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収益はゼロ、費用は9000万、もう完全にボランティア……なのに、なぜ「桜井政博のゲーム作るには」を作り続けられたのか。最終回を迎えた桜井さんにお聞きする、「この番組を見た人たちにとって、大事なこと」とは

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「桜井政博のゲーム作るには」が、最終回を迎えた。

この番組は『星のカービィ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』のディレクターとしてお馴染みの桜井政博氏が、自身のゲーム制作で得たノウハウや仕事の姿勢などを発信するYouTubeチャンネルとして、業界の内外を問わず大きな話題を呼んでいた。

約2年半にわたって動画が投稿され、その数なんと、まとめ動画を除き260本!

その最終回はプレミア公開で多くのユーザーにリアルタイムで視聴され、「実は2年半も前に収録されていた」「別の企画と並行しながら作られていた」「制作費は9000万円」などの衝撃のデータが公開された。これもまた、ちょっと内容が濃密すぎて、大きな話題を呼んだ。

あの衝撃の裏話の数々に、「桜井さんがすごすぎて、正直少し怖い」という声も一部であがっていたけど……正直私もそう感じざるを得なかった。
い、いろんな意味ですごすぎる!

今回、そんな「桜井政博のゲーム作るには」の最終回を迎えた桜井さんに、直接お話をうかがう機会を得た。2年半にわたった動画制作の裏側や、あの「最終回スペシャル」がどのように作られたのか……最終回後だからお話しできることを、詳細にお聞きした。

桜井氏のおすすめの動画は?
ここまでの費用を投じて、チャンネルを収益化しなかった理由とは?
そして桜井さんに聞く、「この番組を見た人たちにとって、とても大事なこと」とは?

あの最終回の余韻が残っている方や、まだ番組をご覧になっていない方も、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いだ。「(もちろんいい意味で)すごすぎて、少し怖い」桜井さんの働き方を、記事を通して感じてほしい。なんだか、圧倒されます。

そして読み終えた時、きっとあなたも「桜井政博のゲーム作るには」を、見返したくなっているはず!

「桜井政博のゲーム作るには」インタビュー:番組最終回を迎えた桜井さんにお聞きする「この番組を見た人たちにとって、大事なこと」とは_001

ちなみに、電ファミニコゲーマーでは、ちょうど番組が開始した2年前にも桜井氏に「桜井政博のゲーム作るには」についてお聞きしたインタビューを掲載している。まだご覧になっていない方は、こちらも合わせて読むと、より番組についての理解が深まるかも……?

どちらも、合わせてお楽しみください。

聞き手/豊田恵吾
文/ジスマロック
撮影/佐々木秀二


最終回は、「〇〇」を考えたうえで作れる唯一の回だった?

──まずは、「桜井政博のゲーム作るには」の更新、本当にお疲れさまでした! まとめ動画を除き260本の動画を制作されたのは、改めてすごいことだと感じています。率直に、最終回を迎えられてみて、ご心境などはいかがでしょうか。

桜井氏:
少なくとも、いまの率直な感想を言うと「全然忙しさが変わらなくて、なんともできない!」ですね。いや、本当になんでこんなに忙しいんだろうって思ったりします。

動画を制作している最中は、普段の私自身の業務にプラスする形で動画制作も行っていました。ようやく、動画の仕事はなくなったわけですよね。でも、なんらかの企画等々によって、なぜか忙しいです!

「桜井政博のゲーム作るには」インタビュー:番組最終回を迎えた桜井さんにお聞きする「この番組を見た人たちにとって、大事なこと」とは_002
「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より

──やはり、変わらずお忙しいのですね。僕自身としては、桜井さんには「(お体のためにも)できるだけ休んでほしい」と思っているのですが……。

桜井氏:
無理無理、全然休めてません。
たとえば、このインタビューのお仕事がまさにお仕事じゃないですか(笑)。

──本当に、お受けいただきありがとうございます(笑)。ただ、桜井さんのいちファンとしては、いまも変わらずなにかを制作されていることを知れて、すごくうれしかったです。前回のインタビューでは、「終活も視野に入れている」とおっしゃられていましたので……。

桜井氏:
終活はいつも視野に入れてますけどね(笑)。
なんにせよ、いつ最後の1本になるかはわからないですから。

「桜井政博のゲーム作るには」インタビュー:番組最終回を迎えた桜井さんにお聞きする「この番組を見た人たちにとって、大事なこと」とは_003
「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より

──ここからはチャンネルの話に移っていければと思うのですが、率直に「最終回がある」ということに驚きました。YouTubeチャンネルにおいて、「最終回」があるのは非常に珍しいことですよね。

桜井氏:
たしかに、YouTube的にはそうかもしれないですね。

そもそも、YouTubeのチャンネルって「最初から全部の本数が決まっている」ことはなかなかないですよね。でも、そうしないとできない事情があったというのは、最終回を見たかたには理解してもらえたのではないかなと思います。

──ちなみに、「最終回」を設けようということもチャンネルの制作当初から決められていたことなのでしょうか?

