3月11日、ヨルダン公安総局は、Team Salvatoのゲーム『ドキドキ文芸部!』に関する警告文を発表した。
警告文内では、『ドキドキ文芸部!』およびそれに類するゲームに対し、保護者による子どもがプレイするゲームやコンテンツの監視・追跡や、子どもに対してゲームのダウンロードおよびプレイ、ゲーム配信の視聴を控えることを呼びかけている。
※この記事には一部『ドキドキ文芸部!』に関するネタバレがふくまれます。
مديرية الأمن العام تحذر من لعبة Doki Doki Literature Club الإلكترونية وكل الالعاب المشابهه لها
— مديرية الأمن العام (@Police_Jo) March 10, 2026
** ندعو الأهل لمراقبة ومتابعة الألعاب والمحتوى الذي يتابعه الأطفال
التفاصيل: https://t.co/sQPbqN4YvU pic.twitter.com/wqgqyPnXpB
ヨルダン公安総局は、一見すると子供向けに見えるものの、実際には極めて危険な心理的コンテンツを含む一部のゲームについて警告を続けていた。その一例である『ドキドキ文芸部!』は、最近インターネットや動画共有プラットフォームなどを通じて拡散されているという背景があるようだ。
公安総局は同作について、序盤こそ「学校内を舞台にしたアニメ風のストーリー」として進行するが、次第にうつ病、自傷行為、自殺、精神疾患といったテーマや描写を含む「暗い心理的コンテンツ」へと変貌し、子どもにとって不適切な内容だとしている。
具体的には、アニメのようなデザインや魅力的な見た目により、子どもたちが同作の持つ心理的影響を認識しないままプレイしてしまうことで、心理状態や日常生活における行動に悪影響を及ぼす可能性があることを指摘している。
なぜ『ドキドキ文芸部!』は子供や青少年にとって危険なのか?
・視覚的欺瞞
可愛らしいアニメ風の見た目で、深刻な「精神的恐怖(サイコロジカルホラー)」の内容を隠蔽している
・デリケートなテーマ
自傷行為、深刻なうつ病、自殺願望といった描写を助長・提示している
・心理的ショック
物語が学園モノの場面から、突如として血まみれの恐ろしいシーンへと急展開する
・行動への影響
子供や青少年に、持続的な不安、ストレス、悪夢を引き起こす原因となる
・心理的ハッキング
ゲームがプレイヤーに直接語りかけたり、デバイスを乗っ取ったかのように錯覚させたりすることで、本物の恐怖を与え、精神的な動揺を誘発させる下記ポスト画像内の翻訳
تعرّف على مخاطر لعبة doki doki literature club
— مديرية الأمن العام (@Police_Jo) March 11, 2026
ونؤكد على ان الوعي والرقابة تحمي أبناءنا من المحتوى غير المناسب، وتساعدهم على استخدام الألعاب الإلكترونية بشكل آمن ومسؤول#الأمن_العام #الأردن pic.twitter.com/jSGRxBc5PL
『ドキドキ文芸部!(Doki Doki Literature Club!)』は、2017年にアメリカの開発スタジオ「Team Salvato」が配信した、PC(Steam)用フリーゲームだ。同作に新要素を加えた『ドキドキ文芸部プラス!(Doki Doki Literature Club Plus!)』も家庭用ゲームやスマホ向けに発売されている。
プレイヤーは高校生の主人公として文芸部に入部し、詩の執筆や部員との交流を通じて物語を進めていく。一見すると典型的な恋愛シミュレーションのように見えるが、選択肢や詩の出来栄えによっては、予期せぬ事態へと発展。恋愛ビジュアルノベルをイメージするプレイヤーにはあまりにも衝撃的な演出の数々が話題となった。
