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映画『超宇宙刑事ギャバン』では怜慈がボロボロに追い詰められまくる。ライダーや戦隊でも人気を誇る表現の神髄、そして「蒸着」と「コンバットスーツ」に込めた熱意をスタッフ陣が明かす

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テレビ朝日系列にて放送されてきた特撮ドラマ『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』(以下、超ギャバン)が、7月19日の放送をもって最終回を迎えた。

PROJECT R.E.D.シリーズ第1弾として今年2月に放送開始した本作は、映画『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』の公開も目前(7月24日)に迫っている。

プロデューサーの久慈麗人氏と、監督としても携わった福沢博文氏が、ギャバンの象徴とも言える「蒸着」「コンバットスーツ」の神髄、そして映画で描かれる「マスク割れ」も含めたスーツの破損のカタルシスを語った。

映画『超宇宙刑事ギャバン』では怜慈がボロボロに追い詰められまくる、スタッフ陣が明かす「蒸着」と「コンバットスーツ」に込めた熱意_001

◆昭和の『宇宙刑事ギャバン』を踏襲したアクション表現

『超ギャバン』は1982年に放送された名作『宇宙刑事ギャバン』を踏襲し、新たな息吹を令和に吹き込んでいる作品だ。多元宇宙(コスモレイヤー)を舞台に多種多様なギャバンが登場したが、その魅力は昭和ギャバンの存在が前提にある。

昭和ギャバンの主役を演じた大葉健二さんについて「素面の状態で非常に動ける方だった」と語る福沢監督。

同じように素面の身体を使ったアクション表現はなるべく使用したかったとしており、令和ギャバンにも強いこだわりとして反映されているようだ。

また、福沢監督は被写体(スーツアクター)、アクション監督、監督という、類を見ない複数の経歴を同時に持っている人物。

自分が実際に動いていたからこそ、戦いへの入り方や突然殴り始める状況などが作りやすく、自然な流れでアクションへ移行させることができると考えているという。

◆蒸着=ネクタイを締めること?

また、昭和ギャバンで最も印象的だった演出の1つは、令和ギャバンでも使用されている変身プロセス「蒸着」だろう。

昭和ギャバンが他の特撮ヒーローにおける「変身」と大きく異なるのは、スーツが粒子状に分解された状態で変身者の元へ送られてくる点にある。

その一瞬で終わるスーツの再形成も「蒸着プロセスをもう一度見てみよう!」と映像で振り返ることで、子どもが真似できるおもちゃ的な楽しさを感じられる作りだ。

「蒸着」について福沢監督は、過酷な場所へ向かうための“気持ちの引き締め”と定義付けた。装備品を整えることや、ネクタイを締めることなどと同じ、日常の延長線から戦いへ臨む儀式のようなものと考えているという。

久慈プロデューサーによれば、令和ギャバンの企画が立ち上がった際に「やはり“蒸着”は導入しよう」がチームの総意だったとのこと。

手元のアイテムからコンバットスーツを射出・形成する設定に変更されているが、川澄綾子さんによるナレーションと関俊彦さんによるトリガー音声が、そのプロセスを魅力的に彩ったと自信をのぞかせた。

◆コンバットスーツの発光は「感情の高まり」

「コンバットスーツ」に関しても、久慈プロデューサー率いるデザインチームは、メッキ処理による金属的な質感のカッコよさを追求。

「“ギャバンらしさ”ってなんだ?」という疑問には昭和ギャバンの主題歌に沿って、振り向かないこと、ためらわないことであると答えたくなるが、今回のチームは昭和ギャバンで印象的だった目の発光にも着目したという。

これを「感情の高まり」による発光と新たに解釈し、マスクやボディ全体を使って感情を表現するデザインへと昇華。本作がエモルギーやエモルギアなどを代表に、“感情”という要素をテーマやモチーフに取り入れている点で裏付けることができそうだ。

 

◆「マスク割れ」は大きなカタルシス、すべての“感情”が表出した映画限定の進化フォームへ

そんなヒーローの象徴とも言える美しいコンバットスーツだが、マスクのみならず腕までも激しく破損してしまう様子が、映画の予告でも確認できる。

特筆すべきはスーツの身体部分の破損は前例がない点で、どこまで壊して良いかはバランスを見ながら慎重に試みたとのこと。

いわゆる顔部分の破損を指す「マスク割れ」は、特撮ヒーロー作品においても人気を誇る表現だが、令和ギャバンはさらに踏み込んだと言える。

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同じ「マスク割れ」といった表現でも、令和ギャバンが仮面ライダーやスーパー戦隊と異なる点は何か。それは“お天道様”のような映画限定の進化フォーム「ギャバン・インフィニティ・アポロン」で表現されているようだ。

