『テクテクテクテク』が6月17日をもってサービス終了。開発チームは引き継ぎを行える後継作品を目指す

 位置情報スマートフォンゲーム『テクテクテクテク』が、6月17日の午前11時59分をもってサービスを終了する。

 『テクテクテクテク』は、ドワンゴが2018年11月29日から配信していた位置情報ゲーム。位置情報ゲームとRPGと塗り絵を組み合わせたシステムが特徴的だ。

 ゲーム内でプレイヤーは、自身がいる周辺の街の区間を塗り絵のように塗りつぶすことができる。塗りつぶした街区からはモンスターが出現するので、バトルに勝つことによって経験値や素材を入手可能。レベルを上げつつ装備を製作・購入して、キャラクターを成長させて強くしていく。強ボスと戦いつつ、最終的には日本全土を制覇していくのが目標となる。

 ゴジラやキズナアイ、エヴァや小林幸子などさまざまなコラボを行った本作。つねにゲームをプレイするのではなく、一度通った場所を後から塗りつぶせる「予約ぬり」などのシステムは、プレイヤーから好評だった。だが、サービス継続を維持できる課金規模には到らず、約半年間でサービスが終了することが告知された。

 しかし、テクテクテクテク開発チームでは、後継作品のリリースを目指しており、プレイデータの一部の引き継ぎ、もしくはプレイ進度に応じた報酬の付与などを検討しているという。サービス終了した6月17日の12:00以降に『テクテクテクテク』を起動すると、表示されるページの下部ボタンから引き継ぎの手続きを行える。

 ただし、具体的な後継作品の内容は明らかになっておらず、後継作品の開発・リリースも正式には決定されていない。さらに「データの引継ぎを行わない(行えない)場合もございます。恐れ入りますが、あらかじめご了承ください。」としており、実際に引き継げるかどうかは不透明だ。

 『テクテクテクテク』のプレイヤーからは、本作のサービス終了を惜しむ声が多く出ている。位置情報ゲームとしては、『ドラゴンクエスト ウォーク』が先日発表されβテストを終えたばかりだが、『テクテクテクテク』の地図を塗りつぶしていく独自の面白さは、他の位置情報ゲームで代替えできるものではない。ゲームの評価そのものは悪くなかっただけに、『テクテクテクテク』の経験が活かされた後継作品がリリースされることを期待したい。

ライター/福山幸司

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ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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