桜井氏:
いや、そこはそうではないです。
最終回スペシャルをやるかどうかは決めていませんでしたから。

でも、やっぱり「締め」は必要だと思いましたし、なにより「チャンネルを作り始めて、その反響などをよく考えたうえで作れる唯一の回」が、最終回だったんです。

最終回までの動画は事前に作っておいたものだったわけだから、ここまでの視聴者の方々の反応などは、動画にはなにも反映できない状態でした。だから、みなさんの反応を踏まえつつ、最後に1本動画を作るのはやらなければいけないだろうと。

本来、YouTube的にはそれが当たり前なんですけどね。

「桜井政博のゲーム作るには」インタビュー:番組最終回を迎えた桜井さんにお聞きする「この番組を見た人たちにとって、大事なこと」とは_004
「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より

──最終回では桜井さん自身が「ここまでの動画は2年前に収録したものなので、見た目がちょっと変わったと思うかもしれませんが……」といったことに触れられていましたが、ある意味ゲーム最終盤のどんでん返しのような印象を受けました(笑)。「ここまでが過去の話だったの!?」という驚きと言いますか。

桜井氏:
実際、ちょっとゲーム的なつかみかもしれません。「ここで繋がってるのか!」、「ここから何年経ったらこうなんだ!」と驚いてくれたなら、よかったです(笑)。

でも、リアルタイムで見てくれた人や、一番最初の動画から見ているという人は、なかなか少ないんですよね。たとえば、Nintendo Directを21時や23時にスタートした場合も、もっとも視聴数が少ないのは「スタート時」なんです。そのスタート時をリアルタイムで見てくれた人は、どのくらいいるのかなとは思ったりします。

──最終回が「プレミア公開」となっていたのも、今回の内容に合わせた形だったのでしょうか?

桜井氏:
やっぱり、メディアを含むまとめなどで、2年前の裏話や制作費の情報が動画を見るより前に知られてしまうよりは、チャンネル内で視聴者のみなさんに見てもらったほうがよいのではないかと。

ゲームのプロモーションや紹介などの動画を作るのは今後もいくらかあると思うんですよね。だけど、個人が作ったYouTubeのチャンネルを赤裸々に語れるのは、もう最初で最後の機会なので、その機会を楽しめるようには考えていました。

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「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より

──動画の制作を務められているHIKEさんやハチノヨンさんなども、最終回にはやはり気合が入られていたのでしょうか?

桜井氏:
うーん、やっぱりそれは「仕事」ですからね。
そこに気合が入っているのかどうかはわかりません。

でも、「成果物でしか語れない」というのは、お互い一緒なんじゃないかなと思います。

──とはいえ、いち視聴者としては、HIKEさんやハチノヨンさんが制作された動画の雰囲気まで含めて、すごく「桜井さんらしさ」が出ているように感じていました。まさに「全年齢対象」的な温かみのある空気感といいますか……。あの動画全体の雰囲気などは、最初からできあがっている形だったのでしょうか?

桜井氏:
いえ、必ずしもそうではないですね。
なにしろ、最初は「いらすとや」さんを使っていましたからね(笑)。

そして、やはり動画は私が監修をするわけです。そこで「ここをこうしてほしい」、「わかりにくいからこうしてほしい」といった調整を重ねていくと、どうしても「自分似」にはなっていくと思います。

そしてその経験を踏まえて、HIKEさんとハチノヨンさんが動画内に遊びを仕込んでくれるような側面もあるし、私が想定していないような遊びを入れてくれるような場合もある。だから基本的には、「なるようになっていく」のだと思います。

だけど、そこにどのようなテイストや絵を入れられるのかは、会社によって全然違うんじゃないかなと思ったりもします。

「桜井政博のゲーム作るには」インタビュー:番組最終回を迎えた桜井さんにお聞きする「この番組を見た人たちにとって、大事なこと」とは_006
桜井さんがおっしゃっている通り、最初期の動画には「いらすとや」の素材が使用されていたりしました。「遊びの仕事は遊びじゃない 【仕事の姿勢】」より

「お金は〇〇だから」。いま明かす、番組を収益化しなかった理由

──率直ではあるのですが、これまで「桜井政博のゲーム作るには」というチャンネルを2年以上続けてきた中での反響などはいかがでしたでしょうか?

