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『Sky 星を紡ぐ子どもたち』を原作とする映画『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』が“日本限定”で上映決定。8月8日から

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thatgamecompanyは5月20日(火)、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』を原作とする映画『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』を“日本限定”で上映することを決定した。公開日は8月8日(金)となる。

また、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』内では、7月21日から先行上映が行われる。4章に別れたエピソードが順次公開されるようだ。

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』 は、iOS、Android、Nintendo Switch・PlayStation、PC(Steam)で配信中のMMOゲームだ。他人とのつながりを意識したゲームデザインが特徴的であり、プレイヤーは「星の子」として、宇宙への帰還を目指していく。

2019年にリリースした本作は多くのプレイヤーの心をつかみ、全世界で総ダウンロード数、累計2億7千万を突破。2023年8月にはオーロラとのコラボコンサートにおける「最も多くのユーザーが参加したコンサートがテーマの仮想空間」のギネス記録も更新した。

映画『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』は『League of Legends』『Apex Legends』のストーリートレーラーでもおなじみの、エヴァン・ヴィエラ氏が監督、リズ・エリス氏が脚本を務める。制作会社はLight & Beyondとなり、thatgamecompany、Illusorium、Orchidの3社によって共同プロデュースされているようだ。

本作は「身体が結晶化してしまうという流行り病」が生き物たちを蝕んでいく世界が舞台。そんな世界で孤児であった主人公・星の子はある日、さまよっていると傷ついたマナティに出会った。

助けるため、人目を避けてたどり着いたさきには、忘れられた古い寺院の廃墟が。そこで、マナティの苦しみを和らげる「魔法のキャンドル」を手に入れたのであったのだ。

それから数年、子どもとマナティは共に成長し、やがて世界の命運に立ち向かう存在となっていく。作中では闇に抗う、友情の灯火の仄かなゆらめきや絆が描かれるようだ。

公開されたトレーラーでは作中の「孤島」「捨てられた地」「書庫」と思われるエリアを舞台に、星の子たちが描かれた。主人公となる星の子は花鳥郷の「希望の番人」の姿をしており、おなじみの精霊をはじめ大精霊たちも登場。

映像の49秒あたりでは、暗黒竜の登場を思わせる赤いライトも描かれ、Sky要素がふんだんに詰め込められた作品になっていることがうかがえた。

発表によると、本作は「プレイヤー同士の体験共有」を軸にゲームと映画の垣根を越える新たな映像体験を提供することを表明しており、7月21日(月)からはゲーム内のシアターにてチャプター形式で順次公開することを明かした。

劇場公開は日本限定となり、配給は「NAKACHIKA PICTURES」が担当。劇場ならではの特別な体験やイベントも考えているようで、続報については今後、随時発表していくという。

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』が映画化。_011

また、ゲーム内では作品と連動した期間限定イベントも実施予定。映画の舞台となったロケーションを実際に歩くことができるようだ。

以下、プレスリリースではディレクターのジェノヴァ・チェン氏のコメントも掲載されている。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


世界累計2.7億DLの名作ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』が構想約3年を経て、待望の映画化!『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』“日本限定”での劇場公開が決定

thatgamecompany,Inc.(本社所在地 アメリカ合衆国カリフォルニア州)の運営中タイトル『Sky 星を紡ぐ子どもたち』(以下Sky)は、ゲームの世界の原点を描いた初のアニメーション作品、その前篇となる『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』の公開日が2025年8月8日(金)に決定したことをお知らせいたします。なお、本作は世界で唯一、日本限定での劇場公開となります。

公式トレーラー:https://youtu.be/1pbfrm1ImG4 

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』が映画化。_012

■概要
すべての人々に届けられる、言葉の無い物語
世界累計2.7億DLを記録したゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』。「Anime Japan 2022」でのアニメーション映像化決定の発表からおよそ3年の月日を経て、この度、Skyの世界観を原作としたアニメーション作品、その前篇となる『Sky ふたつの灯火 − 前篇 −』が、いよいよ公開されます。

『Sky ふたつの灯火』は、異なる時代を生きた2人の子どもたちの交差する宿縁と、終わりゆく世界の命運を左右する重大な選択を描く、2つのパートから成る物語です。本作はセリフを一切用いず、視覚と感情に訴える表現によって、「悲しみ」「癒し」「許し」という普遍的なテーマを描き出します。年齢や国境、言語の壁を越え、すべての人々の心に深く響く作品となっています。

人々が分け隔てなく、心を通わせ合うことの困難さと重要さが問われる現代において、thatgamecompanyは、ゲームをプレイしたことがある方も、そうでない方も、この作品を通じて世界中の人々が「つながり」や「共感」に想いを巡らせてくれることを願っています。

世界初 映画とゲームの融合
また本作は、「プレイヤー同士の体験共有」を軸とし、ゲームと映画の垣根を越える新たな映像体験を提示いたします。劇場では大画面と音響による圧倒的な没入感を提供し、加えて、7月21日(月)より『Sky』ゲーム内のシアターにてチャプター形式で順次公開予定となっております。

ゲーム内では作品と連動した期間限定イベントも実施予定で、プレイヤーは物語の舞台を実際に歩くことで、より深く世界観を体感することができます。2023年に実施されたバーチャルコンサートでは、1万人以上のプレイヤーが同時接続し、2つのギネス世界記録™を達成。今回の映画公開では、ファンがゲーム内でリアルタイムに映画を“ともに観る”という、かつてない共創型の映画体験が実現します。

