久しぶりにゲームで鳥肌が立った。
少年漫画のようなアツい展開を前にして──もちろん悪い意味じゃない。
ことの発端は、3月24日から配信中の『ゼンレスゾーンゼロ』Ver.2.7「英雄は過去に死せず」のメインストーリーである。Ver.2.0から続いたシーズン2の話もひと段落し、新シーズンの到来を予見させる幕間期間が続いている。
小出しされる伏線と物語の裏で揺れ動く不穏な影……。物語が大きなうねりを見せようとしている最中、前Verから登場したあるエージェントがプレイヤーたちの間で話題になっていた。
そう、SNSで「おもしれー女」──型破りすぎて逆に目が離せない──と話題になった“例のギャル”だ。
一人称「あーし」、蛇のシリオン、声優はファイルーズあいさん。蓋を開けなくても香ばしい香りをムンムンと漂わせてくるあのギャルが、今回のメインストーリーではまさしく少年漫画ばりのド根性を見せてくれた。
で、蛇肌ならぬ鳥肌が立ったという次第である。
「物語的には幕間期間だから〜」と気を抜いていたのに、こんな見せ方をされると、ピックアップで財布の紐が緩むのは明白。筆者のようにド根性ギャルに射抜かれたプロキシたちは数知れないと思う。
ということで、本稿では物語の部分的なネタバレ込みで、話題の蛇ギャル治安官について書き連ねていこうと思う。
※この記事は『ゼンレスゾーンゼロ』の魅力をもっと知ってもらいたいHoYoverseさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
ビビり、妄言癖、保身に走る自称・敏腕捜査官のギャル。その名はシーシィア
彼女の名前は「シーシィア」。
新エリー都の郊外で生まれ育った蛇のシリオンだ。ギャルであり治安局の敏腕捜査官(自称)でもある。ちなみに巻きついている白蛇は「シロピ」というらしい。
しかし、その実態は保身のために息を吐くかの如く、でまかせで喋りまくるとんでもない人。おまけに主人公プロキシ兄妹の自宅に転がり込んできて、居候(というか厄介者)に成り下がろうとする奔放なギャルなのだ。せめて働いてくれよ。
誰がどう見てもまともな治安官ではないのだが、一応彼女には直属の超エリート上司がいる。彼の存在がシーシィアの勝手な振る舞いを抑制するストッパーになりそうなものだが……荒んだ郊外生まれのギャルに、効果はいまひとつのようだ。
上司がいないところで「大魔王」とうそぶき、危機に瀕した者が居ても逃げ出そうとする。あげく、職権濫用や度重なる妄言の数々だって見逃せない。もはや治安局捜査官の肩書きは名ばかりである。
ファーストインプレッションだけでは、創作系ギャル特有の親しみやすさ以外に褒められるところがほとんどない。あの万年金欠で守銭奴のニコ(邪兎屋のボス)ですら、スジは通すし人情味もある。
だが、不思議なことに実はそこまで不快なキャラクターでもない。
というのも、作中には敵味方含めてもっとヤバそうな奴らがたくさんいる。連中と比べてしまえば、隠し事すら下手な小悪党くらいのシーシィアはむしろ愛おしいレベルなのだ。
それに欲望のスケールも微妙に小さい。ニコとは別のベクトルで憎めない人物だといえる。アレな性格が『ゼンゼロ』の世界観で程よく中和されているところも大きいし、なんだかんだお世話(?)してくれるプロキシ兄妹を気にかけてはくれる。
だからなのか、ゲーム中はプロキシとしての直感が筆者にこう告げていた。
「コイツは──まだ可愛い方だな」と。
さて、シーシィアのキャラクター性がSNSで拡散されていたところで、もうひとつ触れておかなければならない話題がある。それが、恐らく『ゼンゼロ』初となる“蛇のシリオン”だということ。
彼女に仕込まれた小ネタやモーションの数々が「蛇過ぎる!」と、プロキシ界隈では専らの話題だ。バトル中の動きや毒で防御を無視する戦闘メカニズムさえなんだか蛇っぽい。


あの性格のギャルが蛇のようにニョロニョロと動く。お試しプレイ込みで、プレイヤーに与えたインパクトは相当強烈だったのではなかろうか。
少なくとも筆者の中では、歴代屈指の癖つよエージェント認定である。派手な見た目と喋り方だけならギャル。でも挙動は「蛇」そのもの。この治安官、あまりに濃過ぎやしないか?
やや脱線するが、実際に蛇を飼っている有識者から見てもシーシィアの蛇ネタは納得できるものがあるらしい。実は筆者の友人もその一人で、シーシィアに惹かれて『ゼンゼロ』デビューしていた。
シーシィアの蛇ネタが気になった方は、ぜひ実際の蛇も調べてみてほしい。
考えてみれば動物の小ネタから新規プレイヤーが参入するという切り口は、運営型ゲームの訴求方法として結構な盲点かもしれない。


