小野不由美の名作ファンタジー小説『十二国記』が、まもなく電子化される。現在ブックウォーカーやKindleなどで予約を受付中で、実際の販売は9月17日から。
10月15日、12月11日と3回に分けて、既刊15巻および9月17日に刊行される最新巻『幽冥の岸』を加えた16巻すべてが配信されるという。
『十二国記』は中華風の異世界「十二国」を舞台にしたファンタジー小説で、神秘的な生き物「麒麟」によって選ばれる王と、その統治をめぐる壮大な物語が描かれてゆく。タイトルの通りその世界には12の国があり、物語の舞台や主要な登場人物も巻によって大きく異なる。
1991年から刊行が始まった長寿シリーズであり、根強い支持ほこる人気作。しばしば空隙を挟みつつ現在まで執筆が続けられており、2019年にはおよそ18年ぶりとなる新作長編『白銀の墟 玄の月』が刊行。それまでながく中断されていた「戴」の国に関する物語が完結し、多くのファンや出版社、書店をも巻き込んで大きな賑わいとなった。
今年2026年の9月17日には、7年ぶりとなる新刊『幽冥の岸』の刊行が予定されており、今回の電子化第1段もその発売日にあわせての実施となっている。
