5月12日、開発元のPlayground Gamesは公式Xアカウントにおいて、5月19日に発売を控える『Forza Horizon 6』のSteam版のゲームビルドが、発売前に外部へ流出したと発表した。
公式声明によると、今回の流出はSteamなどのシステム不具合や開発側のプリロード(事前ダウンロード)設定のミスによるものではないと明言されている。くわえて、流出したビルドにアクセスしたプレイヤーに対しては、シリーズ全体のアカウント凍結やハードウェアBANを含む、厳格な取り締まりを行う方針を明らかにしている。
We are aware of reports that a build of Forza Horizon 6 has been obtained prior to its release and can confirm this is not the result of a pre-load issue.
— Playground Games (@WeArePlayground) May 11, 2026
We are taking strict enforcement action against any individuals found accessing this build including franchise-wide and…
流出とほぼ同時期には、非公式データベースサイト「SteamDB」上に本作のファイルリストが掲載される事態も発生しており、一部で話題を集めていた。
これについてSteamDB側は、同サイトのシステムからゲームデータや暗号化キー自体が直接流出したわけではなく、何者かが同サイトが提供するデータ抽出ツール「トークンダンパー」を使用した結果であると説明している。

SteamDBにファイルリストが掲載されるためには、実際にそのゲームを所有し、暗号化を解除できる権限を持ったユーザーから、トークンダンパーを使用したデータ提供が必要となる。
また、SteamDBが過去に公開した解説記事によると、一般ユーザー向けの事前ダウンロード版は強固に暗号化されており、発売日まで解除キーが配信されないため、通常であれば未発売の時点で同サイトにファイルリストが掲載されることはない。

つまり、本作のファイルリストが掲載されたということは、先行プレイ用ビルドのような特別な状態のデータにアクセスできる人物が、意図的であれ無自覚であれ抽出ツールを実行してしまったことを意味している。
このシステム上の技術的な裏付けから、SteamDBは事前ダウンロードデータが総当たり攻撃などで解読された可能性を否定しており、本作のレビュアーなど発売前のアクセス権を持っていた人物によってデータが流出させられた可能性が非常に高いと推測している。
『Forza Horizon 6』は5月19日にXbox Series X|SおよびPC(Steam、Windows)に向けて発売。「プレミアム エディション」購入者向けの早期アクセスは5月15日より開始される予定だ。なお、PS5番は2026年後半の発売を予定している。
