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半分がスナックで半分は虫のクリーチャーが住む島で冒険するゲーム『Bugsnax』がXbox Game PassとNintendo Switchで発売決定。大型アップデートも配信へ

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 シカゴのデベロッパー(開発元)のyoung Horsesは4月13日、アドベンチャーゲーム『Bugsnax』を海外時間の4月28日に、Xbox Game PassとNintendo Switchでリリースすると発表した。

 発売にあわせて、すでにリリースされているPS4、PS5、PC(Epic Gamesストア、Steam)への大型アップデート「The Isle of Bigsnax」も無料で配信する。

『Bugsnax』がXbox Game PassとNintendo Switchで発売決定01
(画像はSteam:Bugsnaxより)

 『Bugsnax』は半分スナックで半分虫の伝説的なクリーチャー「Bugsnax」を収集しながら物語を楽しめる、3Dアクションの要素を持ったアドベンチャーゲームだ。

 探検家のElizabert Megafigに招待された主人公は、Bugsnaxの故郷であるSnaktooth島を尋ねる。しかしながら招待したElizabert Megafigの姿はなく、島は荒れ果てていた。

 プレイヤーは手がかりを辿りながら島の住民たちと交流し、とても美味らしいBugsnaxの正体やElizabert Megafigの安否といった謎を解明し、島を本来の姿に戻すべく奮闘することとなる。

 本作のテーマソングは電気グルーブきゃりーぱみゅぱみゅなど、日本の音楽の影響を受けながら、インターネットで盛り上がりを見せるイングランドの3人組バンド「Kero Kero Bonito」が手掛けている。

 Kero Kero BonitoはDorian Electra100gecsといったアーティストとも楽曲を共作していることから、ハイパーポップと呼ばれるインターネット発のアブストラクトなポップスの潮流において、重要人物と言える。

 先駆的に日本のポップスの要素を取り入れ、実験的な楽曲を発表してきた彼らは、近年のハイパーポップが日本のポップスからの影響を受けていることを予感させる。ムーブメントが落ち着いてきたいま、あらためて注目する意義が高まっているだろう。

 4月28日に配信される大型アップデート「The Isle of Bigsnax」はジャングルがテーマの島に巨大なBugsnaxが登場し、新たなストーリーとクエストが楽しめるという。

 新コンテンツを遊ぶには、島の中心に位置するSnaxburgのサイドクエストをすべて終わらせる必要があり、黄色いボディに紫色の鼻が特徴的なキャラクター「Snorpy」に話しかければ開始することが可能だ。

 本作を手掛けるデベロッパーのyoung Horsesは『Bugsnax』のほか、タコの主人公がグニャグニャの肉体をどうにか使いこなし、人間の父親に扮するゲーム『オクトダッド』も手掛けており、海外の子供向けアニメの様な可愛らしいビジュアルと突飛な設定をゲームに落とし込む作風が印象的だ。

 興味がある読者は発売に備えてお菓子と虫がミックスした奇妙な生命体に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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