ゲームパブリッシャーのNaconは、ドイツのゲーム開発会社Hekateの開発する一人称視点ホラーゲーム『Ad Infinitum』を発表した。2023年発売予定で、コンソールとPC(Steam)に対応する。
『Ad Infinitum』の舞台は第一次世界大戦の終戦後で、プレイヤーはとあるドイツ人帰還兵となる。終戦し家族の元に戻ったが戦争の狂気にむしばまれた主人公は、自分が再び塹壕の中に閉じ込められていることに気がつく。悪夢と現実、真実とうその境界線が崩れる中、塹壕の中で恐ろしい化け物や死の罠を乗り越え、戦争の狂気に立ち向かい自分の魂を救う戦いに挑むことになる。
ゲームプレイは恐ろしいモンスターから逃げ回るステルス重視のホラーゲームとなり、挑戦的なパズルを解いて先を目指す。
ゲームを開発するHekateはドイツのゲーム開発会社だ。本作はドイツ人が第一次世界大戦を生きたドイツ人を描く。狂気の世界ではあるが、登場する環境やアイテムなどは歴史的に正確な描写になるという。主人公の心象風景とリンクしているため、プレイヤーの決定がゲームの世界をダイナミックに作り替える。そんな世界で語られるのは、家族の悲劇についてのスリリングな物語だ。
ゲームを開発するHekateのスタッフは2人。2023年発売ということもありまだ内容は不明な点が多いが、『Ad Infinitum』はホラーゲームファンにとって注目タイトルになりそうだ。