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表向きはジャーナリスト、裏では犯罪者を独自に裁く自称「正義のヒーロー」として活動するアクションゲーム『Serial Hunter』発表

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 ジャーナリストという表の顔を持つ男が、裏ではジャーナリストという立場を悪用した調査を駆使し、犯罪者たちを独自に裁いていくアクション/シミュレーションゲーム『Serial Hunter』が発表された。

 ゲームを開発するのはポーランドに拠点を置くゲームパブリッシャーで開発会社のS2 Games。対応プラットフォームはPC(Steam)、発売日や価格などは未発表だ。

 『Serial Hunter』は、ジャーナリストとして収集した情報を元に犯罪者の身元を割り出し、自分が思うまま罰を与えられる「自称正義のヒーロー」アクション/シミュレーションゲームだ。現実の世界では、「こんな罪を犯した人間の刑がたったこれだけなのか」と思うことがあるだろう。ゲームの世界ならそんな犯罪者たちにふさわしい罰を与えられる。

 主人公は「ジョン・ドゥ」。匿名の人物や身元不明の人物に使われる名前がそのまま主役の名前になっている。普段はジャーナリストとして犯罪を報じているが、この世界では加害者が罪に問われなかったり、不当な判決が下されたりすることもままあることを知っている。

 プレイヤーは警察無線の監視や内部告発者サービスなどジャーナリストとして使えるツールを駆使して犯罪者の身元や行動パターンを洗い出し、綿密な計画を立てて罪に見合った罰を思うさま下すことができる。ジャーナリストにして裁判官、そして処刑人として独自の世直しをしよう。

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(画像はSteam『Serial Hunter』より)
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(画像はSteam『Serial Hunter』より)

 経験値をためれば新たな武器やツールが手に入る。経験を積み、さらなる情報網とアイテムで効率的な世直しが楽しめるようになる。アイテムの使い方によっては、独創的な罰を与えることもできるだろう。

 例えば、孤独な老婆からものを盗んだ犯罪者は刑務所送りに値するだろうか。あるいは、腕をバールでたたき折り、「警告」だけにとどめるべきだろうか。プレイヤーはこの世界の良心であり、善意である。情けの人として温情で罪を悔いさせるか、犯罪を許さない断固とした態度で罪を償わせるか。すべてはプレイヤーの選択次第だ。

 ただし、選択は必ずプレイヤーへと帰ってくる。世間が認める罰を与え続ける限り、大衆は自称正義の味方を本当の正義の味方として扱ってくれる。度を超した正義の執行は、警察と敵対することになる。ヒーローと狂った犯罪者の間には、あまりにも薄い壁しかない。ただし、信じる正義のためにダークヒーローに徹するのもまたひとつの生き方といえるだろう。

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(画像はSteam『Serial Hunter』より)
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(画像はSteam『Serial Hunter』より)

 法に縛られない正義の味方とはどのような存在なのかが描かれる『Serial Hunter』はSteamにて発売予定。ゲームに興味がある方はウィッシュリストに登録して続報を待ってほしい。

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。

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