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火炎放射をぶっ放せる戦車で「20対20」の大規模戦闘ができる『World of Tanks HEAT』は、心のヒャッハーを抑えきれない。「シーズン2」で登場する要素をひと足お先に体験してきた【gamescom2026】

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戦車はいい。

無骨なボディとしなやかな履帯、そして真っ直ぐに伸びたあの砲身に、言いようのないロマンを感じる……。

そんな戦車を思う存分動かして戦えるゲームが、今回紹介する『World of Tanks: HEAT』(以下、HEAT)。2026年5月よりサービスを開始している本作は、戦車ファンには言わずと知れた対戦ゲーム『World of Tanks』(以下、WoT)の派生作品だ。

最大の特徴は、本家『WoT』が戦術的に戦う「戦車シム」的な作品であるのに対し、『HEAT』ではエージェント(搭乗員) ごとに設定されたアビリティを駆使してスピーディなマッチを繰り広げる「ヒーローシューター」の要素を取り入れた作品であるという点。

本家が実在の車輌を操作してじっくりと対戦する本格的な作品であるのに対し、『HEAT』は架空の車輌を操ってカジュアルに戦車戦を楽しめるのが魅力だ。

このたび、8月26日から8月30日までドイツ・ケルンにて開催されているゲームイベント「gamescom 2026」にて、本作の「シーズン2」で登場するコンテンツを一足先に体験することができた。

試遊では、新登場となる「火炎放射器」を装備した戦車に乗り込んで新モード「20対20」を体験。戦車たちが入り乱れる乱戦模様の中で炎を撒き散らすという豪快なゲームプレイを楽しんできたので、以下、その模様をお届けする。

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こちらがビジネス向けエリアに設置されていたブース。作戦司令室のような雰囲気だ。

取材・文/海ソーマ
編集/柳本マリエ

※この記事は『World of Tanks: HEAT』の魅力をもっと知ってもらいたいWargamingさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


『HEAT』は、戦車戦にFPSのような陣取りなどのルールを組み合わせたゲームだ。ちょうど今回の試遊を行ったgamescom期間中に9月2日開始となるシーズン2の内容を紹介するトレーラーが公開された。

新エージェント「ギャンビット」や新車輌などが追加されるとのことだが、中でも筆者の目を引いたのが「エンバー」というエージェント用の新しい戦車「M1150 ABV」だ。

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この重量感、無骨さ、泥臭さ……カッコイイと思うなというほうが無理がある。

さらになんと、この戦車に搭載されている武器は大砲ではなく「火炎放射器」だというのだからたまらない。どこまでロマンを詰め込む気?

というわけで、さっそく新たな火炎放射タンクに乗ってマッチに挑んでみる。モードはこれもシーズン2より開始となる「20対20」のバトルだ。マップ上の各ゾーンを制圧し、先に2000ポイント稼いだチームが勝ちというルールになる。

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マップに降り立ったら、履帯を唸らせて目標地点へ発進だ。「キュルキュル……」という走行時のサウンドがメカっぽくてテンション上がる。

本作の戦車はいわゆる「ラジコン操作」で移動する。つまり、カメラがどこを向いていても「上」を入力すれば前に進み、「下」で後ろに下がるという操作感。

移動をしつつ砲塔を上下左右に動かして狙いをつけていくという戦車戦に適した操作だ。とはいえ独特な感覚ではある。FPSなどの感覚でプレイしようとした筆者もはじめは戸惑った。

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しかし、少し動かし慣れてくると横向きで走りつつ遠方の敵に狙いをつけるというような動かし方もできるようになったので、練習あるのみだ(ちなみに、このラジコン操作は英語圏ではまさに「タンク・コントロール」と呼ばれている)。

そして、敵と接触したらいよいよ火炎放射器の出番。発射ボタンを長押しすれば勢いよく炎が噴出し、敵を丸焼きにしていく。火炎放射器は弾薬を消費しないオーバーヒート方式で、撃ち続けると一時的に使用不能になるというシステムになっている。

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さらに、サブの武器としてオイルを撒くことも可能だ。もちろん引火させて使うためのもので、罠を作ったり特定エリアへの敵の侵入を阻んだりできる。炎を撒き散らせば辺りは火の海。心のヒャッハーを抑えきれなくなりそう。

ここで、試遊を見守ってくれていたスタッフの方からの助言を紹介しよう。プレイヤーは自分の炎に対して無敵ではないため、周囲の状況には気を配る必要がある。あたりに火をつけすぎると自分もダメージを食らってしまうというわけだ。はしゃぎ過ぎ注意。

広いマップとはいえ20対20ともなるとそこかしこで乱戦が発生する。そんな時に役に立つのが、車両ごとに用意されているアビリティだ。

どのキャラのスキルも攻撃や防御に優れており、窮地を脱出する手助けとなるもの。例えば今回使用している「エンバー」は爆弾を得意とするキャラで、専用の車輛もそれに関連したアビリティを備えている。焼夷弾を前方に展開したり、前方2列に爆弾を発射して起爆したりとやっぱりヒャッハーがはかどりそうな装備だ。

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ちなみに、エージェントはそれぞれ固有の「究極アビリティ」を持っている。エンバーの分は何かと言うと、指定した範囲に爆撃を要請するというもの。爆弾は地面に突き刺さって地中で爆発し、敵を豪快に吹っ飛ばす。どんだけ破壊が好きなんだこの人。

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このように戦車やエージェントの特性を見極め、撃っては撃たれるような混戦を制圧していくというのが本作のポイントだ。

もしやられてしまっても、制限回数なくすぐにリスポーンできるので、そこまでストレスは感じない。実際遊んでみると、むしろガンガン行くほうが戦車やキャラへの理解が進んでいいと思う。

冒頭でも触れた通り、複雑な戦術が絡み合うというよりは大勢でぶつかり合ってワイワイ楽しむというプレイフィールだった。特に、シーズン2からの新要素である「20対20」はその極致と言えるのではないだろうか。シーズン2開始後は週末のイベントとして開催されるそうなので、興味のある方はぜひ試してみていただきたい。


今回、『World of Tanks HEAT』をプレイしたいちばんの感想は、

やっぱり戦車ってカッコイイな……。

ということ。本作は筆者が一目惚れした「M1150 ABV」をはじめとしてメカとしての魅力にあふれた戦車をテンポよくグリグリ動かして戦えるという、シンプルに楽しいコンセプトの作品だ。

本家『WoT』はかなり本格的な味付けのため、入っていくハードルが高めだと感じているゲーマーもいるかもしれない。

そんな「戦車ゲーに興味はあるけど、複雑すぎるのはちょっと……」というプレイヤーにとって、本作はまさに最適な体験を提供してくれるのではないだろうか。

ミリタリーガチ勢でなくとも馴染みやすいヒーローシューターを意識した味付けはとっつきやすく、それでいて本家仕込みの独特な戦車の操作感や砲撃戦はしっかり楽しめるのだ。

戦車好きでなくても「ちょっと変わった対戦ゲームを試してみたい」というゲーマーなら、本作を試してみれば新たな世界が開けるかもしれない。なんたって基本無料ですからね。興味がわいたらとりあえず試してみてほしい。

本作はPC(Wargaming Game CenterおよびSteam)、PS5、XBOX Series X|S向けに基本無料で配信中だ。

編集・ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。最も脳を焼かれたゲームキャラは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。
編集
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちで、レベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著『デブからの脱却』(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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