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第99回アカデミー賞で「生成AI」の扱いに関する選考ルールが明記。俳優や脚本部門においては「人間による制作」が必須条件。“人間の創造性”が中心にあるかどうか厳しく問われる形に

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5月1日、アメリカの映画芸術科学アカデミーは、2027年に開催される「第99回アカデミー賞」の新たな選考ルールを発表した。各賞の審査基準にくわえ、作品制作における生成AIの使用に関する方針が新たに定められている

今回の規定の主な変更点として、俳優部門や脚本部門において生成AIを通じた受賞が事実上除外され、人間による制作物のみを評価対象とすることが明記された

作品制作においてデジタルツールを使用すること自体は認められているものの、“人間の創造性”が中心にあるかどうかが厳しく問われることになる

賞全体の基本事項を定めた規定「RULE TWO: ELIGIBILITY」によると、作品制作において生成AIなどのデジタルツールを使用すること自体は、ノミネートの可能性に対して有利にも不利にも働かないとされている。

ただし大前提として、各部門の評価では人間の著作者がどの程度創造的な中心にいたかが考慮される。また、ツールの使用に関して疑問が生じた場合、アカデミー側は使用状況や人間の著作性について、くわしい情報の提供を求める権利を有しているという。

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(画像はアカデミー賞公式サイトより)

こうした全体方針にもとづき、俳優部門や脚本部門においては、人間による関与がより厳格な必須条件として定められた。

俳優部門では、映画のクレジットに記載され、「人間の同意のもと、実際に演じられた役柄」のみが審査の対象となる脚本部門においても同様に、審査の対象となるための条件として、「人間が執筆した脚本」でなければならないと規定されている。

生成AI技術が映画産業に浸透するなか、アカデミーは本規定を通じて、あくまで人間の著作性を中心に据えて評価する方針を明確にした形だ。詳細な選考ルールについては、アカデミー賞の公式サイトなどで確認してほしい。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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