双葉社・芳文社は7月7日、4コママンガの巨匠・植田まさし先生の人気作『ほんにゃらゴッコ かりあげクン』『おとぼけ部長代理』が最終回を迎えたことを発表した。竹書房の『新フリテンくん』も7月10日で最終回を迎える。
1980年に連載開始した『かりあげクン』は、昭和・平成・令和と、日本のサラリーマン社会を笑いで包み込んできた国民的ギャグマンガだ。
今回、46年にわたる長い歴史に幕を下ろす。『かりあげクン』の連載を終了した理由については、双葉社が運営する「ふたまん+」のインタビューに回答する形で、以下のように述べている。
◆『かりあげクン』作者・植田まさし先生のコメント(抜粋)
ネタは、時代背景に捉われない普遍性をまず考えてやっています。アイデアが出なくて苦労したことはあまりないんですが、年をとって、アイデアの出る速度が遅くなってしまった。たとえば、正月のことをネタにするのであれば、もう46回は描いているわけですし、他の作品も合わせれば、もう100回以上。使ってないネタを探すのに、時間が取られるようになったんですね。それが今回、連載を終了することにした理由でもあります。
まんがタイム編集部(芳文社)によると『おとぼけ課長』から続く『おとぼけ部長代理』は最終回を迎えたが、連載継続中の『コボちゃん』本編については『新コボちゃん』の単行本が今後も芳文社より続刊が発売されるという。
また、2016年に掲載された植田まさし先生のマンガ家デビューのエピソードを描いた4コマも、まんがタイム編集部の公式Xで同時に公開された。
元を辿れば「まんがタイム」自体が植田まさし先生の4コママンガ『のんき君』をきっかけに創刊されており、いわゆる“萌え4コマ”で人気を誇る「まんがタイムきらら」の創刊にも繋がる。そのため若年層にとっても感慨深い、源流とも言えるエピソードだ。
7月7日発売『まんがタイム』8月号で植田まさし先生の『おとぼけ部長代理』が最終回を迎えました。
— まんがタイム編集部 (@mangatime_sp) July 7, 2026
『まんがタイム』創刊号から45年の長きにわたって『おとぼけ課長』『おとぼけ部長代理』を連載いただき誠にありがとうございました。… https://t.co/Vvwrr16rqD pic.twitter.com/H8HYQfbIsf
