Freebird Gamesは11月29日、アドベンチャーゲーム『To the Moon』シリーズの3作目となる『Impostor Factory』をPC向け(Steam、GOG、Humble Store)に2020年末に発売することを発表した。また、新規のトレーラームービーとSteamのストアページも公開されている。
『To the Moon』シリーズは2011年にSteamで発売されたPC向けアドベンチャーゲームを第1作としており、続けて2017年に第2作『Finding Paradise』がリリースされている。今回の『Impostor Factory』も含めてそれぞれの物語はほぼ独立しているので、前作をプレイしていない人でも遊ぶことができるし、知っていれば小さな点で違った発見ができるだろう。
これまでの作品では、ふたりの主人公、ロザリーン博士とワッツ博士を中心に「死期の近い人物の記憶へと潜り、元気なうちに叶わなかった夢を叶える」物語が描かれているが、今回の主人公は「クインシー」と呼ばれる男性だ。
人里離れた邸宅で開かれるパーティに招待されたクインシーは、不審感を抱きつつも邸宅を訪れる。バスルームで「タイムマシーン」のようなものを発見したころ、邸宅に招かれた人々が次々と不審な死を遂げていく…。Steamのストアページにはラヴクラフティアンの要素が含まれていることも書かれており、サスペンス・ホラーの作品になると予想される。
シリーズ第1作『To the Moon』は、日本語版がPLAYISMより配信されているほか、2020年1月16日(月)には、ハチノヨンがローカライズを担当したNintendo Switch版も配信を開始する。第2作『Finding paradise』については日本語版が発売されていないため、『Impostor Factory』とあわせて続報を待ちたい。
ライター/ヨシムネ