各所で非常に高い評価を得ている新作ゲーム『Clair Obscur: Expedition 33』のPS5パッケージ版が、現在品薄の状態になっているという。本記事の執筆時点では、Amazonやヨドバシドットコム、ジョーシンウェブショップなどで数週間程度の取り寄せ待ち状態になっていることが確認できている。
同作はフランスの開発スタジオSandfall Interactiveが手がける、日本のJRPGに深い影響を受けて制作されたというRPG。現在のところパッケージ版はPS5のみの販売ながら、PS5/Xbox Series X|S/PC(Windows/Steam/Epic Games Store)向けにDL配信も行っているほか、ゲームパスにも対応している。
『Clair Obscur: Expedition 33』は、フランスのベル・エポックの時代をベースに制作されたファンタジー世界を舞台に、超常的な存在「ペイントレス」による死の呪いと戦う人々を描く物語。幻想的なビジュアルの世界観は、退廃的ながらも美しさを感じさせるものだ。
JRPG的なターン式戦闘の中に、リアルタイムで進行する要素を取り入れた「リアクティブ・ターンベース」というバトルシステムが、本作の大きな特徴。戦闘中に敵の攻撃に対処する回避・パリィ・カウンターといったアクション的な要素があり、それによって攻撃のリズムを作って連撃を狙っていくといった流れになっている。



4月24日にリリースされた本作は、発売から3日で100万本のセールを達成。評価も非常に高く、海外レビュー集積サイトMetacriticにて、平均レビュースコア「92点」をマーク。Steamでは発売1週間を待たずしてレビュー数が1万3000件を突破し、こちらでも「非常に好評」のステータスとなっている。