4月24日(公認店舗:4月17日)に発売が迫る『マジック・ザ・ギャザリング』新セット『ストリクスヘイヴンの秘密』。
魔法学院「ストリクスヘイヴン」を舞台に、それを構成する5つの大学が研鑽を重ね、華々しい魔法が次々と放たれる──2021年に発売された『ストリクスヘイヴン:魔法学院』以来、久々の再訪だ。
新たなストーリー、対抗色を中心とした数々の呪文、そして学院に収蔵されている古文書という設定で装いも新たに登場する特別枠仕様の「ミスティカルアーカイブ・カード」。現代的センスとクラシックな魔法の魅力が入り混じった世界に、今から期待しているプレインズウォーカーたちも多いのではないだろうか。

そんなプレインズウォーカー諸氏に向けて、今回は電ファミニコゲーマー編集部から、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社より提供された先行プレビューカード1枚を紹介しよう!
新カード:《応報の時》
《応報の時》 3(白)(白)(黒)(黒)(黒)
ソーサリー以下から最大4つを選ぶ。同じモードを2回以上選んでもよい。
・土地でないパーマネント1つを対象する。それを破壊する。
・あなたの墓地にあり土地でないパーマネント・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。
《応報の時》は白黒、ストリクスヘイヴンの大学でいうとシルバークイルに属する7マナのソーサリー。《名誉回復》ライクな土地以外のパーマネントの破壊と、《オブゼダートの救済》ライクな土地以外のパーマネント・カードのリアニメイトを、合計で4回までおこなえるというド派手な呪文だ。
前者のモードで盤面を破壊しつつ、後者のモードでパーマネントを釣り上げて一気に盤面を展開。やることはシンプルながら強力、そしてモードを選べる柔軟さもあわせ持つ。統率者戦のような多人数戦では複数のプレイヤーのカードを破壊して盤面を動かすといった使い方も面白そうだ。
なかでも後者のモードは、コスト・パフォーマンスを考えると前者以上に強力だ。5マナの《オブゼダートの救済》にプラス2マナで、同カードほぼ4枚分の効果を使えるというのは、土地カードを対象にできない点や、登場した時代の差(《オブゼダートの救済》は2013年発売の拡張セット「ドラゴンの迷路」に収録)を考慮しても破格ではないだろうか。
難しいことを考えずとも、《ユートロムの武人、クランゲ》などの強力なクリーチャーを4枚並べて殴りかかればそのまま勝ちになる盤面は多そうだし、自身の墓地に有効なパーマネントが乏しくとも、相手の盤面を4枚破壊できれば状況は一変するはずだ。

一度にパーマネントを4枚戻せる豪快すぎる効果で、アドバンテージ稼ぎ放題。即死コンボも夢じゃない
モードを4回選べるという特徴から、墓地に眠っているコンボパーツを一気に戻して勝ちを狙いにいくといった使い方もできるのが《応報の時》の面白いところ。
たとえばスタンダード環境であれば、《永劫の不屈》と《血に飢えた征服者》、そして《魅力的な王子》などのライフゲインをおこなえるカードをこのカードでまとめてリアニメイトできれば、ライフゲイン/ライフロスのループコンボが完成、そのまま勝利することだってできる。
上記はクリーチャーのみのコンボになっているが、《応報の時》は土地以外のパーマネントであればなんだって戦場に戻せるので、クリーチャーはもちろん、アーティファクトやエンチャント、プレインズウォーカー、バトルといったカードを使ったコンボも考えられる。
そうなると…これはなかなか夢が広がってくるのではないだろうか。
もしいいコンボを思いつけなくても、悲観する必要はない。本カードは単純なカードパワーの面でも、非常に強力だ。戦場へ出た際にアドバンテージを生み出すパーマネントを釣り上げることで、1対4交換に留まらずさらにアドバンテージを稼ぐこともできる点も意識しておきたい所だ。
たとえば《苦難の収穫者》や《執念の徳目》は、序中盤の相手クリーチャーに干渉しながら自身を墓地に送り、《応報の時》でのリアニメイト時には戦場に出たときの能力で盤面の小型クリーチャーを蹴散らしたり、継続的なリアニメイト能力でアドバンテージ差を広げていくような使い方が期待できる。
このほか《忌まわしき干渉者、アショク》のようなプレインズウォーカー・カードも、《応報の時》までの時間稼ぎをしつつ、リアニメイト後には手札補充やトークン生成といった忠誠度能力でジワジワとアドバンテージ差を広げ、盤面を押さえていくような仕事が期待できるだろう。
くわえて、対象を追放する能力を持つ《払拭の光》のようなパーマネントを戦場に戻せば、《応報の時》自身では対処できない「破壊不能」持ちの非土地パーマネントへも回答を突きつけることができる。

ストリクスヘイヴン次元に住まう賢明かつ長命な種族「アルカイック」と、魔道士たちが対峙するようなアート。一体なにがあったのか?
ちなみに《応報の時》のカードイラストに描かれている、魔道士たちが相対している巨大な存在は「アルカイック」と呼ばれる、アルケヴィオス次元に古来より存在している賢明かつ巨大な長命種族だ。

2021年に発売された『ストリクスヘイヴン:魔法学院』で《さまようアルカイック》といったカードで登場していた彼らは、温厚な種族であったはずなのだが……『ストリクスヘイヴンの秘密』の事前情報によると、どうやら最近の彼らは不安定かつ激昂した様子を見せ、各所で暴れまわる姿が目撃されているのだという。
《応報の時》に描かれているイラストもそういった一場面なのだと思われるが、はたして温厚なアルカイックに何が起こったのだろうか? 以前からは考えられない変貌っぷりであり、こうなるに至ったストーリーも気になるところだ。
というわけで、今回は『ストリクスヘイヴンの秘密』に収録される新カードの情報をお届けした。
《応報の時》も収録される『マジック・ザ・ギャザリング』新セット『ストリクスヘイヴンの秘密』は、4月24日(公認店舗:4月17日)に発売予定だ。またデジタルカードゲーム版である『マジック:ザ・ギャザリング アリーナ』への実装は、日本時間4月22日を予定している。










