3月6日より早期アクセス版が配信開始された『Slay the Spire 2』。週末に最大同接数が50万人以上を記録し、全言語で2万6000件以上のレビューを集め「圧倒的に好評」の評価を獲得するなど、非常に盛況だ。
そんな本作にて、とあるエンシェントレリック「囁きのイヤリング」が密かに注目を集めているようだ。
エンシェントレリックは、前作のボスレリックに相当するもの。本作にはスパイアに住まう古の住人「エンシェント」が多数登場し、それらが層をクリアするごとに強力なレリックを授けてくれる。
「囁きのイヤリング」は、エンシェント「ヴァクー」から授かるレリック。毎ターン開始時にエナジーが1もらえるという強力な効果を持つ代わりに、「ヴァクーがあなたの代わりに最初のターンをプレイする」という強烈なデメリットを持つ。
このレリックを獲得すると、戦闘の1ターン目、プレイヤーは一切操作することができない。レリックの説明文の通り、プレイするカードがなくなるまでヴァクーが勝手に、次々とカードを使用してしまう。
しかもこのプレイはAIのような高度なものではなく、手札の左から使用可能なカードを片っ端からプレイしているようだ。そのため、「弱体を付与してからアタックする」「敵の攻撃に合わせてブロックを積む」といった意図的なプレイングは一切できず、完全に運任せの仕様となっている。
こうしたレリックの効果やヴァクーのプレイングについて、XやRedditなどでは、「ヴァクー、スレスパ下手すぎる」「苦労して創り上げたデッキが台無し」など、ヴァクーの腕前を嘆き、呆れる声が上がっている。
一方で、エナジー1が増加するという恩恵のおかげでゲームをクリアできたという報告もあり、レリックへの評価はプレイヤーによってさまざまだ。
なお、この「囁きのイヤリング」以外にも、ヴァクーのレリックは癖があるものが多い。たとえば商人のアイテムをすべて無料で入手できる「王のパラソル」は一見強力に見えるが、ショップに入店した瞬間にすべてのカード、レリック、ポーションなどを問答無用で入手してしまう。特に不要なカードが多数デッキに入ってしまうことで、これまで作り上げてきたコンボやシナジーがメチャクチャにされてしまうケースが多い。
ほかにも、毎ターン開始時にカードを2枚引けるが、追加でドローできなくなる「フィドル」や、強力なカードを入手できる代わりに呪いを2枚受け取る「干からびた爪」など、デメリットがついて回るものが多く用意されている。「契約」や「取引」を持ちかけるヴァクーの性格を反映したものといえるだろう。
『Slay the Spire 2』はSteamにて早期アクセス配信中だ。



