『プリンセスコネクト!Re:Dive(プリコネR)』において、我らがキャルちゃんが、またしても「ひどい目」にあってしまった。
ある意味、本作の名物(?)とも言える、あの御方からの「電撃ビリビリお仕置き」を再びその身に受けることになったのだ。
その人物の名は「覇瞳皇帝(カイザーインサイト)」。メインストーリー第1部のラスボスである。
現在更新中のメインストーリーでは、敵陣営に第1部、第2部のラスボスが加わり、主人公たちがかつてない大ピンチに陥っている。その中で再登場を果たした覇瞳皇帝とキャルは、プレイヤーならご存知の通りいささか縁が深い。
というのも、今でこそ主人公一行【美食殿】の愛すべきツッコミ役として日々を過ごしているキャルだが、もともとは覇瞳皇帝から送り込まれたスパイであった。
当時のキャルの境遇は苛烈を極めており、手駒としての道具扱いされるのは当たり前。電撃によるお仕置きは日常茶飯事(?)。ついには洗脳まで施されてしまったほどだ。
キャルにとって覇瞳皇帝は、本来であれば絶対に許すことのできない相手のはずである。
しかし、キャルの言動を見ていると憎しみや恐怖以外の感情が見え隠れする。逆に、覇瞳皇帝からもキャルに対して、単なる道具以上の何かを向けているように思えてならない。
妄想かもしれないが、ふたりの間には不思議な関係性が存在しているように見えるのだ。
そんなふたりが、今回のメインストーリーで再び邂逅を果たした。
案の定というか、お約束というか、キャルは覇瞳皇帝からお仕置きされる展開になるのだが……。ここから物語は予想外の方向に動いていく。キャルは覇瞳皇帝の力を読み取って、分析して、複写し、劇的なパワーアップを果たすのである。
しかもだ。覇瞳皇帝自身もそれを予想していたかのような素振りを見せる。なにこれ。なんか通じ合ってるじゃん……!
そんな激エモ覚醒を経て、新たな力を手に入れたキャルの新フォーム「キャル(覇瞳天星)」が、4月22日より開催されるガチャに登場が決定した。
幸か不幸か、「陛下の気品あるVライン」の遺伝子こそ受け継いでいないようだが、衣装の各所にはしっかりと覇瞳皇帝の面影が忍ばせられている。
キャラクターシナリオでキャルの胸中がどう語られるのか。そして今後のメインストーリーでふたりの関係がどう描かれるのか。今後の展開に期待は高まるばかりである。
今回、電ファミニコゲーマーでは、そんな「キャル(覇瞳天星)」の実装にあたり、貴重な設定ラフ画と、本作のシナリオ制作チームからの独占コメントを入手した。
細部までこだわり抜かれたデザインと、制作陣の想いをぜひじっくりとご覧いただきたい。
また、今回の新フォーム登場にあわせて『プリコネR』公式YouTubeチャンネルでは、キャルの歩みを振り返る特別映像「~立花理香presents~ひとくちプリコネ通信!」が公開されている。
本稿の設定ラフ画やコメントとあわせて、ぜひ動画でもキャルの歩みを見届けてほしい。
□「キャル(覇瞳天星)」設定ラフ画
シナリオ制作チームからのコメント
Q1.キャルの新衣装を作り上げるにあたって、こだわった(チーム内で議論になった)衣装や構図があれば教えてください。
今回のキャルは、覇瞳皇帝の力の影響を受けたデザインコンセプトになっているので、覇瞳皇帝の持つ「和」のテイストや、「覇瞳天星」というキーワードから発想した天体のモチーフなどがユーザーの皆さんにも自然に伝わるように意識して制作しました。
また、覇瞳皇帝が大人の存在であることも踏まえて、これまでのキャルに多かったフリルなどの可愛らしい要素は少し抑えめにし、全体的に落ち着いた大人っぽいデザインにすることで、いつもとは違ったキャルの魅力を引き出せるよう工夫しています。
中でも大きなこだわりのポイントとして、設定上の仕様ではないのですが、前髪をやや長めに描写することで、さりげなく大人びた雰囲気や魅力をプラスしています。
このアイデアはチーム内でも好評で、今回のキャルらしさを形作る一つのポイントになっていると思います。
Q2.キャルと覇瞳皇帝のふたりの絡みを描くにあたって、大事にしていることがあれば教えてください。メインストーリー1部、2部、3部で変化していっているのでしたら、あわせてお聞きしてみたいです。
第一部ではキャルから覇瞳皇帝への感情は崇拝や依存に近い形をしていて、キャルの唯一の希望が覇瞳皇帝でした。
そこから、敵としての対峙を経て今現在まで関係性は都度変化し、キャルが力を借りに行くこともあれば、現実側では真那が秘密裏に希留耶を守るような場面もありました。
第一部で敗北し「ラスボス」を降りてからの覇瞳皇帝は、キャルのことを「ただの道具」以外の見方をするようになりつつあります。
ただし、決して本質が変化したわけではないので、覇瞳皇帝の態度も優しくなりすぎないように描写しています。
最新話では再び対立することなりましたが、単なる敵対関係ではなく、まして親愛関係でもないある種の絆が二人を繋いでいることを意識しています。
Q3.キャル→覇瞳皇帝、覇瞳皇帝→キャル、それぞれ抱いている感情について、ユーザーにはどう見えるよう意識して描いているのでしょうか。
キャルと覇瞳皇帝はとても特殊な関係性ですので、その心情の変化をくみ取っていただけるように意識しています。
ストーリーが進んでも、キャルにとって覇瞳皇帝は大切な「陛下」であり、あこがれであることは変わらず、
覇瞳皇帝にとってもキャルが隷従する手駒の一つでありながらそれ以上の意味を持つ存在である、
という点、そしてストーリーと共にその関係性が少しずつ変化していく様子を楽しんでいただけるように注意を払っています。
二人の間にある依存や妄信など、一言で言い表せない複雑な関係の中で、それぞれが価値を見出している名前のない感情が、シナリオの文面のみならず、声優さんの演技やイラストの表情によっても繊細な感情の機微がお届けできていたらうれしいです。
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