点)
オペラ座の怪人:300万ダウンロード(24年8月時点)
ペチカ:100万ダウンロード(24年8月時点)
※情報の掲載及び画像掲載の際は、下記のコピーライトの表示をお願いいたします。
ⓒ 2024 Growing Seeds Corp. All Rights
※本掲載内容は予告なく変更する場合がございます。