ゲーム音楽史/ゲーム史の研究家のhally氏は、書籍『ゲーム音楽はどこから来たのか――ゲームサウンドの歴史と構造』を10月18日に発売すると発表した。
価格は税別2400円。Amazonでも取り扱いを開始しており、10月22日に税込2640円で発売予定だ。
新刊『ゲーム音楽はどこから来たのか』書影と正式告知出ました。10/18発売です。渾身の一冊ですので、何卒よろしくお願いいたします!https://t.co/s58vNC9GxE
— hally (VORC) (@hallyvorc) October 4, 2024
『ゲーム音楽はどこから来たのか――ゲームサウンドの歴史と構造』は、チップ音楽研究の第一人者で『チップチューンのすべて』などの書籍を出している田中 “hally” 治久氏による新刊。
ゲーム音楽史の研究科の第一人者による研究の集大成となる本であり、ゲーム音楽を「ゲームサウンド」という大きな枠組みのなかに位置付け直しながら、その本質に迫る。
目次は以下をとおり。
はじめに──ゲーム音楽って、なんだろう。
序章 「最高のノイズ」があった頃
第1章 音の必然性──ヴィデオゲーム以前のゲームサウンド
第2章 エレメカ・サウンドとヴィデオゲーム・サウンド
第3章 ヴィデオゲームにBGMが定着するまで
第4章 「映画」になりたがるヴィデオゲーム・サウンド
第5章 音盤化するゲーム音楽
第6章 「ゲーム音楽語り」の構造
第7章 メカニクス/シグナル/ワールド
あとがき
『スペースインベーダー』や『ゼビウス』、『スーパーマリオブラザーズ』や『ドラゴンクエスト』など幅広くゲームサウンドを取り扱うようだ。
書籍『ゲーム音楽はどこから来たのか――ゲームサウンドの歴史と構造』は、10月18日に発売予定だ。