5月3日、国際オリンピック委員会(IOC)が「eスポーツ」の専門委員会の活動を休止したことが報じられた。ジュネーブ共同の報道として、共同通信などが国内向けに伝えている。
報道によると、2025年6月に国際オリンピック委員会会長に就任したコベントリー氏は今年1月31日に「eスポーツ委員会」についての書簡をメンバーに送付。
「今後は私が責任を持って進める。次の段階では(五輪運動)全体の戦略にしっかり沿った、より一体的な進め方が必要になる」と説明し、コベントリー氏はeスポーツに対する姿勢の見直しを示唆していた。
また、IOC関係者は委員会の活動は「一区切りだ」との認識を示していたという
トーマス・バッハ前会長時代では、2024年7月に「オリンピックeスポーツゲームズ」の開催を決定するなどし、将来の五輪採用も視野に入れられていた。
しかし2025年10月、サウジアラビアオリンピック・パラリンピック委員会(SOPC)との協力関係を終了し、2027年に開催予定だった「オリンピックeスポーツゲームズ」が開催中止に。
既存のスポーツを重視するカースティ・コベントリー新会長の下で、「eスポーツ」に関する取り組みは後退する公算が大きくなったようだ。