桜井氏:
反響が大きくてびっくりしました!
チャンネルが終わったので登録者数が減るかと思いきや、10万人以上も増えましたし。ゲームにかかわる人はもちろん、ゲームに携わらない仕事をする方々からも多くの声をいただいています。

そして、ほとんどの反応がポジティブでした。
過去動画へのアクセスも上がっています。もちろん海外でも似たような傾向です。ここに来てようやく、よい活動をしていたのだなと思うことができました。

そして総合的には、やっぱり「高評価が多い」ことはなによりですね。

最終回の途中でも触れているところがあったと思うのですが、動画全般、自分でもびっくりするくらい高評価でしたね。もっといじめられるのかと思っていました。

──いやいや、そんなことは(笑)。

桜井氏:
もっと嫌がらせの低評価などがついてしまうこともあるんじゃないかと思っていたのですが、そんなこともほぼほぼなく。「それはすごいことだな」と思っています。

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「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より
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「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より

──チャンネルにおける「視聴者の年齢の割合」も公開されていましたが、あの年代ごとの視聴分布も桜井さんはある程度予想されていたのでしょうか?

桜井氏:
だいたいそんな感じかなとは思っていました。
ただ、あのデータが正確とは限りません。

たとえば、「お子さんが親のYouTubeアカウントで見ている」というケースもありえるし、名前や年齢などに仮のデータを入れている人もいるだろうから、必ずしも正確ではないかもしれないですよね。だから、あまりデータを信じすぎないように気をつけなきゃいけないなと。

──たしかに、そこはありますよね。ただ、データを見る限りでは、思った以上に若い年齢の方もご覧になっているという印象を受けました。

桜井氏:
そこは、ちゃんと気をつかっているんですよ。

自分は割とファミコン時代の人間だから、当たり前のようにファミコンのことを語るような印象もあるじゃないですか。話も盛り上がるし。だけれど、「ブラウン管」などでは、「もうほとんど馴染みのない人も多いのだけど」といった前置きをしたりしています。

我々の世代ではみんなが当たり前に触れていたものなのですが、そうでない人や知らない人のためにも、話を噛みくだいている側面はいっぱいあります。これは、ゲーム制作でも気をつけているところですね。もう、生まれた頃にはプレイステーション3があったような世代の方がふつうにいますから。

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「ブラウン管 【雑談】」より
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「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より

──番組の視聴地域についても最終回にて公開されていましたが、海外でもアメリカを中心に多くの国々で視聴されていました。英語版もいろいろな国で見られることは想定されていた形だったのでしょうか?

桜井氏:
予想よりも他地域の割合はちょっとだけ少なかったかもしれないですけど、英語版の汎用性はまだまだ高めだなと思いましたね。「たとえ母国語が違っても熱心に見ようとする人にも、それなりに応えることはできる」という点で、英語版はちょうどいい割り切り方だったのかもしれないです。

だけど、YouTubeには動画に字幕を埋め込む機能があります。

たとえば、英語でテキストを入れておけば、字幕表示の時にも他の言語へ自動で変換してくれます。その機能で対応することも考えたんですけど、まずタイムラインを入れるのがとても大変。チャンネルの運営はこちらでやっているから、その対応を毎回やるのはとてもできません。

あと、動画内にいろいろな書き文字が入っていることもいっぱいあるんですよ。もちろんサムネもそうですが、テロップに入っていない文字の情報も画面の中にはたくさんあります。そういった書き文字も真面目に翻訳をしているので、やっぱり多国語対応はできないなと。結果として、いまの方針になりました。

──実際、英語圏以外の国々でも見られているのが率直に「すごい!」なと。

桜井氏:
まぁ、本当はもっと他地域にアプローチする方法はあったということになるわけですけれど……。フランス語やイタリア語に翻訳するとか。でも、そこまで個人に求められるとツラい、というのもあります。

