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『モンハン:ワールド』がシリーズ初の大台となる1000万本出荷を突破。最高出荷本数だった『MHP3』を8年振りに塗り替える

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 カプコンは8月20日、『モンスターハンター:ワールド』(以下、『モンハン:ワールド』)が、コンシューマ版とPC版を合わせて全世界で1000万本の出荷を突破したと発表した。この売り上げにはダウンロード版の販売実績も含むとされている。

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(画像はSteam | Monster Hunter: Worldから)

 同作は今年1月26日にシリーズひさびさの据え置き機向け新作としてPlayStation 4、海外ではXbox Oneでもリリース。発売から3日間で出荷本数が500万本を突破し、さらに2ヵヶ月後には全世界で750万本の出荷を記録した。
 この時点で、カプコンにおける単一タイトルでの出荷本数の史上最高記録を更新している。

 また8月10日には、シリーズでは『モンスターハンター フロンティア オンライン』以来となるPC版も全世界で発売。PC版はSteamでは発売から数時間で20万人以上の同時接続数を記録するなど、コンシューマ版発売から半年以上経った現在でも人気が衰えていないことが明らかとなった。

PC版『モンスターハンター:ワールド』が発売開始。Steamでは同時接続プレイヤー数24万人を発売数時間で記録、今年最大のローンチ規模に

 なお海外フォーラムRedditのゲーム系サブレディットでもこの話題は取り上げられており、もっとも注目を浴びているのは「巨大な予算を得たら『モンスターハンター』の続編はどうなるんだろう?」という発言だ。

 実際にこの疑問に対する直接的な答えは帰っていないが、ユーザーたちは「過去作も好きなものの『モンハン:ワールド』の操作性や快適性を体験したら戻れない」と意見したり、前作『モンスターハンターダブルクロス』で登場した「流派」のアクションを本作も複雑であると挙げたりしている。
 また、据え置き機だけでなく携帯機での『モンスターハンター』も引き続き開発してほしいとのユーザーの声もあるようだ。ひとつのフォーラムでもあるものの、こういった発言からも本作が古いシリーズから一新され世界的に大きな反響を得たことが感じられないだろうか。

 1000万代の大台を突破しシリーズの再起を見せつけた『モンハン:ワールド』。だが、PC版では通信エラーが多発する問題が発生中で、カプコンは修正を急いでいる状況。
 本編自体もレイドコンテンツの不足などが指摘されているなかで、いかに「無料でする」と宣言されたアップデートが継続的に続けられるかなどが、今後の課題となるだろう。シリーズ従来の「G」といったスタンドアローン拡張版も登場するのかなど、今後の展開に注視したい。

文/ishigenn

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ライター
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ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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