インディーパブリッシャーのWired Productionsと個人開発者のトーマス・サラ氏は9月2日、新作造船サンドボックスゲーム『ShipShaper』の早期アクセスをSteamにて開始した。
本作は戦闘や経営といった要素はなく、ただ“船を造る”というシンプルな面白さが追求されている作品だ。プレイヤーは漁船や帆船、潜水艦といったさまざまな種類の船を自分好みに設計して楽しめる。
本作の船造りはモデルの形を整えてパーツを組み合わせるというシンプルな操作で行えるようになっている。船が完成したら、造船所を出て水平線に揺られる姿を眺めたり、ボトルシップやジオラマにして楽しめる。
実際に航海する際には推進機構や船体形状、重量などを分析したうえで挙動が正しく再現されるので、自分が造った船が海の上でどのような動きを見せるのかを存分に試すことができる。
また、造った船はサラ氏が手がけた戦略ゲーム『Bulwark: Falconeer Chronicles』に持ち込めるほか、3Dモデルをまるごと別のプロジェクトに流用することも可能だ。デザインと出力方法次第では、外部ソフトを用いて3Dプリント用のデータに整えることもできる。
本作には無償の商用ライセンスがついており、作成したデザインを個人の作品や商用プロジェクトに使えるようになっている。すでに小規模なインディーゲームでモデルの採用が始まっているという。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
BAFTAノミネート開発者トーマス・サラの新作、造船サンドボックス『 ShipShaper』がSteamにて早期アクセス開始
完成した船はボトルに飾ったり、『Bulwark: Falconeer Chronicles』に持ち込んだり、商用利用フ リーのライセンス付きで3Dモデルに書き出すことも。
イギリス・ワトフォード — 2026年9月2日:インディーパブリッシャーのWired Productionsと、BAFTAノミネート 経験を持つ個人開発者トーマス・サラ氏は、『ShipShaper(シップシェイパー)』のSteam早期アクセスを開始 しました。グレート・アーシーの海を舞台に、並外れた船を思うままにつくり、かたちを整え、走らせる造船サン ドボックスです。
今回のローンチは、Wired Productionsとトーマス・サラ氏が長年続けてきたパートナーシップの新しい一章に あたります。『The Falconeer(ファルコニア)』『Bulwark: Falconeer Chronicles(ブルワーク:ファルコニア・ク ロニクルズ)』に続く一作で、両者は先ごろ、7年間の新たなパブリッシング契約を結びました。
この契約により、サラ氏は『Falconeer』の世界を掘り下げ続ける自由を手にしました。あわせて、この先に飛 び出してくるであろう風変わりで型破りな着想にも挑めます。Wired Productionsは、その航海にずっと並走し ます。
ローンチトレーラーはこちら:https://youtu.be/WhaIfFiB-tg
『ShipShaper』を貫くのは、「船の設計は、それ自体が気持ちいいものであるはずだ」というシンプルな一点で す。きわめて個人的な創作へのこだわりを、誰もが自分の手で何かをつくれる入り口に変えてしまう。舵を握 るトーマス・サラ氏の、いちばんの得意技です。
戦闘はありません。経営管理もなければ、こう建てるのが正解という手順もありません。身構えるような3D ツールも、窮屈なグリッドも、正解もなし。プレイヤーはただ引っ張り、押し、曲げ、かたちを整えていくだけで
す。漁船も、帆船も、装甲艦も、潜水艦も思いのまま。まともな造船所ならまず首を縦に振らない、堂々たる海 の珍作だってつくれます。
船が造船所を出られる状態になったら、水平線に揺れる姿を眺めるもよし、ボトルや手づくりのジオラマに収 めるもよし。『Bulwark: Falconeer Chronicles』に持ち込むこともできますし、3Dモデルをまるごと別の制作プ ロジェクトに流用することもできます。デザインと出力方法によっては、外部ソフトを使って3Dプリント用のデー タに整えることも可能です。
『ShipShaper』には無償の商用ライセンスが付きます。開発者、モッダー、メイカーをはじめとするクリエイター は、つくったデザインを個人の作品にも商用プロジェクトにも使えます。すでに、小規模なインディーゲームで モデルの採用が始まっています。
早期アクセス版の主な内容
・ かたちを自由に組み上げるビルド
・ セーリング!
