現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団・第四境界は、試験型ホラーゲーム『事故物件鑑定士試験』のオンライン受験を開始したと発表した。
『事故物件鑑定士試験』はマークシート形式の試験に擬態したホラーゲームで、試験自体は架空だ。
ただ、実際に公式サイトが存在しているほか、過去問題も用意されているなど、一見すると実在の試験かのように見える。
ゲーム自体も実際の資格試験のフォーマットで展開され、それをオンラインから受験することができる。
本作は2025年4月に東京・天王洲アイルにて現地試験が開催され、全日が即満席に。
また過去問題は、公開から1ヵ月で挑戦回数が70万回を突破しているほか、Vtuberによる実況動画も多数投稿されるなど、話題の資格試験となっている。
今回公開された本試験は45分の制限時間があり、事故物件と法律に関する問題のほか、霊的現象への言及、霊的要素を含む画像や音声が含まれた問題が出題。
また試験そのものが、霊素環境構築のための霊器素養の開孔と受容のプロセスになっている。
この試験に合格すると、名前入りの認定証と業務手引書が発行され、実際に事故物件鑑定士としての活動を行えるようになるという。
また本作では、実況/動画配信が歓迎されており、全編配信できるだけではなく、個人法人問わず収益化も可能。
試験の制限時間をOFFにしたり、演出として発生する待ち時間を限りなく短くするオプションも用意されている。
体験時間は2時間~3時間程度で、過去問題に挑んだり、問題の解説をじっくりご覧いただく場合は、3時間~4時間程度となる。
『事故物件鑑定士試験』の受験料は2,800円(税込)で、不合格時の再受験は無料。第四境界のオンラインショップからプレイできる。