個人ゲームクリエイター・べすとまん氏は6月14日、開発中の新作ゲーム『利用規約への同意』のSteamストアページを公開した。
Steamストアページによると、2025年にリリース予定。既にウィッシュリストに追加できる状態となっている。
本作は『ドキドキアクションゲーム』と題するゲームをプレイヤーがプレイ…する前に、全12項目の利用規約への“同意”をしつこく求められるミニゲーム集のようなゲーム。
我々がいつも当たり前のように遊んでいるゲームには「利用規約」が存在することが多い。昨今ではゲームデータを管理するためのアカウント作成が求められるケースも増加しており、ゲームを遊ぶ上ではどうしても避けられない存在だ。
とはいえ、長ったらしくても規約を読解することが大事である…と頭では理解しつつ、ついつい適当に流して“同意”しがちなプレイヤーも少なくはないだろう。中には自動操作ツールを用いて、この面倒な手順を不正にスキップする不届き者も存在するかもしれない。

本作は「コンピューターによる自動操作を防ぐため、さまざまな趣向を凝らした仕様になっている」と説明されており、あらゆる手段でプレイヤーによる利用規約の同意を“手動”で求めてくる。
開発中の動画から確認できるだけでも、ルーレット、スライドパズル、クレーンゲーム、偽広告でおなじみのピン抜きパズル、もぐらたたき、ブロック崩し、ピンボール、ダルマ落とし、某スイカなゲーム、時限爆弾、昔のWindowsに付属していそうなゲーム、某ルートで既視感があるような弾幕ゲー、テトリス、フラッピーな鳥ゲー、ウイルスバスティング、チキンレース…と妙に豊かすぎるバリエーションを用いてプレイヤーにストレスを強いるのは狂気の沙汰と言えよう。
#スーパーゲ制デー
— べすとまん@ゲームクリエイター (@vestman_creator) June 14, 2025
【開発中】「#利用規約への同意」
キミはこのゲームを“プレイ”できるかな!?
「ドキドキアクションゲーム」をプレイするには、まず本ゲームの利用規約全てに同意する必要があります。
SteamストアページOPEN!!
✅ウィッシュリスト登録おねがいします pic.twitter.com/6j18yUI3Oc
なお、タイトル画面には「ランキング」のボタンが確認できるため、他のプレイヤーと競う要素も示唆されている。この点については以下のように説明されている。
※不具合のお知らせ
利用規約の確認ポップアップを開いた際、利用規約に同意する前にタイマーが開始してしまう不具合が発生しております。本不具合については修正するのがめんどくさいので、そのまま放置する方針となりますので、ご了承ください。利用規約への同意開始から「ドキドキアクションゲーム」をクリアするまでのタイムをランキングで競うものを仕様とします。
また、本作に登場する「利用規約」には、実際の法律上の効力は一切ないとのこと。安心してタイムアタックに挑もう。