大きな破損や絶望の先、主人公の怜慈が“折れない心”で限界を超えて蒸着するフォームだが、久慈プロデューサーは「この作品において、フォームチェンジは単なる装備のパワーアップではありません」と語る。

というのも、コンバットスーツの生成には装着者の「エモルギー」が作用しており、怜慈がギャバンという存在に込めている誇りと願い、すべての“感情”が表出した特別なフォームになっているという。

生身の姿が露出する痛々しい姿が話題だが、福沢監督は「ヒーローはどん底まで追い詰められるからこそ、最終的に輝く瞬間に大きなカタルシスが生まれる」と力説。

本作の「マスク割れ」は、どれだけ傷ついても、どれだけ壊れても、“折れない心”を持つという視覚的にわかりやすい表現として描かれているようだ。

肉体を変化させるのではなく、自らの“感情”などをエネルギーに変えてコンバットスーツを纏う「蒸着」が映画でどのように描かれるのか、怜慈のセリフも含めて注目したい。

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以下、プレスリリースの全文を掲載しています


敵の目的は”全ギャバンの抹殺”!?
全次元を巻き込んだ壮大な戦いが幕を開ける――
『超宇宙刑事ギャバンインフィニティ太陽が泣いた日』
プロデューサー・久慈麗人と、監督・福沢博文が語る
『ギャバン』の象徴【蒸着】と【コンバットスーツ】の神髄
―『宇宙刑事ギャバン』への多大なるリスペクト、そして令和版リデザインにあたってー
福沢「どん底から、【蒸着】して輝く瞬間の大きなカタルシス」
久慈「【コンバットスーツ】の生成には、感情が作用している」


この夏、Wヒーローによる豪華2本立て映画、
映画『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』 映画『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』が2026年7月24日(金)より全国公開いたします!

「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」(毎週日曜午前9:30~10:00/テレビ朝日系)は、スーパー戦隊シリーズの後枠となる新ヒーローシリーズ「PROJECT R.E.D.」の記念すべき第1弾。1982年の『宇宙刑事ギャバン』の精神を踏襲し、多元宇宙(コスモレイヤー)を舞台に、次元を超えることができるギャバン・インフィニティが、多元宇宙で発生する「エモルギー犯罪」を仲間のギャバンたちと解決していく超次元英雄譚。大型宇宙戦艦コスモギャバリオンに乗って、映画でも次元を超えて「蒸着」だ!

映画『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』が、映画『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』と豪華2本立てで7月24日(金)より上映される。
映画公開を目前に、本日惜しまれながらも華々しい最終回を迎えたテレビシリーズ『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』は、コンバットスーツ姿でのアクションのみでなく、生身のアクションのクオリティの高さやキャラクターの愛らしさなどで絶大な人気を集めた。
特に『宇宙刑事ギャバン』(82)とも共通する【ギャバン】の象徴であり、多くの視聴者を魅了してきたのが【コンバットスーツ】と、その姿に至るまでの【蒸着プロセス】である。
そんな【蒸着】と【コンバットスーツ】の奥深い魅力について『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』のプロデューサーである久慈麗人、そしてテレビシリーズでもパイロット監督(テレビシリーズの序盤の話を担当し、世界観、演出方針、キャラクターの方向性を決定付ける役割を持つ監督)を務め、映画でもメガホンをとった福沢博文に聞いた。

これらを語る上で重要になるのは、福沢の稀有な経歴だ。『高速戦隊ターボレンジャー』(89)の悪の兵隊、ウーラー兵から、『海賊戦隊ゴーカイジャー』(11)のゴーカイレッドまで、数々のヒーローのスーツアクターを担当。その後『特命戦隊ゴーバスターズ』(12)など10作品以上ものアクション監督などを経て、本作で初めてパイロット監督を務めた。
このように主役(ヒーロー)のアクター、そしてアクション監督を経てパイロット監督を務めるという経歴は類を見ない、初めてのことである。福沢はこの経歴について被写体、アクション監督、監督という3つの立場からの目線を持っていることが自身の最大の強みであり、自分が実際に動いていたからこそ、戦いへの入り方や突然殴り始める状況などが作りやすく、自然な流れでアクションへ移行させることができると考えている。自分が『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』のパイロット監督に選ばれた理由を「アクションの中で、役者を動かす手腕」だと認識しており、テレビシリーズ第1話を「怜慈のアクションから本編に入る」構成にと要望したのも福沢とのことだ。更に「『宇宙刑事ギャバン』の主役を演じた大葉健二さんが素面の状態で非常に動ける方だったため、素面の身体を使ったアクション表現は本作でもなるべく使用したかった」とアクションへの強いこだわりを明かした。

