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『バイオハザード RE:ベロニカ』は「3人称視点」「RE:2のようなリソースマネジメント」を採用したナンバリング級の重要作。プロデューサーが明かした気になる仕様の数々【Summer Game Fest Play Days 2026】

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「次こそコード:ベロニカでは?」

『バイオハザード』シリーズのリメイクを重ねるたびにファンの間でくすぶり続けてきたその期待が、ついに現実となった。
「Summer Game Fest Live Kickoff」にて、2000年発売の『バイオハザード コード:ベロニカ』を原作とするリメイク作、『バイオハザード RE:ベロニカ』が発表されたのだ。

電ファミでは、アメリカ・ロサンゼルスで開催されたメディア向けイベントSGF Play Daysにてプロデューサーの平林良章氏を迎えた合同Q&Aセッションに参加することができた。短い時間ながら「3人称視点」や「原作のボスキャラも登場」など、本作のヒントとなるお話を伺うことができたので、以下その模様をお伝えしていく。

なお、会場では音声の録音に制限があったため、発言内容は手元のメモをもとに再構成しています。

取材・文/海ソーマ
編集/kawasaki




会場ではまず、集まった参加者に向けて初代、RE:2、RE:3のストーリーを振り返る映像が公開され、その後プロデューサーの平林氏が登壇。導入の挨拶として、まず『コード:ベロニカ』は「ナンバリングに匹敵するほど重要な作品である」ということが語られた。

『バイオハザード』の物語は、まず『初代』の洋館から始まり、そして『2』および『RE:2』で描かれたラクーンシティでの事件へと続く。
そこからレオン・S・ケネディの物語は『RE4』、そして『レクイエム』と続くのだが、一方クレア・レッドフィールドのストーリーの続く先が『コード:ベロニカ』になる。

『バイオハザード RE:ベロニカ』、ついに来た。待望のリメイク作の仕様がインタビューで明らかに_001

さらに本作の物語にはクリス・レッドフィールドとアルバート・ウェスカーも関係しており、これだけのキーキャラが出るなら「ナンバリングクラス」と呼んで差し支えないだろう、というわけだ。

そんな『コード:ベロニカ』のリメイクとなる『RE:ベロニカ』では、原作のドラマを再構築し、最新のゲーム体験に仕立てているとのことだ。

以上が冒頭に平林氏によって語られたシリーズおよび本作『バイオハザード RE:ベロニカ』の概要だ。
それでは以下、来場者たちが気になる疑問をぶつけたQ&Aの模様をご紹介していく。

──PVでは「V」という表記が強調されていました。これは「5」という意味も含んでいるのでしょうか?

平林良章氏(以下、平林氏):
聞かれると思っていました。ですが答えはノーです。『5』という作品はすでに存在していますからね。

これにはまた別の意味があり、PVで出てきた「REV」は逆にすると「ベロニカ」のはじめの3文字である「VER」にもなります。そういうトリックを隠したアレンジになっています。

『バイオハザード RE:ベロニカ』、ついに来た。待望のリメイク作の仕様がインタビューで明らかに_002
(画像はYouTube「『BIOHAZARD RE:Veronica』 Announcement Trailer」より)

──本作のメカニックはどのようなものになっていますか?

平林氏:
ベースはRE:2のようなリソースマネジメントを中心としたものになっています。

──カメラ視点は1人称と3人称のどちらになるのでしょうか?

平林氏:
本作は3人称視点となっています。

──3人称視点とおっしゃいましたが、SGFで公開されたPVでは1人称でしたよね?

平林氏:
PVを見たら主役は誰なのか、どんなゲームなのか? という疑問が浮かびますよね。そういう演出のためのものであって、実際のゲームとは関係ない、というのが事実になります。

──原作では、クレアがアンブレラのパリ研究所ビルに潜入するというオープニングでしたが、本作ではどういう経緯で舞台となる島に向かうことになるのでしょうか?

平林氏:
REシリーズのロジックとして「キャラがナラティブに深掘りされていく」という形があります。

原作のドラマチックなOPはおぼえていますが、兄を探す妹が最初にどこに向かうか? と考えた時に、実際に起こりうる文脈としては悪の製薬会社よりも兄の住まいに向かうと思いました。

ただ、公開された映像はあくまでPVであり、演出であることはご留意いただきたいですね。

『バイオハザード RE:ベロニカ』、ついに来た。待望のリメイク作の仕様がインタビューで明らかに_003
(画像はYouTube「『BIOHAZARD RE:Veronica』 Announcement Trailer」より)

──原作をリメイクするうえでどのようなアプローチで臨みましたか?

平林氏:
本作は『RE:2』と『RE:4』を手がけたチームで制作しています。どちらの作品でも、原作をプレイしたうえでファンがどんな楽しみ方や思い出を持っているかを考えました。

それを調べ、いろんな情報と自分たちの気持ちをテーブルに載せてベストなプランを検討しています。思い出を大切にしたうえで新しい体験を届けることを意識していますね。

──原作に登場したボスキャラや印象的なシーンも、生まれ変わった形で見られると期待していいのでしょうか?

平林氏:
ええ、楽しみに待っていただければと思います。

──続報や発売日の発表などの予定はあるのでしょうか?

平林氏:
カプコンはサプライズが好きなので(笑)。お待ちいただければと思います。

──技術の恩恵により、原作当時にはなかったものを実現できたことはありましたか?

平林氏:
原作は他社のパートナーさんと共同で作っていたのですが、当時のメンバーは残っていません。ですが、当時のことを知っているメンバーと確かめ合いつつ作っています。

詳しくはまだ言えないのですが、当時の開発に意識は向けていますね。

──なぜタイトルから「コード」を省いたのでしょうか?

平林氏:
ベロニカはナンバリングに相当することをシンプルに伝えるために、一番重要な単語でメッセージを出すことを考えました。

まだまだ答えたいのですが、お時間となってしまいました。次にお会いできるのはサプライズになるかもしれませんが、がんばって制作していますので、楽しみにお待ちいただければと思います。本日はありがとうございました。(了)


以上、SGF Play Daysにて行われた『バイオハザード RE:ベロニカ』のQ&Aセッションをお届けした。

リメイクシリーズの「キャラがナラティブに深堀されていく」というロジックや制作時のアプローチ、そして「3人称視点」「リソースマネジメント」というシステム面のヒントまで、続報への期待が高まる内容となった。

『バイオハザード RE:ベロニカ』はPS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、Steamにて2027年発売予定だ。

編集・ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。最も脳を焼かれたゲームキャラは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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