ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、第2弾となるPS5向けの大型システムソフトウェアアップデートを9月15日(水)に配信すると発表した。iOSとAndroid向けに配信中の「PS Remote Play」アプリでは、モバイルデータ通信でもアプリを利用可能とするアップデートを同日から配信予定だ。
また、9月24日(金)にはiOS、Android向けアプリ「PlayStation App」でPS5のシェアスクリーン画面を視聴可能とするアップデートも配信予定となっている。
【更新 2021/9/15 16:00】PlayStation Appの上記アップデートについて、SIEから訂正が伝えられたため変更しました。正しいアップデートの配信予定日は9月24日(金)です。
発表によると、今回のアップデートではテレビ内蔵スピーカーでの3Dオーディオ対応をはじめ、ユーザー体験(UX)に関するさまざまな改善が加えられる。さらに、適切な放熱構造と要件を備えたM.2 SSDでのストレージ拡張にも対応。PS5、PS4用のゲームやメディアアプリを本体ストレージとは別の場所へインストール・直接起動できるほか、本体ストレージと拡張USBストレージ、M.2 SSDストレージの間でゲームを自由に移動可能だという。
上記のほか、クラウドゲームサービス「PlayStation Now」におけるストリーミング解像度の選択メニューや通信接続テスト、PS5用ゲーム内での「自己ベスト」映像の自動キャプチャーなどの新たなソーシャル機能も追加される。
なお、PS4向けにもPS5のトロフィーをPS4のプロフィール画面やトロフィーリストで確認できる機能が配信されるほか、グループオーナーがメンバーを個別に削除せずともグループを解散できる変更もPS4とPS5の両方へ加えられるようだ。
本発表にあわせて、PlayStation Japanの公式YouTubeチャンネルではPS5にM.2 SSDを装着するための説明映像が公開されている。ストレージ拡張を検討している人はサポートページの情報とあわせてチェックしておくとよいだろう。