なお本作は、日本が世界で唯一の劇場配給国となり、配給は「NAKACHIKA PICTURES」にご担当いただきます。今後は、劇場ならではの特別な体験やイベントなど、国内配給に関する続報も順次お知らせいたします。ぜひご注目ください。

受賞歴のあるクリエイティブ・チーム
『Sky ふたつの灯火 – 前篇 -』はLight & Beyondによって、thatgamecompanyとのパートナーシップ、またIllusoriumとOrchidという2つのスタジオとの共同プロデュースで制作されています。

・監督:エヴァン・ヴィエラ(『League of Legends』『Apex Legends』)

・エグゼクティブ・プロデューサー:ジェノヴァ・チェン(『風ノ旅ビト』『Sky』)

・脚本:リズ・エリス(『The Madness』)、チャーリー・ポープ(『Sky』)

・プロダクションデザイン:

 セシル・キム(『ファイナルファンタジーIX』『ゴッド・オブ・ウォー』)

 田辺雄一郎(『Sky』)

・ストーリー:

 アラン・フイン(『ファイナル・スペース』)

・アニメーション監修:

 クリス・ビショップ(『Sky』)

・音楽:ケヴィン・ペンキン(『メイドインアビス』『狼と香辛料』)

プレイヤーの心に響く、感情豊かなゲームデザインと、世界レベルのアニメーション制作の融合により、本作は“心で観る映画”として仕上がっています。

■あらすじ
身体が結晶化してしまうという流行り病が、静かに生きものたちを蝕んでいく世界。

そんな街の片隅で、ひとり逞しく生きる孤児がいた。

ある日、その子どもは傷ついた小さな“光のマナティ”と出会う。

幼い命を抱きかかえ、人目を避けてたどり着いたのは、忘れられた古い寺院の廃墟だった。

そこで子どもは、マナティの苦しみを和らげる魔法のキャンドルを手に入れる。

それから幾年——。

子どもとマナティは共に成長し、やがて世界の命運に立ち向かう存在となっていく。

傷を負ったマナティのために、子どもは義足を手に入れ、マナティは再び空を自由に舞う喜びを取り戻す。

だが、そんなささやかな希望を覆い尽くすように、街には黒雲が立ち込めていく。

闇に抗う、友情の灯火の仄かなゆらめき。

その絆は、逆境に立ち向かう力となるのか──。

公式トレーラー:https://youtu.be/1pbfrm1ImG4 
特設サイト:https://www.thatskygame.com/ja/thetwoembers 

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』が映画化。_013

ジェノヴァ・チェン
thatgamecompany

エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター兼CEO

「この映画は、涙の思い出とともに心に刻まれて、大切な人たち、愛する人たちやペットたちを抱きしめてあげたくなるような、側にいてあげたくなるような、そんな物語です。」

■『Sky 星を紡ぐ子どもたち』とは
「Sky 星を紡ぐ子どもたち」 は、iOS・Android・Nintendo Switch・PlayStation・Steamで大好評配信中のソーシャルアドベンチャーゲームです。誰でも直感的に遊べる設計でありながら、心を揺さぶり、他人とのつながりを感じ、感情を共有する体験となること、そしてそれにより寛容や思いやりの輪を広げ、現実世界においても良い影響をもたらすこと、「Sky」はこうした理想を掲げて、2019年のリリース以降多くのプレイヤーの心をつかみ、精力的なアップデートが続けられています。世界中でダウンロードは累計2億7千万を突破しており、2022年9月には日本ゲーム大賞2022の優秀賞を受賞。2023年8月には『最も多くのユーザーが参加したコンサートがテーマの仮想空間』としてギネス世界記録™ を更新しました。2022年12月7日から配信開始したPlayStation版、2024年4月10日からアーリーアクセスが開始されたSteam版により、今後ますますSkyの世界は広がっていきます。これからも多くの方に楽しんでいただき、いつまでも愛されるような作品を作ってまいります。

【公式ウェブサイト】https://www.thatskygame.com/ja  

【X(旧Twitter)アカウント】https://x.com/thatskygameJP  (@thatskygameJP)

【Instagramアカウント】https://www.instagram.com/thatskygamejp/  (@thatskygamejp)

■thatgamecompany
thatgamecompanyは、幅広く受け入れられ、芸術的で、感情的で、豊かな体験の開発に取り組んでいます。これまでに生み出してきた「flOw」「Flowery」「風ノ旅ビト」「Sky 星を紡ぐ子どもたち」などの作品は多数のアワードで評価いただき、スミソニアン・アメリカ美術館の常設コレクションに認定されるなど、世界中のギャラリーや美術館にも展示されています。ゲームで実現出来るエモーショナルな体験の可能性を広げていくことで、年齢、文化、背景を越えて、あらゆる方々に楽しまれ、愛されるエンターテイメントをつくっていきます。


【公式ウェブサイト】 http://thatgamecompany.com/ 

ライター
マヌルネコを愛してやまない雑多ゲーマー。好きなゲームは『A Hat in Time』『Red Dead Redemption 2』『Sky 星を紡ぐ子どもたち』『オクトパストラベラー II』『theHunter』
Twitter:@cookieP_Sub

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