NOVECTは3月14日、高評価サスペンスホラー・ビジュアルノベルゲーム『ファタモルガーナの館』の実写化プロジェクトが北米で進んでいると明かした。
Steamにて3月4日から3月10日にかけて開催された「Visual Novel Fest 2025」での成功について感謝を述べるとともに発表したかたちになる。
【すごい!】
— NOVECT (@NOVECT_JP) March 14, 2025
先日のVNフェスはおかげさまで大好評でした! なんと1週間での販売数が10,000本に到達…! 改めてVNフェスで本作を広めてくださった皆様にお礼を申し上げます🥰
そしてSteamでの告知文の通り、なんと北米で実写化の企画が進んでいます。… pic.twitter.com/w43wrGwGar
『ファタモルガーナの館』は、2012年にPC向けに発売された西洋浪漫サスペンスホラー・ビジュアルノベルゲームだ。プレイヤーはすべての記憶を失い、いつの間にか謎の古ぼけた屋敷にいた「あなた」となり、自身を旦那さまと慕う女中に導かれ数々の悲劇を閲覧し、館の謎を解明していくことになる。
引き込まれるストーリーや人間心理を深く描いたサスペンス色の強い作風などから人気が集まり、Steam版の販売本数が11万本を超えるほか4000件以上のユーザーレビュー中「非常に好評」のステータスを獲得している。
また、2021年に発売されたNintendo Switch向け北米版『ファタモルガーナの館 -DREAMS OF THE REVENANTS EDITION-』が発売された際には一時期メタスコアが100点に、現時点でも96点というかなりの高得点を得ている。
なお、今回発表された実写化プロジェクトに関する情報はほとんど明かされてはいないが、NOVECTの代表であり、『ファタモルガーナの館』のシナリオを手がけた縹けいか氏のポストによると、同作をこよなく愛する情熱的な北米の映画監督が2年以上もの間、実写化プロジェクトに取り組んでいるという。
また、ポスト内では複数のテレビ局やプロデューサーとの交渉が順調に進んでいることも明かされている。
The VN Fest wrapped up with fantastic numbers, likely thanks to being featured on the front page. A huge thank you to everyone!
— 縹けいか/Hanada Keika (@hanadakeika) March 14, 2025
And now, an important announcement. For over two years, a passionate North American film director—who really loves Fata Morgana—has been working on a… https://t.co/pNWnBMhNkT