発売から3日で100万本を突破し、好評の波に乗っている新作RPG『Clair Obscur: Expedition 33』だが、実は今年1月の時点で発売前から実写映画化の企画が進行していたという。この情報は今年1月30日の時点で、海外メディアVarietyによって報道されていた。
報道によれば、『ソニック・ザ・ムービー』などを手がけたプロデューサー・Dmitri M. Johnson氏らの映画スタジオStory Kitchenが開発元Sandfall Interactiveと提携し、同作の映画版制作を進めているという。同報道の時点では、出演キャストや監督については発表されていない。

『Clair Obscur: Expedition 33』は今月4月24日にリリースされた新作タイトル。海外レビュー集積サイトMetacriticにて、平均レビュースコア「92点」をマーク。発売からわずか3日で100万本セールスを達成するという、今まさに流れに乗っている作品のひとつだ。
同作はフランスのベル・エポックの時代をモチーフとした世界観と、「ペイントレス」という超常的な存在によって人類にもたらされた「死の呪い」をテーマにしたRPG。日本のゲーム作品からも大きな影響を受けたとしており、フランス製の“JRPG”として日本国内でも注目が集まっている
VarietyではStory KitchenのDmitri M. Johnson氏と、共同創業者のMike Goldberg氏らの発言として「Sandfall Interactiveとの協力によって、『Expedition 33』の豊かで没入感のある世界をスクリーン上にもたらせることに興奮している。」というコメントを掲載。
Sandfall InteractiveのCEO兼クリエイティブディレクターであるGuillaume Broche氏は、「彼らはストーリーテリングについて知識と、我々のビジョンに対しての情熱をそなえており、ゲームを魅力的な映画へと変えてくれる完璧なチームだ」と語っている。