・ 思いどおりに応えるシェイピング
・ 増え続けるディテールと小道具のライブラリ(史実の艦砲など)
・ Steam Workshop対応
・ FBX形式の3Dファイル書き出し(用途を問わず自由に使えるライセンス付き)
・ 『Bulwark: Falconeer Chronicles』への書き出し
開発者コメント
『ShipShaper』開発者 トーマス・サラ氏
「誰でも一度は、自分だけの砦を頭の中に思い描くものです。それを遊ぶためのゲームは、もうつくりました。 だったら次は、その砦に似合う旗艦を思い描くための道具があってもいい頃だろう、と思ったんです」
「自分が本当に楽しいと思えるもの、つくることそのものが与えてくれる高揚感。それをそのまま再現する方向 へ、私はどんどん近づいてきました。3Dで船をつくる作業には、その要素がまとめて詰まっています。自分の 制作プロセスと道具をいったん分解して、手探りで遊べる、創造的で楽しい何かに煮詰める。そこに帆と艦砲 を後付けしたわけです」
Wired Productions 共同創業者兼マネージングディレクター レオ・ズーロ氏
「『ShipShaper』はトーマス・サラの真骨頂です。創造的で、先が読めず、ほかのどこにもない。早期アクセス という形は、この作品を本来あるべき場所、つまりプレイヤーの手の中に届けるための選択です。つくって、試 して、次にどこへ向かうかを一緒に決めてほしい。私たちは『The Falconeer』の頃からトーマスを支えてきま したし、当分やめるつもりもありません。ただ、今日に関しては話は単純です。『ShipShaper』は出ました。さ あ、とびきりのものをつくってください」
配信情報
『ShipShaper』はSteamで早期アクセス配信中です(Steamストアページ)。
さぁ、自分だけの船を造って、海へ繰り出そう。(Build it. Shape it. Sail it.)
製品概要
タイトル
ShipShaper(シップシェイパー)
ジャンル
造船サンドボックス
対応プラットフォーム
PC(Steam)
配信形態
早期アクセス
配信日
2026年9月2日 23:00(JST)解禁
開発元
Tomas Sala(トーマス・サラ)
販売元
Wired Productions
ストアページ
https://store.steampowered.com/app/4339280/ShipShaper/
Wired Productions について
Wired Productionsは、イギリス・ワトフォードに拠点を置く独立系ゲームパブリッシャーです。創業から18年、 世界中のつくり手と組み、大胆で個性の際立つゲームをパッケージとデジタルの両方で届けてきました。受賞 歴のあるラインナップには『Hotel Architect』『Task Time』『KARMA: The Dark World』『Bulwark: Falconeer Chronicles』『Martha Is Dead』など。今後は『Kumarn: The Wandering Spirit』『Mr. Records『AGNI: Village of Calamity』『When Sirens Fall Silent』『BrokenLore: DON’T LIE』の展開を予定しています。 @WiredP をぜひ YouTube、Discord、Bluesky、X でフォローしてください。
トーマス・サラ について
トーマス・サラ氏は、BAFTAノミネート経験を持つ独立系のゲームアーティスト兼デザイナーで、個人開発者と して活動するかたわら、Little Chicken Game Companyの共同創業者も務めています。高い評価を集めた『 The Falconeer』『Bulwark: Falconeer Chronicles』の生みの親です。ゲーム制作の出発点はMod制作で、 Skyrim向けの評価の高いMod「Moonpath to Elsweyr」などを手がけました。その後、Rekt!、SXPD、 TrackLab といったプロジェクトを通じて、独自のビジュアルと創作スタイルを築いています。