【蒸着】は、『宇宙刑事ギャバン』において、最も印象的であった演出のひとつだ。だからこそ、本企画が立ち上がった時に「やはり【蒸着】は導入しよう」というのがチームの総意だったと久慈は回想している。
福沢は、【蒸着】を状況が過酷な場所へ向かうための”気持ちの引き締め”と定義付ける。装備品を整えることや、ネクタイを締めることなど同じ、日常の延長戦から戦いへと臨む儀式のようなものであると考えているのだ。
「【蒸着プロセス】は動きながら変身していくドラマの流れ的な美しさと、プロセス映像で振り返ることで子どもが真似できるおもちゃ的楽しさ、その両方を見せられる”2度おいしい作り”になっている」と満足げに語る福沢。久慈は『宇宙刑事ギャバン』からの変更点に関し「かつて宇宙から転送されていたコンバットスーツを、本作では手元のアイテムから射出・形成させる設定へと変更した。川澄綾子によるナレーションと関俊彦によるトリガー音声がそのプロセスを魅力的に彩った」と自信をのぞかせた。

そして、ヒーローの象徴とも言える【コンバットスーツ】。その造形や見せ方にも、令和版【ギャバン】ならではの深い意味が込められている。久慈率いるデザインチームは「”ギャバンらしさ”とは何か」を徹底的に探求し、実写ヒーローならではのメッキ処理による金属的な質感のカッコよさを追求。そのうえで『宇宙刑事ギャバン』で印象的だった目の発光を「感情の高まり」による発光と解釈し、マスクやボディ全体を使って感情を表現するデザインへと昇華させた。福沢も「赤々しさやメタルな質感が素晴らしく、スーツアクター目線で見ても羨ましくなるほどかっこいいフォルムだ」と絶賛。「おでこの小さなマークなど、プラモデルに貼るデカールのようなディテールが個人的にとても好きで”男の子心”に刺さる部分だと感じる」と愛情たっぷりに語る。
しかし映画の予告では、その美しいコンバットスーツがマスクのみならず腕までも激しく破損し、生身の姿が露出する痛々しい姿が公開され話題を呼んでいる。福沢はこの破損について「怜慈の”やられまくっている絶望的な状況”を視覚的に伝えるための表現である」と力説。さらに「ヒーローはどん底まで追い詰められるからこそ、最終的に輝く瞬間に大きなカタルシスが生まれる。中の肌までもが露出することで、観る人がハッとする痛々さの象徴を狙った」と語る。スーツの身体部分の破損には前例が無く、どこまで壊して良いかはバランスを見ながら慎重に試みたそうだ。どれだけ傷ついても、どれだけ壊れても、それでも”折れない心”を持つ。それこそが福沢の中でのヒーロー像なのだ。

そんな大きな破損・絶望の先、怜慈が”折れない心”で限界を超えて【蒸着】することで映画限定の進化フォーム「ギャバン・インフィニティ・アポロン」が現れる。久慈は本形態に込められた想いについて、「この作品において、フォームチェンジは単なる装備のパワーアップではありません。【コンバットスーツ】の生成には、装着者の『エモルギー』が作用しています。つまり、怜慈が【ギャバン】という存在に込めている誇りと願い、そして全ての感情が表出したフォームなのです」とその特別さを熱く語る。福沢も「心のギアが更にもう一段階上がったことに呼応している」と語るこのフォームへの進化シーンでは、怜慈が再度【蒸着】を力強く宣言する姿を見ることができる。この重たい【蒸着】という言葉を、どのように演出するのか、福沢と久慈は考え抜いた。その結果【蒸着】がどのように表されることになったのか、そしてアポロンの姿になった後の怜慈のセリフに、是非注目していただきたい。

最後に映画を楽しみにしているファンに対して、久慈は「人々にとって欠かせない存在の太陽。太陽が照らせるものは何か。『ギャバンとはお天道様』と教わった怜慈が、刑事として、ギャバンとして、向き合うものとは何か。決して忘れることのできない特別な日を描きます」とサブタイトルにも繋がるテーマを示唆。福沢は「映画を通して、主人公・弩城怜慈の”人間性”が強く出ているので、まずはそこを楽しんでほしい」と、ドラマ性を強調した。

肉体を変化させるのではなく、自らの”感情”と”折れない心”をエネルギーに変えて【コンバットスーツ】を纏う【蒸着】。
令和の時代に新たな息吹を吹き込まれた宇宙刑事の【蒸着】を、是非スクリーンで確かめてください!

映画「ゼッツ・ギャバンインフィニティ」製作委員会
Ⓒテレビ朝日・東映AG・東映
公式ホームページ:https://zeztz-gavan-26movie.com/
公式X:@toeiHERO_movie

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

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