2017年発売のNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』で共同メインコンポーザーを務めた作曲家の岩田恭明氏は、2023年7月に任天堂を退職していたと明らかにした。
少し遅くなりましたが、ご報告です。
— Yasuaki Iwata / 岩田恭明(いわた やすあき) (@yasui_wata) November 5, 2024
実は昨年7月、任天堂を退職し、新しい挑戦に向けて一歩を踏み出しました。
長い間支えてくださった関係者の皆さま、作品を遊んでくださり、また作品を通して音楽を聴いてくださった皆さまに、心よりお礼申し上げます。…
岩田恭明氏は2013年に任天堂へ入社し、『あつまれ どうぶつの森』のオープニングテーマ曲や『マリオカート8』における「マリオカートスタジアム」の楽曲などを手がけてきた人物だ。
なかでも『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では、片岡真央氏と共同でメインコンポーザーを担当。“ハテノ村”、“リトの村”のBGMや「カッシーワのテーマ」、「再会 リーバル」、「神獣 ヴァ・ルッタ戦」など数多くの楽曲を手がけた。
今回、岩田氏は10月31日に立ち上げた個人のXアカウント(@yasui_wata)経由で任天堂からの退職を明らかにしている。
投稿のなかでは関係者や関連作品のファンに感謝を伝えるとともに、今後についても「退職以降に取り組んできたお仕事についても、遠くない将来に皆さまにお知らせできる機会があるかと思います。」と言及した。
なお、岩田氏が作曲・編曲で携わった楽曲の一部は、任天堂の公式ゲーム音楽アプリ「ニンテンドーミュージック」でも聴くことができる。楽曲検索はクリエイター名には対応していないが、もし興味があれば先に示した楽曲を探して聴いてみるとよいだろう。