「アレな人」だったシーシィア、Ver.2.7で本領発揮。このギャル、只者じゃなかった
シーシィアが初めて登場したのはVer.2.6「いつかの妄想に、アンコール」だ。
上司の命令を受けてプロキシ兄妹のビデオ屋に派遣された彼女だったが、最初の印象は前項で紹介した通りのもので「本当に大丈夫なのかこの人?」と、ただ不安を煽るものでしかなかった。
なんならVer.2.7の冒頭でもビリーから不安視されるほど。
一言喋るたびに治安官というメッキがボロボロと剥がれ落ちていく──。
しかし、Ver.2.7のメインストーリーからは徐々に変化が表れる。数多の難事件に介入し、人脈的にも精神面でも成長してきたプロキシ兄妹の”お人好し”に巻き込まれる形で、少しずつ「治安官」の職務を意識し始めてきた……かもしれない。
ただ、いちプレイヤーとしてはやはり彼女の見え方が大きく変化したと思える。
「居候」から「居候の友人」くらいには、華々しくランクアップを遂げたんじゃないだろうか。Ver.2.7ではすっかりプロキシ兄妹に懐いているようだ。
そんなVer.2.7のハイライトシーンは間違いなくシーシィア vs.プロメイアのワンシーンだ。順調だった任務の最中、突如現れた「掃除屋」プロメイアを前にして、シーシィアは恐怖で身体がすくんでしまう。
物語の流れからあらかじめ彼女たちの関係性を知っていたプロキシたちは、きっと内心「あー、頑張ってたけどさすがに難しいよなぁ」と感じたことだろう。
しかし、ギャルは逃げなかった。
“第一印象がアレなギャル”が出発点というシーシィア。彼女がマジになったときの戦闘力は、我々プレイヤーたちの予想を遥かに超えるほど高かった。明らかに只者ではないプロメイアを相手にした大立ち回りである。
ビビりな彼女が根性を見せたことも含めて、プロキシのために頑張るシーシィアを好きにならない理由が見つからない。これまでのマイナスを帳消しにするだけのカタルシスがあった。
シーシィア、やればできる子じゃん!
おもしれー女だと思っていたのに、実は「骨のある女」だった。見直したよシーシィア……。
シーシィア vs.プロメイア。王道すぎるのに、なぜこんなに熱いんだ
今回のストーリー展開は、正直王道すぎるくらいに王道と言えるプロットだろう。実力の乏しい人物が覚悟を決めて強敵に立ち向かう王道的なシチュエーションを描いている。
王道展開に至るまでの道筋において、シーシィアの弱さと欠点をまざまざと描き続けてきたからこそ、逆転の場面がより大きなカタルシスとして響いたのだと思う。『ゼンゼロ』は漫画的な見せ方が本当に上手いと感心する。
Ver.2.7のメインストーリーではビリーも大活躍していた。シーシィアの見せ場がメインではあったが、最初期からプロキシ兄妹たちを支えてきたエージェントだけあって、ビリーには安心感がある。しかも、彼はまだ底知れない実力を隠しているようだ。
『ゼンゼロ』公式Xでは、タイムリーなことに「スターライト・ビリー」が「プロメイア」と共に発表されていた。新たな装いと共にパワーアップしたひょうきん者の機械人が、どれほどの活躍を見せてくれるのか期待が高まる。
プロメイアもビジュアルよし、強キャラ感よしで、シーシィアと今後どのように絡んでいくのか注目したいところだ……!
【キャラクター紹介】
— ゼンレスゾーンゼロ公式 (@ZZZ_JP) March 28, 2026
エージェントファイル丨スターライト・ビリー
「ただの通りすがりの——スターライトナイトだ!」
スターライト・ビリー
「おいおい…この反則級にイケてるバイクに跨がれるやつは誰かって?んなもん決まってるだろ!」
「この俺様、ビリー・キッドだ!『きっと』な!」… pic.twitter.com/nf695DmLVG
現在、ゲーム内ではミニゲームを通してA級音動機「炎々沸々鍋一丁」を無料入手できる「熱々グルメ紀行」のほか、2人1組でバトルを行いハイスコアを狙う「特殊災害特派部隊」が開催中。


さらに、S級エージェント「南宮羽」の変調は4月15日(水) 12:59までとなっている。また、累計7日ログインで「暗号化マスターテープ」×10を獲得できる、イベント「放送開始」の期間にもまだ余裕がある。

そして現在開催中の南宮羽のピックアップが終了すると、いよいよシーシィアの変調が始まる予定だ。蛇×ギャル×治安官と、唯一無二の個性が光る魅力的なエージェントをぜひお迎えしていただきたい!




















