Amazon StudiosおよびFox Network Groupの元幹部としてドラマ『ザ・ボーイズ』や『ウォーキング・デッド』、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』の制作に携わったSharon Tal Yguado氏が新規のゲームスタジオ「Astrid Entertainment」を創設したとDeadlineやPolygonなどの海外メディアが報じている。
Sharon Tal Yguado氏は13年間Fox Network Groupにて活躍し、2017年にAmazon Studiosの新たなエンターテイメント部門の幹部に就任。数々の番組の選定、開発、プロデュースを行ってきた人物だ。
前述のとおり『ザ・ボーイズ』や『ウォーキング・デッド』、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』などの人気作に携わりっており、なかでも企画段階で『ザ・ボーイズ』を選定していることや、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』で製作総指揮を担当していることから同氏の手腕が伺える。
Deadlineの報道によると同社はNetEase Games、Stardom、Tower 26 などの投資家グループから投資を受けている。
また、同社初のマルチプレイヤーゲームを開発しており、少人数のチームで世界を探索する直線的でないストーリーの作品となる。また、MMOではないものの、ゲームプレイ中にはパーティメンバー以外の存在と出会う要素も設けられるという。
ゲームの詳細はいまだ不明だが、各投資グループの投資は7桁代の金額であり、大規模なプロジェクトに期待できそうだ。一方、Astrid Entertainmentは現在スタッフを募集している段階にある。
興味がある読者は、ひとまずSharon Tal Yguado氏のTwitterアカウントにて今後の動向を伺おう。