3月23日は『星のカービィ 夢の泉の物語』が発売された日だ。
『星のカービィ 夢の泉の物語』は、1993年3月23日に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどでおなじみの桜井政博氏が手がけたアクションゲームだ。
カービィと言えば、敵を吸い込んでその能力をコピーして使えるというイメージがあるが、コピー能力が初登場したのがシリーズ2作目となる本作。

『星のカービィ 夢の泉の物語』が発売された1993年は、スーパーファミコンの発売から3年が経過しており(1990年11月発売)、ゲームの主戦場は完全にスーパーファミコンに移行している。それにも関わらず、かなりの大ヒットとなっていることからも、本作の完成度の高さがうかがえる。

コントローラのボタン数が少ないファミコンのため、アクションの数は限られているものの、吸い込んだ敵の能力をコピーできることで、プレイの幅が圧倒的に広がっているのが『星のカービィ 夢の泉の物語』の特徴だ。

コピー能力は多彩で、投げて攻撃するカッター、電撃を放ったり導火線に火をつけられるスパーク、剣で攻撃するソード、殴って攻撃できるハンマー、炎を出すファイア、敵を凍らせるフリーズなどなど、種類は盛りだくさん。ステージが変わって違う敵を飲み込むたびにささまざまなコピー能力が発動できるので、遊んでいてプレイヤーを飽きさせない。
カービィの代名詞とも言えるコピー能力を生み出した名作『星のカービィ 夢の泉の物語』は、Nintendo Switchオンラインでプレイ可能だ。