5月22日より京都市勧業館・みやこめっせにて開催されている日本最大級のインディーゲームイベント「BitSummit PUNCH」に出展されている、『ドリームチャンネルゼロ』。
シュールな世界で、ヘンなキャラクターたちが、不条理ギャグを繰り出してくる本作、とにかく「くだらなくて、おもしろい」んです。
本作を手がけるのは、高評価オカルトアドベンチャーゲーム『Zelle』のFuming氏と、『メグとばけもの』、『くまのレストラン』などで知られるOdencat。
もちろんただのギャグゲーではなく、ときには不穏なストーリーを味わえ、最高の音楽も楽しめる作品でしたので、今回はその試遊レポートをお届けします。
本作の舞台となるのは、ビデオゲームの中の世界。そしてゲームの中に引き込まれてしまった青年「アキラ」とフードをかぶった少女「ルミコ」が、さまざまな困難を乗り越えゲーム世界からの脱出を目指すこととなります。
しかし、このゲーム世界にはキャラが濃すぎる住民たちや、敵である「死霊」など多数のキャラクターが登場します。
ゲームを始めてみるとそこに現れたのは、額に「死」の文字を刻み、三つ編み×ツインテールのような髪型、袖を引きちぎったかのような胴着を着た奇天烈な見た目のおじさん。
え、敵?
なんと、ナビゲーター役のキャラでした。これが……?
混乱したまま先へ進むと「おじさんカード」なるものを入手。さらに混乱が深まっていきます。
なにやらこの「おじさんカード」、すごいパワーを持つカードらしく、使用するとブルドーザーに乗ったおじさんが現れ、岩を砕いて笑顔で消えていきました。
唐突すぎる出来事にアキラとルミコのふたりも唖然。もちろん、プレイヤーも唖然です。
さらに先に進むと、レトロなテレビを発見。これを使うことで、どうやら別の世界に飛ぶことができるようです。
テレビのチャンネルを変えてみると、砂漠のような世界にワープ。目まぐるしく変わっていく風景に振り落とされそうになりますが、しっかり歩みを進めていきます。
なぜかこちらを見下してくる住民に煽りを食らったり、突然ぶつかってきたくせに「殺す」と言い出すヒマワリみたいな敵と戦ったり、岩を壊そうとしたのに手違いでサボテンおじさん(サボテンおじさんってなに?)の店が壊されてしまったりと、やはりここでもカオスな展開が目白押し。
この味、どこかで味わったことがある気が……。
ハイテンポな物語とヘンなキャラクター、量に押し寄せてくる不条理ギャグ──そう、本作の世界は、『ボボボーボ・ボーボボ』『でんぢゃらすじーさん』のようなマンガを彷彿とさせます。
じつは本作のストアページには「所々不穏な雰囲気が漂う…」という一文が記載されています。三つ編みツインテールおじさんやサボテンおじさんなどの顔をみていると信じ難い気もしますが、ゲームを進めていくと不穏なシーンがしっかり存在しています。
今回の試遊では、ルミコが描かれた絵画が飾られた謎の地下室が登場し、彼女の過去がフラッシュバックしているシーンが確認できました。彼女がどのような過去を抱えているのか、どうストーリーに関与するのか、製品版で描かれる続きが気になります。
また、本作のもうひとつの大きな魅力は、「音楽」です。本作のサウンドトラックは開発者のFuming氏が直接スカウトしたという、ミネアポリスを拠点とする音楽プロデューサー兼DJのXavier LeBlanc氏が手がけています。
夢の中のような浮遊感とともに複数ジャンルの音楽を融合させたサウンドは、世界観と状況が転々とする『ドリームチャンネルゼロ』にベストマッチ。トレーラーでは楽曲の一部を試聴することができます。
ちなみに、BitSummit PUNCHの会場で試遊もしくはウィッシュリストに追加することで、「SSSSRカード」がもらえるキャンペーンが実施されておりました。
Sが5つもあるということは、きっととんでもないレアカードなのでは……。
【🎮Bitsummit PUNCH告知①👊】
— Odencat (@Odencat_JPN) May 19, 2026
5/22-24に開催されるBitsummitにて『Dream Channel Zero (ドリームチャンネルゼロ)』が試遊できるのにゃん!ブースのレイアウトも「月顔の男の部屋」を思わせる空間にしてみたのにゃ~ん♪… pic.twitter.com/6JzPtjiO6N
勢いありすぎな不条理ギャグとどこか不穏なストーリー、イカした音楽……そんな魅力が一作にギュッと詰まった『ドリームチャンネルゼロ』は、PC(Steam)向けに配信予定です。