忘れているかもしれないですけど、個人のチャンネルですからね、これ(笑)。

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「桜井政博のゲーム作るには 最終回スペシャル」より

──(笑)。だからこそ、チャンネルを収益化していないのが本当にすごいなと思います。チャンネルを始めてから「なぜ収益化しないんですか?」と聞かれることは多かったのではないかと。

桜井氏:
やっぱり言われますよ。
でも、お金のことについては、「ボランティア」でやらなきゃいけないと思っていました。

お金を取らない方針からは矛盾したことを言いますが、お金って、人が動くための燃料なんですよね。

なのに、もうけていると「守銭奴」みたいに見られてしまうようなところがあると思います。そのお金の流れについて、少なくともYouTubeの活動として色眼鏡で見られてしまうのを警戒していました。

──それはどういったことなのでしょう?

桜井氏:
なぜかYouTubeって、「楽しいことをして、ラクにお金をもうけている」という見られ方をされてしまうことがありますよね。実際に、そういう人がいるかいないかはまったく置いといて。もしこのチャンネルの「ノウハウを提供する」という目的が、お金のためにやっていると思われてしまうと見え方が全然変わってしまうんですよ。そういう風に勘ぐる人もいると思いますし。

それに、チャンネル内ではいろいろなゲームの映像を使わせてもらっていますけど、収益化をしていることになると、ちょっとややこしくなります。少なくとも、「面目が立たない」ということになりかねない。

もちろん、映像の使用はほとんどのメーカーが公的に認めているし、とくに任天堂は直接話をしていますから、全然問題はないはずなんです。でも、ここは収益化をしていないことによってできうるというか、チャンネルとして大手を振っていられる側面もあると思います。

──たしかに、収益化をしてしまうと、このチャンネルの目的とは少しだけズレてしまいますよね。

桜井氏:
たとえば、初期の頃に「いらすとや」さんを使っていたという話はしましたよね。じつは「いらすとや」さんには、ひとつの動画に20点までは無料でイラストを使用できるというルールがあります。それを超えると、ちゃんとお金がかかる。

でも、私の場合はひとつの動画に対して20点を超えることはなかったと思うのですが「まとめ動画」になると、そうはならないんです。いずれにせよ収益化をしていないので対象外だったのですが収益を得ようとすると、そういう規約みたいなものがちょっと増える側面もあるかもしれません。

ただ改めて、この活動はゲーム業界への寄付、貢献と考えているのは本当です。
それ以外の要素は、後からついてきた理由づけに過ぎません。苦労もしたし身銭も切ったし、珍しい活動でしたが、価値あるものを残せたのではないかと思います。

「桜井政博のゲーム作るには」インタビュー:番組最終回を迎えた桜井さんにお聞きする「この番組を見た人たちにとって、大事なこと」とは_012
「A: 仕事の姿勢1 (まとめ動画) #01~#10」より

──最終回ではさまざまなデータを公開されていましたが、「これも本当は出したかった」というデータはあったのでしょうか?

桜井氏:
いや、そこまではないですね。
「ひけらかそう」というわけではないですから。

あくまで、「基本となるデータが見られるのはこうも面白い!」というものであり、いままで動画を見てきた人がそのデータに参加しているという印象をかもし出すものとして、興味深いのではないかなと。

──「9000万」という制作費の数字を出されたときは本当に驚きました。

桜井氏:
いやぁ~びっくりですね。
「これを出すんだ……」と、「ここまでかかるんだ……」の、二重の意味でびっくり(笑)。

ですが、これもまた「お金は燃料」という考え方に基づいてのものです。
まず、メーカーがゲームの開発費用などをそのまま世に明かすことってほぼないと思うんですよね。それでも噂として出てくるものはありますが、メーカーの公表でない限り、割と適当だったりします。全然的外れなことだってある。そういうところはいつもハッキリしないものだと思っています。

だけど、今回は個人のチャンネルでもあるし、「ちゃんとお金がかかる」ということはお話したほうがよいのではないかなと。インパクトもありますし。

──あの制作費の数字を見て、改めてこの番組が無料で見られるすさまじさを痛感しました。「これだけの費用や労力、時間をかけているのに無料で世に出しているんだ」と、しみじみと感じてしまうというか……。

桜井氏:
動画の中でも言いましたけど、バカですよねぇ~。
大バカですよね。死ねばいいのに!

──いやいや、死なないでください(笑)。

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副編集長
電ファミニコゲーマー副編集長。
ライター
転生したらスポンジだった件
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